当初は「それはデントンからやってきた」という、SF映画のパロディのような仮タイトルがついていた。そう、この物語にはB級SFホラー映画からの引用、セクシュアルなジョーク、そしてロックンロールがこれでもかとつまっているのだ。仕事を干されて暇だった彼が曲作りを始め、その1曲目「SF映画/2本立て」を演出家ジム・シャーマンに聴かせると、ジムは感動し、舞台化を即決する。プロデューサーを口説き、63席の小劇場ロイヤル・コートのスケジュールをおさえた。物語の顔であるトランスヴェスタイトのフランクンには、リチャードとジムの共通の知人、ティム・カリーが選ばれた。そしてリハーサルの最終段階で、タイトルが「ロッキー・ホラー・ショー」に決定した。1973年6月、初演の幕が開くと、ティムの強烈ながら魅力的な存在感と、ロックンロールに彩られた、毒々しく官能的で魅力的なステージが観客たちの度肝を抜いた。

出典【コラム】最高のロック・ミュージカル!「ロッキー・ホラー・ショー」 | NOAHBOOK

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キング・オブ・カルト映画!! 「ロッキー・ホラー・ショー」の魅力

「ロッキー・ホラー・ショー」…■監督ジム・シャーマン■原作リチャード・オブライエン ■出演ティム・カリー バリー・ボストウィックスーザン・サランドン リチャード・オブライエンジョナサン・アダムス ミート・ローフチャールズ・グレイ パトリシア・クイン

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