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daiba49さん

北方領土問題が解決できない理由
さらにこの話にはもっとひどい続きがあって、この極秘マニュアルによれば、そうした法的権利をアメリカが持っている以上、たとえば日本とロシア(当時ソ連)との外交交渉には、次のような大原則が存在するというのです。

○ だから北方領土の交渉をするときも、返還された島に米軍基地を置かないというような約束をしてはならない。*註1

こんな条件をロシアが呑むはずないことは、小学生でもわかるでしょう。

そしてこの極秘マニュアルにこうした具体的な記述があるということは、ほぼ間違いなく日米のあいだに、この問題について文書で合意した非公開議事録(事実上の密約)があることを意味しています。

したがって、現在の日米間の軍事的関係が根本的に変化しない限り、ロシアとの領土問題が解決する可能性は、じつはゼロ。ロシアとの平和条約が結ばれる可能性もまた、ゼロなのです。

たとえ日本の首相が何か大きな決断をし、担当部局が頑張って素晴らしい条約案をつくったとしても、最終的にはこの日米合意を根拠として、その案が外務省主流派の手で握り潰されてしまうことは確実です。

ウクライナ問題をめぐって日本がG7と一緒に経済制裁していることに対して、
〈日本はロシアへの制裁に加わった。制裁を受けたまま、
どうやって経済関係を高いレベルに発展させるのか(中略)



『北方領土に米軍が駐留する可能性はあるのか』と、何度なく聞いています。
これは、日米関係を見直さないと北方領土は渡さない、というロシア側のメッセージです。
北方領土に米軍が駐留することは、ロシアにとって死活問題。
彼らにとって北方領土は経済問題ではなく安保問題なのです。
日米安保が存在する限り、北方領土を渡すつもりがない。

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