SNSや自動化は良くない?集中力にまつわる話がちょっと怖い
SNSや自動化って便利ですが、集中力という点から見ると決して良いものではないようです。でもやめられないので、普段の考え方を変える必要もあるようです。
更新日: 2016年11月25日
SNSや自動化って便利ですが、集中力という点から見ると決して良いものではないようです。でもやめられないので、普段の考え方を変える必要もあるようです。
更新日: 2016年11月25日
集中力
学業や仕事やスポーツなどのあらゆる場面で集中力は重要な要素となっており、集中力の有無が成否を左右するという事が多々ある。
集中力というのはアウトプットに直結します。集中して短時間にこなせれば余裕ができて、ミスを減らせる。また限られた時間でやるにあたっては、締め切りに間に合わせることができる。
人間の脳は基本的に集中力を45分以上持続させることが出来ないように作られています。
人間の集中力は15分毎にピークとなる波があり、その波は3回繰り返すと弱くなっていきます。
その重要で貴重な「集中力」ですが、現代社会のハイテク化によってさらに弱くなってしまうらしい
・SNSが集中力を低下させる?
全くやっていない人のほうが、現代では珍しいかも。
米ジョージタウン大学のカル・ニューポート准教授が、仕事のキャリアのためにはSNSは辞めるべきだとの見解を表している。
「SNSは無害なのだから、利用してもいいのではないか?」という意見に対して、「SNSは集中力を低下させるから無害とは言えない」と反論している。
SNSには依存性がある。
少しでも退屈だと思うと、脳が SNS の手軽な刺激を求めてしまう。一度この癖が身についてしまうと、脳が1つのことに長く集中できないようになってしまう。
「ユーザーが依存するように設計されている SNS は、その人が持つ集中力を弱めてしまう。少しでも退屈だと思うと、脳が SNS の手軽な刺激を求めてしまうからだ。一度この癖が身についてしまうと、脳が1つのことに長く集中できないようになってしまう」(下記記事より)。私もヤバいな。
・世の中の自動化も集中力を弱め、逆にパニックを起こすことも?
出典nge.jp
最近では、クルマも自動運転するようになってきましたね。
自動化がより日常的なものになると、人間の集中力が低くなる危険性がある。
脳の集中力とは、広い範囲に拡散することもできれば狭いポイントに焦点を絞ることもできる、スポットライトのようなものだ。
人間の代わりに注意を払ってくれるコンピューターや自動操縦のようなシステムを使うと、脳は集中力のスポットライトの光量を絞り、焦点は揺れ動くようになる。
常に周りを監視する必要がなくなるそうです。
自動化された環境の中で脳はリラックスしている。だからこそ緊急時にはストレスが急激に高まり「コグニティヴ・トンネリング(cognitive tunneling)」の状態になる。
コグニティヴ・トンネリングは「トンネル・ビジョン(tunnel vision)」とも呼ばれます。
コグニティヴ・トンネリングとは、慣れた行動のときに不意を突かれるとパニックになるということ。
コグニティヴ・トンネリングの状態になると、人は目の前の事柄に過度に集中し、その作業にとらわれてしまう。
一つのことばかりに集中しすぎて、冷静な判断ができなくなるということです。
この「緊急時におけるトンネル・ビジョン問題」は、航空機においてもう40年以上も前から指摘されていました。
1972年12月、イースタン航空401便は、たった1個の警告ランプの問題解決に全コックピットクルーが集中してしまったが故に墜落し、103名が死亡する大惨事となりました。
事故機は高度に自動化された機体だったようです。
自動化を簡単に捨てることはできませんよ…
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