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ついに名人vs将棋ソフトが実現へ! 佐藤天彦名人が新叡王へ!!

2016年12月11日、第2期叡王戦決勝三番勝負第2局が行われ、佐藤天彦九段(名人)が2勝目をあげ新叡王に決まりました。このことにより、来春行われる電王戦で名人vs最強将棋ソフト『ポナンザ』との対局が決まりました。

更新日: 2016年12月11日

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◆第2期叡王戦は佐藤天彦九段の勝利!!

将棋のプロ棋士とコンピューターソフトが戦う第2期電王戦への出場者を決める第2期叡王戦決勝3番勝負の第2局は11日、東京都内で指され、佐藤天彦名人(28)が千田翔太五段(22)を破り、2連勝で初優勝を飾った。

第2期叡王戦の優勝者は佐藤天彦九段!!※
※段位戦のため称号ではなく段位で記載しました。

若き名人、佐藤天彦が貫録を見せつける2連勝で千田五段を破り「叡王」のタイトルを獲得。 これで来春に人類代表として佐藤名人がコンピュータと対局することとなった。 #叡王戦

◆佐藤天彦新叡王とは?

生年月日:1988年1月16日
出身地:福岡県福岡市

※今年度の成績は(12月11日現在)、27勝8敗で勝率は77%を超えている。

将棋の第74期名人戦七番勝負の第5局が5月30、31日の両日、山形県天童市で指され、後手の挑戦者、佐藤天彦八段(28)が100手で羽生善治名人(45)を下し、対戦成績4勝1敗で初めての名人位を獲得した。

佐藤天彦新叡王は、今年の5月に将棋界最高のタイトルの1つである名人を獲得しています。

◆史上初!名人vs将棋ソフトの対局が実現へ!!

これまで将棋電王戦は、タイトル保持者との対局はありません。

まだ将棋ソフトが今ほど強くなかった時代(2007年)に、渡辺竜王とBonanza(名前は似ていますがポナンザではありません)が対局したことはありましたが、名人との将棋ソフトとの対局は初めてとなります。
また、電王戦が始まって以来、現役タイトルホルダーと将棋ソフトの対局が実現されることも初めてです。

千田翔太五段羽が投了。佐藤天彦九段が叡王位を獲得!第2期電王戦でPONANZAとの対決へ!ついに電王戦に現役タイトルフォルダーが登場ですねw/第2期叡王戦 決勝三番勝負 第2局 佐藤天彦九段 vs 千田翔太五段 eiou.jp

◆名人が将棋ソフトと対決する意味

将棋における名人(めいじん)は将棋界の最高権威者とされる称号

賞金額は竜王戦の方が高いですが、名人には歴史と伝統があり他のタイトルとは別格として扱われます。

名人の最初は織田信長が任命した一世本因坊本因坊算砂(日海)と言われる。算砂はのちに徳川幕府の初代囲碁将棋統括最高位である連絡係に命じられたという。

名人は戦国時代(遅くても江戸時代の初期)から継承され、将棋界で最も格式のある称号となっています。
このような歴史と格式のある名人と、現在技術の象徴であるコンピューター将棋ソフトが電王戦で戦うこととなります。

名人とポナンザの対局なんてまさにとびっきりの最強対最強やん。

とびっきりですね!

◆名人になることはとても難しい?

名人位は歴史と格式だけではなく、獲得することもとても難しいことで有名です。

名人戦の予選は順位戦と呼ばれ、A級順位戦の優勝者が挑戦者となる。名人と挑戦者が名人戦七番勝負を戦う。

名人の挑戦者になるには、順位戦というリーグ戦を勝ち抜かなければなりません。
これが、とても大変なのです。

A級・B級1組・B級2組・C級1組・C級2組の5つのクラスからなり、A級の優勝者が名人戦の挑戦者となる。

順位戦は、A級からC級2組まで5つのリーグから成っており、プロになりたて棋士は基本的にC級2組に入ることになります。(C級2組より上のクラスでプロ入りすることはない)

原則として、B級2組とC級1組では成績上位の2人が、C級2組では成績上位の3名が一つ上のクラスに昇級する。

順位戦で昇級するには、各リーグで好成績をあげなければなりません。
現在の順位戦各リーグの人数は、
A級:10人(内1人が名人挑戦)
B級1組:13人(内2人がA級に昇級)
B級2組:23人(内2人がB級1組に昇級)
C級1組:37人(内2人がB級2組に昇級)
C級2組:51人(内3人がC級1組に昇級)
となっており、51人中3人しか昇級できないC級2組を勝ち抜くことすら至難な技となっています。
その後も昇級は難しく、名人になることはとてつもなく難しいことなのです。

各クラスごとに、おおむね6月から翌年の3月までに亘ってリーグ戦を行い、その成績に応じて次期のクラスと順位が決まる。

順位戦は1年ごとに行われるため、どんなに好成績をあげてもプロ入りから名人になるまで5年はかかります。

第60期将棋名人戦(2002)で森内が当時の丸山名人から奪取して以来、森内(7期)・羽生(4期)の二人で名人を独占している。トータルの名人獲得は、二人とも同じで、7期。

2002年から2015年までは、羽生三冠と森内九段のどちらかが名人位に就いており、新しい名人は誕生しませんでした。

新名人の誕生は2002年の森内俊之名人(当時)以来14年ぶり。

佐藤天彦名人の名人誕生は14年ぶりであり、名人のタイトルを獲得する難しさを表しています。
このような名人とコンピューター将棋ソフトが戦うということは、画期的なことと言えるでしょう。

◆立ちはだかる最強将棋ソフト『ポナンザ』の実力は?

第26回世界コンピュータ将棋選手権は本日、決勝リーグ戦が行われ、ponanza(ポナンザ)が7戦全勝で前回選手権に続き2年連続の優勝をおさめました。

2016年5月、ポナンザは世界将棋コンピューター選手権を連覇。
同大会の連覇は15年ぶりになります。
これは、羽生三冠・森内九段に代わって佐藤天彦名人が誕生するまでの期間とほぼ同じです。

コンピューター将棋の熱きバトル「第4回将棋電王トーナメント」が行われました。大方の予想通り、昨年の覇者Ponanzaが強さを発揮して連覇。

11月には、電王戦の出場を決める将棋電王トーナメントでも連覇を果たしました。

Ponanzaは、2013年に初めてプロ棋士に“平手”で勝って以降、なんとプロ棋士相手に負けなしの5連勝中だ。

現在のところポナンザは、プロ棋士相手に負けなしの5連勝中(山崎隆之八段とは2回対局)となっており、誰もが認める最強のコンピューター将棋ソフトと言えます。

これだけ強い名人の将棋を見ても、ポナに勝てるイメージは微塵もない。

確かに現在の将棋ソフト、とりわけポナンザには人智を超えたものを感じますね。

◆佐藤天彦叡王誕生に対するネットの反応

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ニュースの鏡さん

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