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良くなったり悪くなったりを繰り返すアレルギー性皮膚炎とは

アレルギー性皮膚炎は、原因となるものに繰り返し触れることで、体が原因物質をアレルゲンとして認識し、湿疹が出るようになるものです。良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹を主な病変とする皮膚の病気のことで、アレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られます。

更新日: 2017年02月16日

egawomsieteさん

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■慢性アレルギー性皮膚炎とは

アレルギーの体質があり皮膚がいつも湿疹ができやすい状態になっており、その結果体のあちこちにいつも湿疹ができている状態を慢性アレルギー性皮膚炎と呼んでおります

■光アレルギー性接触皮膚炎とは

ある物質が皮膚に触れてかぶれや水疱などが出る皮膚炎に対し、特定の物質が触れたところに光が当たると初めて症状が出るのが光アレルギー性接触皮膚炎です。光が直接アレルゲンになる場合もあります。症状はかゆみや発赤、水疱などがあり、ステロイド外用薬の塗布と抗ヒスタミン剤の服用によって治療を行います。光アレルギー性接触皮膚炎の場合は特に、光を避ければ発症を防ぐことができます。

原因物質(主に光)にあたってから12時間後ころから局部のかゆみが始まり、次第に丘疹や紅斑が現れ、24~48時間後にははれや、時には水泡なども見られる症状です。その後、次第に症状は軽くなっていきます。慢性的に繰り返すと、皮膚は次第に紅い斑点になっていき、かき傷やかさぶたも見られるようになります。

■湿疹の症状

•赤みがある、じゅくじゅくして引っかくと液体が出てくる、ささくれだって皮がむける、長引くとごわごわ硬くなって盛り上がる

•左右対称にできることが多い

•おでこ、目のまわり、口のまわり、耳のまわり、首、わき、手足の関節の内側などに出やすい

アレルギー性湿疹のうち、顔や耳・首回り・わき・ひじ・もも・ひざなどに湿疹が出て、皮膚がカサカサしている場合はアトピー性が疑われます。かつては子供に多い病気と考えられていましたが、成人や高齢者においても発症する病気です。

■アレルギー性皮膚炎の原因

人それぞれで、さまざまな物質が原因刺激となりえます。多いものとしては、植物(うるし、銀杏、アロエなど)、金属(銅、銀、クロムなどの指輪やネックレスなど)、化粧品、ゴム、シャンプー、衣類(下着、おむつ、手袋など)、外用薬(湿布、軟膏など)が挙げられます。

◇アレルゲンだけが原因とはいいきれない

アレルギー性皮膚炎の代表的な疾患アトピー性皮膚炎はアレルゲン以外に、黄色ブドウ球菌・マラセチア菌・乾燥や汗などの非アレルゲン・大気汚染・生活環境など様々な原因により症状が悪化する多因子性の疾患だからだ。

•アレルゲン(食物、カビ、ダニ、ホコリ、花粉、動物など)

•肌の悪玉常在菌(黄色ブドウ球菌、マラセチア菌、コリネバクテリウムなど)

•過酸化脂質

•非アレルゲン(乾燥、汗、衣類、日用品、洗剤など)

•大気汚染

•生活環境(ストレス、過労、寝不足など)

•免疫バランスの乱れ

■アレルギーを起こしやすい人の体質

ご家族にアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどの人がいる場合、その体質を受け継いで、やはりアレルギーを起こしやすくなることがあります。また実際にご本人がそういう病気をわずらったことがある場合も、アレルギーを起こしやすい体質と考えられます。このような体質のことをアトピー素因と呼びます。

■アトピーとアレルギー性皮膚炎の違い

アレルギー性皮膚炎は、アレルギーの原因物質に繰り返し触れるという外部刺激で起こるもので、アトピーはもっと原因が複雑でよくわからないものを指すのが一般的です。



ただし、アトピーの中にアレルギー性皮膚炎を含むという解釈で話をされるお医者さんも多いです。
医学書のアレルギー分類を見ると、IgE抗体によって引き起こされるものがⅠ型アレルギー、接触性皮膚炎はⅣ型アレルギーといわれ、アトピーはⅠ型とⅣ型が混ざったものとして定義されています。

Ⅳ型アレルギーは、抗体を作らずに、皮膚のリンパ球自体がアレルゲンに過剰に反応して攻撃をすることで、自分の皮膚にも炎症を広げてしまう症状です。

皮膚科専門医で、きちんと検査をして、皮膚病変を明確に定義されるお医者さんは、IgE抗体でアレルギー反応がある場合のみアトピーという方もいます。

■肌のバリア機能が回復しなければ治らない

アレルギー性皮膚炎はその引き金が何であれ、その症状は肌のバリア機能の低下により外部・内部の様々な刺激に対抗できずにかゆみや炎症を発症する。

その結果、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れ、過酸化脂質が蓄積する。さらに肌の常在菌のバランスも崩れ黄色ブドウ球菌やマラセチア菌、コリネバクテリウムなどの悪玉菌が増加してしまうのだ。

■アレルギー性皮膚炎の治療

アレルギー性湿疹の治療で最も大切なことは原因(免疫反応を起こす物質やアレルゲン)の特定と、それを排除(湿疹が起こる薬を飲まないなど)することです。原因が分からなかったり、ダニやほこりなどのハウスダストのように完全に除去するのが困難な場合は、症状を軽減させる対処療法が行われます。

■症状をコントロールするには

皮膚の炎症が続くとそれに伴ってかゆみも持続し、さらに引っかいてしまうことにより炎症が悪化し、バリア機能もさらに低下します。そのため、外からの刺激をますます受けやすい状態になります。この悪循環を食い止めるためには、まず、できるだけ早くしっかりと炎症を抑えること、そしてうるおいを保つスキンケア、さらに皮膚への刺激を減らすことが症状コントロールのポイントとなります。

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