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【閲覧注意】鬼畜系・エログロ・怪奇・特殊漫画家まとめ

蛭子能収・根本敬・山野一・氏賀Y太・卯月妙子・早見純・佐伯俊男・華倫変・丸尾末広・花輪和一・駕籠真太郎・日野日出志・御茶漬海苔・呪みちる・山田花子・ねこぢる・オイスター・カワディMAX・知るかバカうどん…漫画界の極北に位置する孤高の特殊漫画家をまとめました。

更新日: 2017年06月28日

dougasetumeiさん

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鬼畜系とは、鬼畜・電波系ライターの村崎百郎が1990年代後半から世紀末にかけて築きあげた悪趣味の概念。現在では成人漫画などにおける反社会的・反倫理的行為、ないし残酷描写が含まれる作品、またその作風を指す言葉として用いられている。

山野一(やまのはじめ)

1961年福岡県生まれ。立教大学文学部卒。

1983年漫画家デビュー。キチ○イや障害者、貧困、差別、電波などを題材にした作風を得意とするガロ出身の作家。

ねこぢるの夫でもあり、彼女の生前はアシスタントとしてサポート、死後は「ねこぢるy」というペンネームでその作品を受け継いだ。

世界の暗黒面を執拗に描いた漫画家。
貧困・暴力・差別・病・老い・死等々、
ありとあらゆる種類の絶望が集められている。

登場人物たちはさしたる理由もなく困難な状況に直面することを余儀なくされ、脱出のための主体的努力は一切報われることなく、残虐な運命に押し潰されてゆく。

そんな筋書きなのに、随所にテンションの高い笑いが散りばめられていて、悲壮感や湿っぽさは一切ない。

「世界とはこういうもの。これが当たり前なんだよ」と言いたい風でもあり、それが作品の攻撃性をさらに増しているように感じられる。

世間一般に漠然とあるタブーを陵辱し破壊する。
再生はなく救いもない。笑っちゃ駄目だとわかっても笑ってしまう。それでいて読後には一種の爽快感がわきスカっとする。自分にとっては解毒作用が働くようだ。

平々凡々に生きている主人公・たけしはある日暴走族に襲われる。その日、家に帰ってみれば、母親は大けがをして救急車で運ばれるところだっだ。

燃やしていたゴミの中にあったスプレー缶が爆発してしまったのだ。以降、これでもかこれでもかというくらい不幸がたけしを襲う。

たけしは大乗仏教的とさえ思える「不幸の無間地獄」へと堕ちていくのだった……。

人間堕ちるところまで堕ちるシナリオを用意されたら、本当にどこまでも転落していくことが出来るのである。そして一度、不幸の連鎖という火蓋を切ると、もう自分の力では抜け出せなくなる。そんな一人の人間の弱さを、この漫画は描いているのである。

人生に絶望してる人は読まないで下さい。
人生に希望を抱いている人も読まないで下さい。

私が初めてこの漫画を手にとったのは、
高3の冬、社会に出る3ヶ月前でした。
トラウマになりました。

私は今、45歳で無職、独身です。
でも本棚にこの文庫がおさまっています。

──それにしても山野さんの漫画を読んでて感じるのは、なんでこんなこと思いつくのかなってことなんです。どうしていつもリアリティがあるくせに突飛なアイデアを思いつくんでしょう。

山野「それはわかんないですね」

──思いつこうと努力しているんですか。
山野 それはないですね。ただ、とことん抑圧されている人たちの姿を想像すれば……。

──四丁目の夕日に「世の中には奉仕する者とされる者との二種類の人間がいて、それは地下鉄の駅の様に明確に区切られている」というセリフがありましたが。

山野「惨めな境遇にある者が、幸福になるなんて絶対に許せないですよね。正しくないですよ。僕は正しい漫画を描いているのにな。理不尽な差別を受けて、皆から嫌われ蔑まれている者が爽やかな幸福を手に入れるなんて誰も納得しませんよ」

──でも山野さんの作品は全く世の中を拒絶しているわけではありませんよね。確かにマイノリティの感性は顕在してますが決して理解不能なところまでぶっ飛んではいない。

山野「やっぱりこれで食ってる訳ですから普通の人の事を考えるんですよ。それで普通の人が読んでわかる日本語で書いて普通の人が見てわかる絵で描こうというのは最低考えますね。そうやってなんとか社会の末端のほうで生きさせてもらってるんです」

シャブ中のオッサンが薬やりすぎてダムに毒をまいたり、梅毒の母娘に襲われる公務員など、個人的には「チャクラが開く!」と思う作品ばかり。深い業を背負った女の一生を描いた「どぶさらい劇場」も超お勧め。

