1. まとめトップ

摂り過ぎだけではなく不足してもダメ!塩分不足(ナトリウム)で起きる症状とは?

塩分の摂り過ぎは体に悪いということは知られていますが、逆に塩分が不足する事で起こる症状や病気があるのです。これは塩分は必要不可欠な必須ミネラルであり、神経伝達や心臓を動かす事にも必要だからで、不足による機能低下から病気を引き起こしてしまうだけに、しっかり摂取することが必要です。

更新日: 2016年12月29日

1 お気に入り 18871 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

egawomsieteさん

■塩分は必衰ミネラル

塩分は塩化ナトリウムと呼ばれ、生理機能や代謝等に必要な私たちが生きていく上で欠かすことのできない必須ミネラルの一つです。

また、体内で作り出すことができない為、食べ物として摂取する必要があります。

■塩分の役割とその働き

塩は脂肪やタンパク質と異なり、体のエネルギーにはなりませんが、重要な役割を担っているのです。体の中では、塩素とナトリウムに別れ、体重の60~70%をしめる水分、 つまり、血液やリンパ液に約0.9%の割合で溶け込んでいます。 これらの塩は、一定の濃さで血液に溶け込むことで、体の水分の量を調整する役目を果たしています。

人間の体にとって水はとても重要で、適当な水分量が保たれている事で、栄養をきちっと吸収することができるのです。 その水分量を塩がコントロールしているのです。

また、塩は胃や、腸、肝臓、すい臓が分泌する消化液の成分となっているのです。 塩素は胃液の胃酸の主成分で、唾液の中では、ジアスターゼという消化液の働きを活発にするといった役割をしています。

また、ナトリウムは筋肉を収縮する働きを助ける働きをしているのです。

神経伝達に必要不可欠

人間の神経は、神経伝達物質や電気信号によって情報伝達されます。これは、外部からの刺激を脳に伝える場合も、逆に脳から筋肉に指令を伝える場合もしかりです。この時の電気信号の伝達に、塩の成分であるナトリウムイオンが使われています。塩分不足により神経伝達がうまく機能しなくなると、精神錯乱や、最悪のケースでは昏睡状態になることもあります。

塩分は心臓を動かしている

カリウムと塩分の成分であるナトリウムは、心臓を動かすことにも重要な役割を担っています。ナトリウムは細胞外液(血液やリンパ液など)に含まれ、カリウムは心臓の細胞内液に含まれています。そしてこのナトリウムとカリウムが連携して、心臓の拍動である自律運動を促しているのです。

血液の浄化作用と造血作用

ご存知の方もおられると思いますが、輸血で血液が不足した場合に、生理的食塩水を使用することがあります。この生理的食塩水って、ハッキリ言ってしまえばただの食塩水です。ただし、血中の塩分濃度と同じ0.9%での濃度の食塩水です。

これは本当に驚きですよね。ただの水ではだめですが、食塩水なら血液と親和して、体に拒絶反応が起きないのです。これだけでも塩分の重要性が分かります。血液中の塩分のナトリウムイオンは、造血細胞に活力を与え、造血を促進してくれます。また新陳代謝を活発にして、血液をきれいにもしてくれます。逆に塩分不足は貧血を招くことになります。

栄養分の消化吸収を助けてくれる

塩分は、胃の消化活動を強力にサポートしています。胃液などの消化液には塩分が含まれており、たんぱく質の分解を促進します。また血液中へのミネラルなどの栄養素の吸収や、腸内でタンパク質やブドウ糖を吸収する時にも塩分が不可欠となります。

塩分が不足すると消化吸収能力が弱まり、消化不良や食欲減退になります。健康的な食欲や活力はまさに塩分から生まれるのですね。

塩分は体内を弱アルカリ性に維持する

人間の体は塩分のナトリウムによって、弱アルカリ性に保たれています。塩分不足になるとこのバランスが崩れて、血液や体液が酸性に傾き、体調不良になるばかりか病気にもなります。

血液が酸性の状態だと免疫力が弱まり、病原菌が繁殖しやすくなり、時には重症化する恐れもあります。弱アルカリ性なら免疫力が上がり、病原菌の繁殖は抑えられます。塩分って色んな調節機能をはたしているんですね。感動すら覚えます。

