1. まとめトップ

ハーマンモデル ~脳の機能を4象限で捉えて適性を考える

IBM、インテル、P&G、コカコーラ、キャンノン、マイクロソフトなどの有名企業でも導入

更新日: 2016年12月22日

mamekotoさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
12 お気に入り 10669 view
お気に入り追加

ハーマンモデルとは

ハーマンモデルとは・・・
「ハーマンモデル」とは、ノーベル賞科学者ロジャー・スペリーなどの最新の大脳生理学の研究成果をもとにGEの能力開発センター所長であったネッド・ハーマンが、ビジネス環境のために開発した、人の「利き脳」を知るための手法です。

人には利き腕(右利きか左利きか)があるように、脳も、どの部分をよく使う傾向にあるのか、人によって偏りが見られると言われています。その偏りが思考の癖として表れるというのが、ハーマンモデルの基本的な考え方です。

人間には「利き腕」や「利き目」があるように、私たちの脳にも“利き”があります。
その脳の利き(効き)が「効き脳(利き脳)」です。
効き脳(利き脳)の違いにより、思考特性(物事の捉え方や考え方)が人それぞれ異なり、表れる言動も異なります。

ハーマンモデル理論に基づいた「脳優勢度調査(HBDIR)」は、1人1人異なる4つの思考タイプ( 利き脳) の割合を数値化します。この調査による人の「利き脳(クセ)」は、思考の「得意・不得意」であり、「良い・悪い」ではなく、正しい自己理解により、自身の強みと個性を発揮した専門能力の向上や、不得意分野を補え合える他者と協働することで生産性の向上につながります。

利き脳とは…

脳のクセや得意の分野を表します。
4つの優越(4Dominance)で
思考の好みを出していくもので、
「好み」=「能力の高低」ではありません。

そして、
結果は、「優先度」であって、
性格や行動を特定するものではないそうです。

さらに、
このプロファイルは、
良い・悪い、正しい・間違っている、
というものではなく、
時間がたてば、変わってくるものだそうです。

ハーマンモデルの4つの象限とは

ハーマンモデルは、脳を右脳・左脳に分け、さらに、左右それぞれを大脳新皮質、辺縁皮質に分け、脳の機能を4象限に分けるのである。

左右大脳半球の働きを左はA、右はDに、辺縁系の働きを左はB、右はCと言うふうに、A,B,C,Dと4分野に割り振りました。

人の思考スタイルには以下の4つのタイプがあり、人はこの4つのタイプのバランスが異なる、というのがハーマンモデルです。
・A象限:分析する人(Analyze)…論理的思考、事実重視、数字の操作
・B象限:組織する人(Organize)…計画的思考、事実の体系化、詳細な検討
・C象限:人間関係を重視する人(Personalize)…対人関係、直感力、表現力
・D象限:視覚化する人(Strategize)…想像力豊か、大局思考、概念化

A象限が強い
事実に基づく、数量化が得意、明晰な分析、要点が明確、論理的、ださい、権力に飢えている
B象限が強い
不備がない、順を追って構成、まとまりがある、話がわかりやすい、自分でものを考えない
C象限が強い
感情的な問題を認識、共感を得られる経験談を良く話す、人助けを好む、すぐ同情する、神経過敏
D象限が強い
全体像を見ている、視覚に訴える、例え話が上手、夢追い人、常識外れ、空想、未熟

いかがでしょう?
何となく自分や自分の子供がどの象限に偏っていそうかイメージできましたか?

そして、それぞれのタイプの特技です。
-A象限:大脳新皮質/左脳 ⇒ 論理的、数量的分析が得意
-B象限:辺縁皮質/左脳 ⇒ 計画的、順序立てた実行が得意
-C象限:辺縁皮質/右脳 ⇒ 感覚的、他人の感情を汲み取ることが得意
-D象限:大脳新皮質/右脳 ⇒ 革新的、新しいものを生み出すことが得意

1つに突出したタイプの適性から適職例をあげれば次のようになる。

1)Aタイプ:エンジニア、化学者、財務、保険数理士、
2)Bタイプ:工場設備オペレータ、銀行窓口業務、記録係、経理、スーパーバイザー、
3)Cタイプ:ソーシャルワーカー、外国語教授、小学校の教員、看護師、
4)Dタイプ:芸術家、起業家、戦略、グラフィックデザイナー 

2つ以上のタイプを持っている場合は、それぞれのタイプの適職が向いていることになる。

◆右脳と左脳の特徴
右脳・・・直観によって解決策を見出す。瞬間的・直感的・視覚的・合成的・感情的

左脳・・・理性的な思考の機能。論理的・分析的・数量的・観念的

◆大脳新皮質と辺縁系の特徴
大脳新皮質・・・脳の上層部にあり、事実を認識し、理知的な思考を司る。

辺縁系・・・大脳新皮質の内側にあり、短期の記憶を長期的記憶に変換する機能や学習機能に関わっている。

ハーマンモデル診断

ハーマンモデルでは、まず120問から成るアンケート調査を実施。その回答結果から人材を「問題解決能力が高い(論理的、分析的、事実重視、数量的)」「管理能力が高い(系統だった、順序だった、計画的、詳細な)」「チームワーク力が高い(対人的、感じに基づく、運動感覚性の、感情的)」「創造力が高い(全体的、直感的、統合的、合成的)」の4タイプに分類する。

導入した企業

このハーマンモデルを活用して多くの企業がコミュニケーションマネジメントや・組織改革・チームワークビルディングなどに効果を出しています。
全世界の200万人以上の人がこの分析を受け、自己変革へのきっかけ作りをしています。IBM、インテル、P&G、コカコーラ、キャンノン、マイクロソフトなどの有名企業でも導入されており、全米で50以上の博士論文により、その有効性が支持されています。

1 2





このまとめに参加する