僕は山野一さんの漫画が好きで、それは何故かと言えば、そこに「どん底」が描かれてるからです。
登場人物たちのあまりの不幸っぷりに自分の境遇との比較の中で「癒し」を発見出来るからではないかと思うのです。

山野一の一番好感を持てる部分というのは、刃でメッタ切りした相手を尚も機関銃でハチの巣にしてしまうような、殺る時は容赦しません、徹底的にやりますよ、とでもいうような彼の作家的態度だ。

出典青林堂版『四丁目の夕日』根本敬の解説

以下の話が収録されています。

カリ・ユガ(全7話)
脳梅三代
むしゃむしゃむソーセージ
工員
さるのあな
走れタキシェ
花嫁の花園

Closed Magic Circle
SCHIZOID-ZONE
水産
火星法経会
ラヤニール
パンゲア
ムルガン

…以上です。

本棚から親が手に取らないか心配な漫画。感想を書くのも憚れる不謹慎すぎる笑いと妙なカタルシスがヤバイです。

序盤は、貧乏、白痴、奇形といったものを扱っていて、それはこの世の物質面に根ざしたものだ。その暗いトンネルを抜けると薬物、錯乱の精神面へと到達する。ここではもう、段階を追う事なく直接的に人を高みまで連れて行ってくれる。この本は劇薬である。

とにかくヤバい。なにがヤバいとかではない。
最初から最後までエログロナンセンス。
電波系というかシュールというか…
薬物塗れ、糞尿塗れ、血塗れ、この世のタブーを徹底的に詰め込み、見る者を奈落の底へ突き落す。正義の欠片もない残酷非道な短編集。

つまりは最高。いや、あえて褒めるならば最低。史上最低の漫画に違いない。ボロボロに貶していると思うなら、それは間違いだ。俺は心から絶賛する。むしろ溢れんばかりの才能に嫉妬している。

さすが、故ねこぢる先生の夫。頭の壊れ具合が違う。駕籠真太郎先生、丸尾末広先生、氏賀Y太先生、市場大介先生とも違う。今申し上げた先生方は、自分の書きたいものがハッキリしている。

しかし、山野一先生の作品は、何の感情も見いだせない。何がしたいのか理解できない。常人には決して理解の出来ない破壊と混沌が脳髄を蝕む。やっちゃダメな事、見ちゃダメな事ってどうしてこんなに美しいんだろうか。

早見純(はやみじゅん)

出典vobo.jp

1978年『週刊少年サンデー』の新人賞佳作に入選。同期の漫画家に同じ新人賞でデビューした高橋留美子がいる。

その後、5年間作品を発表せず、
1983年に現在の早見純スタイルで再デビュー。

生年月日、前科など、プロフィールは一切不詳。
謎多き鬼畜天才作家である。

エロ漫画界の極北、バイオレンスな描写のエロ漫画家。

宮崎勤、ストーカー、SM監禁、のぞき魔、リストカット、窒息レイプ、ひきこもり、バラバラ事件…現在起こるありとあらゆる異常犯罪を予言していたとも思える作品を20年以上も前に発表し、一部の変態マニアに圧倒的支持を得たマンガ家=早見純。

──早見さんの作品って、現実にそういうことが起こったりしてるから、それに対して異議を唱えてるって部分もあるんじゃないかと思うんですけど。だって早見さん、モラリストじゃないですか。

早見「はい。僕ほどモラルのある作品を描いているマンガ家はいないでしょう」

──だ…だって実行には移さないわけでしょう?

早見「ええ。半分しか…。体験したことを描く方が楽なんですよね。あ、でもウンコは食べません」

──そういう問題じゃな…くて……。

早見「人間はただの肉塊である、みたいなことを見せられると安心するんです。どんなに美しい少女でも、飾りが全然なくなっちゃうみたいな。そこが好きなだけです」

出典青林工藝舎『アックス』VOL.26 「特集 暗黒大陸早見純」

早見純先生は「史上最悪にエロくてグロテスクで変態的」と評される漫画家です。その作風はエロ漫画の枠を完全に逸脱しています。

氏賀Y太先生などのスプラッタ的なグロテスクさと一線を画く、精神的なグロテスクさや嫌悪感を沸々と沸かせてくれます。

早見純作品には、大抵の人が眉をひそめる。当然である。大抵の人が生理的に受け付けない。当然である。

しかし、だからと言って社会から抹殺しようとか、袋だたきにしようとかいう気持ちが起こる人がいたとしたら集団ヒステリーを形成する異常心理の持ち主である可能性が高い。皆さんも一度早見作品を読んでセルフチェックしてはいかがかな。

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