1. まとめトップ

あの羽生善治に完勝した男!佐藤天彦名人が将棋ソフトと戦うことに

将棋の第2期叡王戦決勝三番勝負第2局が11日に行われ、佐藤天彦名人が第一局に続いて勝利をおさめました。これにより、佐藤名人は人類代表として最強将棋ソフトのPONANZAと戦うことが決定しました。現役の名人が将棋ソフトとの対局に臨むのは史上初のことです。

更新日: 2016年12月22日

2 お気に入り 7384 view
お気に入り追加

佐藤天彦名人(28)が人類代表としてAIと対戦することに

将棋の第2期叡王戦決勝三番勝負が行われ、千田翔太五段(22)を破り、2連勝で優勝しました。この結果により、来春に行われる電王戦で佐藤名人と将棋ソフトPONANZAが雌雄を決することになりました。

現役の名人が将棋ソフトと戦うのは史上初です。この重責を担うこととなった佐藤名人は、昨年度の名人戦で羽生三冠を4-1で降しました。その後はタイトル挑戦には至っていないものの、今現在に至るまで8割近い勝率を維持しており、叡王戦でも圧倒的な強さで千田五段を粉砕しました。将棋ファンからは現時点での最強棋士といっても過言ではないとの評も聞こえます。果たして佐藤名人とはどのような人物なのでしょうか。

将棋の第2期叡王戦決勝三番勝負第2局が11日に東京都内で行われ、佐藤天彦名人(28)が千田翔太五段(22)を破り、2連勝で優勝した。

佐藤名人は“人間代表”として、2017年春に将棋ソフト「PONANZA」と対戦する。

ついに「名人」が将棋ソフトと戦うことになるのだが…

出典ascii.jp

PONANZAはコンピューター将棋界では敵無しと評判の最強ソフトである

プロ棋士とコンピュータの対局は以前より「電王戦」として行なわれてきた。2016年春に開催された「第1期 電王戦」はその装いを新たにしたものだ。

大会を制した将棋ソフトと、2015年6月に新設された「叡王戦」を制したプロ棋士が、コンピュータと人間を代表して覇を競う

佐藤名人と対戦するPONANZAは4、5月の電王戦で前期叡王戦覇者の山崎隆之八段を破っており、最強の呼び声が高いソフト。

将棋界における「名人」とは?

404年の歴史のなかで名人の称号を手にした棋士はたったの26人である。名人とは特別な重みをもつ称号なのである。

将棋における名人(めいじん)は将棋界の最高権威者とされる称号であり、現在は名人戦の勝者を示す称号となっている

現代においてはプロ棋戦(タイトル戦)の1つである名人戦の勝者の棋士が推戴される称号であり、次期名人戦終了まで名乗ることができる

「全員が全員、名人になりたくて将棋指しになるんです。宇宙でいちばん格調高く権威がある将棋の位は、竜王戦の主催者たる読売新聞がなんといおうと、名人!それしかありえないのです」

退役銀座ホステス・藤島佑雪

名人のタイトルを狙うにはまず順位戦の最高峰であるA級順位戦で頂点に立つ必要がある。最短でもプロ入りから5年はかかる。そのシステム上、ニワカ名人は誕生しようがないのである。

名人戦で戦うには順位戦でA級まで昇級しなければいけないため、名人になるには棋士になってから最短でも5年かかる。

フリークラスを除いた棋士をA級からC級2組の5つの組に分けてリーグ戦を行います

A級同率首位の棋士が複数出た場合は同率の棋士全員によるプレーオフとなります。名人とA級優勝者が、例年4月から7月にかけて七番勝負を行います

その栄誉を20代の若さで手にしたのが佐藤天彦名人である

佐藤天彦(さとう・あまひこ)1988年1月16日、福岡市生まれ。28歳。中田功七段門下。5歳で将棋を始める。98年、棋士養成機関「奨励会」入会。2006年、四段(棋士)昇段。

28歳4か月での名人獲得は史上4番目の若さで、20代の名人誕生は2000年の丸山忠久八段以来16年ぶり

昨年、名人への挑戦者を決める順位戦で最上位のA級に昇級したばかりで、1期目で名人を奪取したのは谷川浩司九段(54)、羽生棋聖に続く3人目の快挙

「新入幕力士が横綱を倒して優勝したようなもの。えらいことだ」という将棋のある高段棋士の例えはわかりやすい

1612年に初代大橋宗桂が名人となってから、世襲制で13人。実力制のタイトル戦になってから12人が名人位に就いており、佐藤天彦は404年の歴史のなかで26人目の名人ということになる。

羽生四冠を破っての名人獲得は将棋界に大きな衝撃を与えた

ここ14年間は40代半ばの羽生善治三冠(6期)と森内俊之九段(8期)のいずれかが名人に在位していた。今回28歳の佐藤が羽生を破ったことは、世代交代を進める意味でも非常に価値の高い出来事だ

名人位を羽生世代以外の棋士に受け渡したというのは、ただの負けとして看過するにはあまりにも意味が重すぎる

「羽生さんが後輩に名人を取られることも初めてです。将棋史の大きな1ページに刻まれることは間違いない」

渡辺明竜王

「近年はそれほど驚くようなタイトル交代劇はなかったのですが、名人戦で羽生さんから奪取となれば、インパクトは凄いです」

渡辺明竜王

1 2





スポーツネタやガジェット、映画などが好きです。スポーツはメジャースポーツから地域限定のマイナースポーツまで何でも観ます。これはと思ったニュースや映画を紹介していきたいと思います。