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GROWモデル ~目標を達成するために何を考えるか

ビジネスコーチングやライフコーチング、他分野に採用。

更新日: 2016年12月23日

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この記事は私がまとめました

mamekotoさん

GROWモデルとは

GROWモデルとは、
Sir John Whitmore 氏が開発したコーチングモデルの原型のひとつです。
もともとはスポーツやゲーム(試合)の現場で選手たちに使われ、具体的な成果を出してきました。
その後、ビジネスコーチングやライフコーチング、他分野に採用され、応用活用の効く手法です。

GROWモデルは、コーチングの代表的な会話モデルです。GROWとは、目標(Goal)の設定、現状(Reality)の明確化、行動計画(Option)の作成、意欲(Will)の喚起(動機づけ)の頭文字を取ったものです。

・Goalは? ・・・目標、目的、成果、結果、期限
・Realityは? ・・・現状、今、現在地、問題
・Optionsは? ・・・選択肢、資源、エネルギー源、方法、5W2H
・Willは? ・・・意志、決意、覚悟

コーチングではコーチもプレイヤーもGROWモデルを通して、G:ゴールは? R:リアリティ「現状」は? O:オプション「選択」は? W:ウィル「意志」は? ということを見ていくわけである。

GROWとは、頭文字です。

G : Goal                目標
R : Reality              現実、現状
O : Options             選択肢、代替戦略案、行動案
W : What, When, Who, Will  行動(何を、いつ、だれが、どんな意志で 行うのか)

問題に対して、この順番に思考を重ねて行動案を策定し、実行します。

具体的な手順

GROWモデルは、日常的に使える効果的な問題解決の思考プロセスです。GROWとは「成長する、育む」という意味ですが、コーチングの基本プロセスを言い表す5つのキーワードの頭文字を並べたものでもあります。

G:ゴール ~ 目標の明確化(どうなりたいのかを具体的にイメージ)
R:リアリティ ~ 現状把握(今どうなっているのか。現状を創り出したものは何か)
R:リソース ~ 資源の発見(使えるものは何か。人・物・金・時間、経験等)
O:オプション ~ 選択肢の創造(3つ以上出す。選択肢が無いと人はやらされていると感じる。自己選択
 (自己決定)したからこそ、責任を自ら進んで引受けることができる)
W:ウィル ~ 目標達成の意志(実行責任をもつ)

①Goal(目標)
まず、ゴール設定です。ビジョンではなくゴール。
ゴール設定については、SMART Goalを意識して記載

②Reality(現状)
現状分析を行い、目標とのギャップを確認します。
ボトルネックや障害物についても確認します。

③Resource(資源)
目標達成に役立つ資源を洗い出します。
人、物、金、情報、知識、経験、スキル、時間等幅広く書き出します。

④Options(打ち手)
ゴールに近づくための打ち手を考えつく限り書き出します。
柔軟な発想で、思いつく限り沢山生み出します。

⑤Will / Way Forward(意思の確認)
本当に実行するかどうか、意思を確認しながら、打ち手に優先順位と期日を設定し、マイルストーンをスケジュールに入れ込みます。

GROWがうまく行かない場合

しかし実際の会話は必ずしもGROW の順番通りには進みません。話の脱線や混同が起きたり、目標と現状が重複して語られたりすることがあっても、そのような「自然な」流れを妨げてはいけません。話の脱線、話題の移行や重複といった「不測の事態」をムリに軌道修正するのではなく、GROWモデルで明らかにすべき点をつねに念頭に置きながら、柔軟な姿勢で話に耳を傾けることが重要です。

GROWの例

例を示しましょう。業務が忙しくなり、任せた仕事の納期が遅れた部下は鈴木君に対策をコーチングします。



【Goal】    「では、納期に遅れないための再発防止の対策を一緒に考えないか」

【Reality】 「まず、現状を教えてほしい。どれくらい忙しいの?」

【Resource】「忙しい状況で、何があれが再発の予防が出来るのだろう?」

【Options】 「対策案をいくつか出してみよう。どうかな?」

【Will】    「この中にやりたいことはあった?」「本気でやりたい?」
「OK。では、いつまでにやろうか?」



これがGROWの活用法です。ちょっと、面倒くさい…、と思われたのではないでしょうか。でも、人のやる気に火をつけるのと考えるとどうでしょう。最終的には部下の鈴木君の意志で、この対策を講ずることになりました。短時間で効果的な対策と本人のやる気に火をつける方法としては、最も効果的な方法だと感じます。

たとえば、次のように考えます。
─────────────────────────────
G : 3年目までに、誰よりも売れるトップ営業マンなる。
R : しかし、いまは知識も足りない。行動量も少ない。
R : ただ時間はたくさんある。周りには信頼できる上司や先輩もいる。
O : 分からないことは先輩に質問する。とにかくクライアントへの訪問数を維持継続しよう。
W : 絶対にトップ営業マンになってやる!
─────────────────────────────

つまり、「目標」と「現状」を認識をしたうえで、
「何をするか」を具体的に設定し、「断固たる決意」を持つということになります。

動画解説

口コミ

★コーチング 対象者が自分で考え自分で行動するように『促して』、成果を導くコミュニケーション技法。サポート。 基本プロセスは「GROWモデル」

そういうときはGROWモデルを使うと良い。 GROWモデルは目標設定(Goal)、現状把握(Reality)、資源発見(Resource)、選択肢送出(Option)、意思確認(Will)の5つのステップで目標に向けての行動を導く方法だ。

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