■減塩で必ずしも血圧は下がらない

減塩で一番よく言われる効果が、血圧の降下作用です。そのため高血圧と診断されると、必ずついてまわるのが減塩です。しかし、この減塩による血圧降下はほとんど期待できません。人の血圧に対する塩分感受性は個人差があり、殆どの人(約80%)の人は血圧の降下作用はないことが、研究成果として実際に報告されています。

つまり、高血圧の治療として減塩生活をしている人の8割は、無駄な努力をしていることになるのです。この数字、びっくりしませんか?なんでこの事実が大きく取り上げられないのでしょう。必死に減塩生活に耐えている人にとっては、ちょっとした詐欺に合っているような感じさえしてしまいます。

一度この話を病院関係者に聞いたことがありましたが、「減塩の効果は血圧ばかりではないので、無駄になることはありませんよ」という回答を得て、釈然としない気持ちになったことを覚えています。

■塩が不足すると

体内でナトリウムが不足すると、細胞内や骨に蓄えられているナトリウムが細胞外液(血液やリンパ液、胃液などの消化液)に放出され、塩分濃度を調節しようとします。 また、ナトリウムの排出を抑制するため、血液によって腎臓に運ばれたナトリウムは一度濾過され、その後尿細管で再吸収され、再び細胞外液(血液やリンパ液、胃液などの消化液)に送られます。

■「体に現れる症状」

◇めまいやふらつき

塩分摂取が不足すると、体内の塩分濃度を保つため汗や尿などからのナトリウムの排出を制限します。 同時に体内にあるナトリウム量にあわせて水分を調節するため、体内の水分も少ない状態に保ちます。 体内の水分量が減るということは血液量も少なくなるため、血液による脳への酸素供給が減少してめまいやふらつきが起こります。

◇-食欲減退・脱力感

塩分摂取が不足すると、体内塩分濃度の関係から細胞外液(血液やリンパ液、胃液などの消化液)も少なくなります。 消化液が少なくなると当然消化できる食物量も少なくなるため、だんだんと食欲がなくなります。 食事量が減ると栄養摂取量も少なくなるので、体の機能が衰え、体がだるくなり脱力感があります。

◇脱水症状や筋肉異常

スポーツ中や、汗を大量にかく仕事をしているときは、水分と一緒に塩分を多く摂るようにとよく言われます。汗をかくと塩分も一緒に排出され体内の塩分濃度が低くなるので、それを補う必要があります。 汗を大量にかいたとき、水分はよく補給しますが、塩分補給が十分でないと、体内の塩分濃度がさらに低くなります。低い塩分濃度に合わせるために、水分をたくさん排出しようとします。そのため、体内の水分は更に不足し、脱水症状や熱中症などが起こります。

また、運動中は、発汗による水分排出への対応と運動による血流配分の変化から、腎臓の機能が抑制されると言われています。そのため汗を大量にかいても塩分補給が少ないと、ナトリウムは排出される一方ですから、筋肉からもナトリウムが奪われ、体内の塩分濃度はさらに減少します。 この状態がひどくなると、筋肉の伸縮に必要なナトリウムが不足することから、伸縮信号に異常が生じ、意識外で勝手に筋肉が収縮するという症状(けいれん)が起こります。

◇頭痛

熱中症や下痢症状での脱水症状による塩分不足やダイエット中、妊娠後期、過度な減塩等によっての塩分不足。これらの原因により、頭痛を引き起こします。

http://症状と治療法.com/%E5%A1%A9%E5%88%86%E4%B8%8D%E8%B6%B3%E3%81%A7%E9%A0%AD%E7%97%9B%E3%81%8C%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%90%E5%8D%B1%E9%99%BA%E3%81%AA%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AB%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%81%97%E3%81%A6%EF%BC%81-7040

体内の水分が不足すると、血液の濃度が上昇します。 本来、サラサラな血液が、ドロドロとした血液になり、血行が悪くなってしまいます。

血行が悪くなると、血管を拡張させ、血流を改善しようとします。その際、拡張した血管が神経を刺激してしまいます。

また、血行が悪くなると、血液が運んでいる酸素や栄養素が脳など、体全体に行き渡りにくくなります。
これらが原因で、頭痛が起きてしまうのです。

1 2