
小池氏 安定の【横文字】で論破
東京都の小池百合子都知事は2日午後、都庁で定例会見を開いた。記者からボート会場
東京都の小池百合子都知事は2日午後、都庁で開かれた定例会見で、記者からボート会場など五輪施設見直し
2020五輪 ボート会場などの施設問題について
記者:大山鳴動にして鼠一匹 発言
東京都の小池百合子都知事は2日午後、都庁で開かれた定例会見で、記者からボート会場など五輪施設見直しを打ち上げたものの別の施設は活用できなかったことを「大山鳴動して鼠一匹(事前に騒いだものの、結果が小さいことの意)」と表現されたことについて「それは失礼じゃないか」と語気を強めるシーンがあった。
小池氏:失礼では? いかに“サステイナブル”であるかを追求した。
「(五輪が)いかにサステイナブルであるべきかを追求した。お金の金額で言うならば、2000億円削ったという方もおられますが、そこから更に削っている。その分を見過ごしておられたということではないでしょうか。このままいきますと豊洲でありませんけれども、どんどんどんどん膨らんでいたと思います」
小池氏:“鼠どころか、大きな黒い頭の鼠がいっぱいいるのがここで分かった” と皮肉る場面も
「誰が歯止めをかけるのでしょうか。IOCでしょうか組織委でしょうか。結局は都民の皆さんに費用がかかってくるということで、私であれ誰であれ、都に責任がある者はそのことをしなければならなかったのではないでしょうか。…鼠どころか、大きな黒い頭の鼠がいっぱいいるのがここで分かったじゃないですか。入札の方式はどうなんでしょうか。そういうことを見なければならないのではないでしょうか。…これから頭の黒い鼠をどんどん探していきたいと考えております」などと続けた。
*今回出てきた語句のおさらい*
大山鳴動にして鼠一匹 とは
【注釈】大きい山が音を響かせて揺れ動くので、大噴火でも起こるのかと思っていると、小さな鼠が一匹出てきただけだったという意味から。
古代ローマの詩人ホラティウスの言葉から出た西洋のことわざ。
サステイナブル とは
持続可能であるさま。特に、地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発などについていう。
*これまで出てきた小池氏の“横文字”おさらい*
◆都民ファースト
都民を第一(ファースト)に考えること。小池都知事の理念。
◆ホイッスル・ブロワー
「ホイッスルブロワー」とは警笛を吹く人で、とくに組織の不正を告発する内部通報者という意味に用いられる。
◆ダイバーシティ
「多様性」などの意味を持つ英語。綴りは「diversity」。労働における「人材の多様さ」の概念などとして用いられる場合がある。
(あくまでも、お台場にあるダイバーシティではない)
◆フィンテック
「フィンテック(Fintech)」とは、金融を意味する「ファイナンス(Finance)」と、技術を意味する「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語である。
◆ワイズスペンディング
「賢い支出」という意味の英語。経済学者のケインズの言葉。不況対策として財政支出を行う際は、将来的に利益・利便性を生み出すことが見込まれる事業・分野に対して選択的に行うことが望ましい、という意味で用いられる。
◆スプリングボード
1 体操の跳馬などの踏み切り板。
2 水泳の飛び込み競技の飛び板。
3 ある行動を起こすきっかけとなるもの。契機。「留学を―として新しい人生に踏み出す」
センスは微妙? まだまだ出る予感 小池流 横文字ワールド
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