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ハインリッヒの法則 ~事故を減らすために知っておこう

「1:29:300」1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するという

更新日: 2016年12月12日

mamekotoさん

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ハインリッヒの法則とは

ハインリッヒの法則というものをご存知でしょうか。この法則は、労働災害における経験則の1つであり、
 1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するという法則です。

ハインリッヒの法則(ハインリッヒのほうそく、Heinrich's law)は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。「ハインリッヒの災害トライアングル定理」または「傷害四角錐」とも呼ばれる。

ハインリッヒの、三角形(トライアングル)又は、四角錐(ピラミッド)とも呼ば れています。

アメリカの技師ハインリッヒが労働災害の事例の統計を分析した結果、発表した法則「1件の重大災害の裏には、29件のかすり傷程度の軽災害があり、その裏にはケガはないがひやっとした300件の体験がある。」というもの。

ハインリッヒの法則を応用

ハインリッヒの法則は、労災などの事故の防止だけでなく、ビジネスのさまざまな側面に応用されるようになってきています。例えば、クレーム管理。ある調査によると、企業にクレームを入れるのは不満を持った顧客のうちのわずか4%。1件のクレームの背景には24人の不満を持った顧客がおり、うち6人は深刻な問題を抱えているとのことでした。クレーム=事故、潜在的な不満=潜在的リスクと解釈すれば、この状態はハインリッヒの法則にそっくりです。

ハインリッヒの法則の例

「ハインリッヒの法則」の教訓

ハインリッヒの法則から学ぶべき教訓、それはズバリ「不注意・不安全な行動による些細なミス(=ヒヤリ・ハット)を予防することが、大事故を予防する上でとても重要である」ということ。

「あ〜危なかった...」のヒヤリ・ハットは、その後しばらくは注意するものの、時間が経つにつれて つい警戒を緩めがちになってしまいます。

そして、結局また同じミスを繰り返すこととなり、ミスが積もり積って、いずれは大事故へ。。。

アメリカの保険会社で管理・調査部門の監督補佐を務めていたハーバート・ウィリアム・ハインリック(Herbert William Heinrich, 慣例によりハインリッヒと表記されることが多い)による1931年の論文『産業事故の予防、そのある科学的着手』(Industrial Accident Prevention, a Scientific Approach)にて、顧客企業から保険会社に寄せられた数千件もの災害報告を分析して得られたものとして提唱された経験則の総称で、例えば以下のようなものがある。

●1:29:300 の法則(Heinrich's 1-29-300 ratios) - 別名「ハインリッヒの(災害)三角形」。後述
●88:10:2 の法則(Heinrich's 88-10-2 ratios) - 事故の(直接的・間接的)原因のうち88%が不安全行動(unsafe acts)、10%が不安全な機械的・身体的状態(unsafe mechanical/physical conditions)、残り2%が予防不可能(unpreventable)

リスクマネジメントにおいては、これらの潜在的リスクを「ハザード(間接的要因)」、直接の事故原因となってしまったリスク(このケースなら電源の切り忘れ)を「ペリル(直接原因)」、それによって生じた損害を「ロス(損失)」と呼びます。そして、ハザードの削減に努めることでロスの発生確率の低減を目指すのが、ハインリッヒの法則における原則。ハザードはある確率で必ず、ペリルやロスへとつながるからです。

動画解説

口コミ

ハインリッヒの法則。一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害、そして300件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったもののヒヤリとした、ハッとした事例)があるとされる。

【ハインリッヒの法則(ヒヤリ・ハット)】 1件の大事故の背景には、いくつもの小さな事故が起きており、またその背景にもいくつもの「ヒヤリ」とする出来事が起きているという法則。

1件の重大災害が発生する背景には、29件の軽傷事故と300件の「ヒヤリ」や「ハッ」とすることがある。(ハインリッヒの法則)

ハインリッヒの法則は社会生活において適用する際には非常に効果的な法則ですが、一方で日常生活にまでこの法則を適用しようものなら、「細かすぎる人」「慎重すぎる人」「予防線張りすぎの人」等時に人としての魅力にマイナス要素になる側面もあるので、あくまでも仕事の際に適用するのがお勧めです。

「ひとつの大きな事件(アクシデント)の背景には29件の軽いアクシデントがあり、その背景には300件の異常、不正(イレギュラリティ)が隠れている」これは犯罪予防でよく使われるハインリッヒの法則です。【原田隆史】

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