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この記事は私がまとめました

kangaetaさん

先に誤解のないように説明しておきますが、私は面貸しについては推進派です。ただ解決すべき諸問題が残っていると考えています。

ミラーレンタル(面貸し)とは

美容所が、フリーランスの美容師に場所と施術に必要な施設を提供して、対価を得るという運営形態。フリーランスの美容師は、個人事業主として、面貸しする美容所と業務委託契約を結んで、働いているという形になる。

大きく分けて2タイプ。時間貸し制と歩合制

時間貸し制は、サロンを使用した時間の場所代を美容室に支払うというもの。歩合制は、売上に応じた一定の割合を美容師に支払うというもの。

時間貸し制・・・・レンタルスペース
歩合制・・・・・・業務委託
と契約内容が大きく異なっており、法的責任等からもきちんと考えるべきである。

◆問題1.適切な手続きを行えていない

美容師法
(美容所の位置等の届出)
第一一条 美容所を開設しようとする者は、厚生労働省令の定めるところにより、美容所の位置、構造設備、第十二条の三第一項に規定する管理美容師その他の従業者の氏名その他必要な事項をあらかじめ都道府県知事に届け出なければならない。
2 美容所の開設者は、前項の規定による届出事項に変更を生じたとき、又はその美容所を廃止したときは、すみやかに都道府県知事に届け出なければならない。

届出事項には、従事する美容師の名簿や健康診断書も含まれており、”必ず”提出を行わなければならず、フリーランスを受け入れる際は、それなりに面倒な諸手続きが必要となります。そのため「好きなときに、好きな場所」のように短期間のレンタルなどはありえないはずです。
しかし現状この法を無視する違法サロンは後を絶ちません。

◆問題2.賠償問題

多くの面がしサロンが目をそらしているのが、この賠償責任でしょう。
結論を言えば、フリーランスの起こした賠償責任はフリーランスが被ることにはなります。
ただし、それをきちんと回収できるかどうか、トラブルによる信用低下は別問題です。
仮にフリーランス美容師に賠償責任が生じそれを賄いきれない場合、受け入れ店舗側の責が問われるのは火を見るより明らかである。

なお既存の損害保険でカバーできるか保険会社に聞いてみたが
「保険契約の第一条では、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することに被る損害に対して、保険金を支払うとなっています。レンタルスペース使用者の損害責任は保証いたしません。またスペース提供により損害責任を問われたとしても、当保険の対象外業務と判断されると思います。業務委託の場合は損害賠償責任は問われ可能性がありますが、(貴方が)委託請負者に対して損害賠償請求が可能ですので、相殺と判断されると思います。」
ということで、保険会社では保証してくれないそうです。

ですので、ミラーレンタル(面貸し)として美容師を受け入れる場合、フリーランス美容師が必ず損害賠償保険に加入しているかの確認をする必要があります。

1時間3000円くらいのマッサージ店は、その多くが従業員は業務委託のお店です(面がしマッサージ店)。そのためお店としての損害賠償保険は加入することができず(正確に言えば加入しても保障されない)、業務請負者が個別で損害賠償保険に加入するようになっています。

◆問題3.賃金の未払い請求

この手の業務委託でありがちなトラブルが「実質労働契約なのに業務委託にされていた。労働契約だから、これまでの不足の賃金および残業代の未払いを払え」というもの。簡単に数百万円の請求がされますし、非常に不利な状況になりやすいです。このトラブルは本当に多いです。面がしサロンが増えるにつれて、目に見えて問題化するでしょうね。

これを避けるためには、労働契約として見なされないような業務委託契約を結ぶ必要があります。

・業務内容に対する自由性がある。
・就業規定や服務規定などを設けない。
・労働日数や時間を縛らない。
・使用道具や材料を縛らない。
・材料費等は業務請負者が負担。

などの通常雇用者とは異なる契約内容にする必要があります。詳しくは「使用従属性」などで検索をしてください。労働日数・時間の指定や材料費サロン負担は、使用従属性が認められる要因になりますので非常にリスクが高いです。

しかし、材料の自由などをすると次は在庫管理の問題がでてきます。
この辺りの解決は難しいでしょう。

◆問題4.人間関係や契約格差

面白い話だなぁと思ったのが、オーナー+従業員の数名の美容室でフリーランス美容師を業務委託として受け入れた時、従業員から不満が上がった話だ。
従業員は、なぜ外部の方が報酬がいいのか!身内(従業員)の方を大切にしろ!と業務委託より高い還元を求めてきたそうだ。

ある程度経営的知識がある人間なら分かるのだか、
業務委託は、教育費がかからない、消費税の仕入控除ができる、簡易で契約解除が可能、
などの契約側に様々なメリットがある。
つまりそのコスト減分 直接還元率が高くなる。

しかし、多くの美容師はその知識が乏しい。こうしたトラブルも発生するという訳だ。

◆問題5.サービスレベル

◆問題6.又貸し

レンタルスペース型の場合、又貸しとみられて賃貸借契約違反になってしまうんじゃないかというもの。
詳しい法律知識が必要なため、確認中

◆問題7.管理コスト

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