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「3ム」 ~ムリ/ムダ/ムラ。カイゼン

ムリ/ムダ/ムラ の「3ム」・・(注意)ヒトモノカネの3Mとは別物

更新日: 2016年11月18日

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mamekotoさん

「3ム」 とは

3ム (さんむ)

企業の経営効率や生産効率を上げるための行動基準であり、それらには、ムリ、ムダ、ムラを省いて目的を達成するための最適な手段を見つけることである。これらは各企業管理の現場における伝統的な思考であり、三無主義とも言われている。

ムリ……目的に対して手段が小さい(少ない)状態
ムダ……目的に対して手段が大きい(多い)状態
ムラ……ムリ、ムダが混在している状態

「ムリ」「ムダ」「ムラ」とは

ムダ

・現状の能力で十分こなせる作業量でありながらこなせていない状態。


ムリ

・従業員の人件費や設備投資など持っている能力以上のことが求められ、付加がかかっている状態。


ムラ

・処理能力に偏りがあり、生産にバラツキがある状態。

3ムとは、
「ムダ」、「ムラ」、「ムリ」の頭のムの字をとって三ム。

ダラリの法則とは、
「ムダ」、「ムラ」、「ムリ」の後ろの字をとってダラリです。

意味は両方とも同じ、ムダ・ムラ・ムリをなくして、効率・品質・安全を改善しようということです。


ムダ
作業の目的に対して、必要のない動き、ものなどをいう。

ムラ
作業のやり方が、人によって異なったり、同じ人でも時刻によって異なったり、かかる時間が異なったり、品質のばらついたりすること。

ムリ
作業の目的に対して、効率の悪い方法で行うことで、特に安全や衛生面でもよくない。

ムダ

文字通り不要な物です。顧客要望や安全上必要なものを除くと付加価値を産まないものが該当します。
ムダな在庫、ムダな工程、ムダな人件費、ムダな手直し等さまざまなムダがありコストを圧迫しています。


ムラ

ばらつきがある状態です。品質のムラ、接客のムラ、味のムラ、生産のムラ等さまざまなムラが存在します。
品質にムラがあれば歩留りが落ち顧客苦情やクレームに繋がる場合もあります。

納期にムラがあればムダな在庫を抱えたり顧客の信頼低下にも繋がり受注が減る場合もあります。製造時間にムラがあれば生産計画の精度が落ちさまざまなムダが生まれます。品質管理で最も重要なのがこのムラの抑制です。


ムリ

到底出来ない事を目標に据えたり、事故に繋がる業務を強いたりする事です。
ムリな納期、ムリな作業姿勢、ムリな生産計画。サービスの提供に無理があると顧客苦情に繋がります。
ムリな作業や残業を強いて人命にかかわる事故が起きたら操業停止に追い込まれかねません。

対処

ムラ

業務のムラとは、業務の質や基準が不安定で、ばらつきがある状態の事です。品質にムラがあると歩留まりが低下してクレームに発展する恐れがありますし、納期にムラがあると顧客からの信頼が低下したり、ムダな在庫を抱えたりしてしまいます。業務のムラは、その後の生産計画の精度を低下させて様々なムダへと繋がっていくため、ムラを省く事は品質管理を行う上で最も重要な課題だと言えるでしょう。


ムリ

業務のムリとは、ムリな納期やムリな生産計画、ムリな作業フローなど、達成出来ないであろう事を目標にしたり、事故に繋がりそうな業務を強いたりする事です。このようなムリな計画は必ずシワ寄せが来ますし、従業員のモチベーション低下も招きかねません。

では順番にどういった対処法があるのか見ていきましょう。

◆ムリ
生産負荷に対して生産能力が追い付かないのはなぜか?
→生産工程にムダがあるのではないか?
今やっている方法が最善ではないと考えることで、改善策を見出していきます。

◆ムダ
生産負荷に対して余剰な生産能力が発生するのはなぜか?
→前工程の生産にムリがあり後工程に送る作業量が不足しているのではないか?
現状の負荷に対して余剰となる部分の運用方法を考える。

◆ムラ
工程により生産負荷に過不足が発生しているのはなぜか?
→ムダ取りが十分であるか?リソースは適正に配分されているか?
作業負荷の配分を改めることで最適な作業負荷へと改善していきます。

動画解説

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