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幸せの押し売りはご法度!?婚テロが相手をイラッとさせる!

SNS上で友人、知人の結婚写真を見て、モヤモヤしたり、憂鬱になったりするなど、ネガティブな感情を抱いてしまう婚テロ。投稿している本人は、幸せのおすそわけや単なる近況報告のつもりであっても、受け取る側の状況や気持ち次第で、傍迷惑となりイラッとさせられるわけです。

更新日: 2017年06月04日

egawomsieteさん

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■ SNSでの結婚報告にモヤモヤする人、3割も

フェイスブックなど会員制投稿サイト(SNS)に投稿された結婚をめぐる写真が引き起こす「婚テロ」。単なる報告のつもりが、相手をモヤモヤさせたり、イライラさせたりしてしまうことも。

プロポーズから、挙式まで延々投稿

「この結婚報告、いつまで続くんだろう…」

 東京都新宿区の会社員、宮崎香さん(25)=仮名=は、最近、SNSの1種・フェイスブックを見なくなった。この1年、友人からの結婚報告がフェイスブック上で相次いだからだ。結婚報告といっても、挙式や披露宴の投稿だけではないのが、宮崎さんを疲れさせる。

 大学時代の友人は、プロポーズから両親顔合わせ、結納、披露宴用の動画撮影など、結婚式準備に至る一連の出来事を投稿し続けた。「あまりに多いから、イラっとくる。『結婚式まであと1週間』という投稿までありました。『結婚しました』という報告が1回あるくらいなら、『おめでとう』とお祝いできる。でも、挙式までの1年近く、ずっと結婚に関連する投稿が続いて…」。さらに、新婚旅行の写真も続々と投稿され、プロフィル画像はドレス姿のものになった。

「幸せアピール」「自分も焦る」

SNS上で友人、知人の結婚写真を見て、モヤモヤしたり、憂鬱になったりするなど、ネガティブな感情を抱いてしまうことを「婚テロ」と定義したのが、PR会社「トレンダーズ」(東京都渋谷区)が運営する「トレンド総研」だ。

 昨年7月、20~30代の未婚女性500人を対象に調査を実施。婚テロの被害経験を尋ねると、「ある」と答えた人は、27%で約3人に1人が被害に遭っていた。年代別に見ると、20代は32%、30代は22%と、20代のほうが被害経験が多かった。

 結婚式写真を見て、どのように感じるかを尋ねると(複数回答)、「すてきだと感じる」(55%)「うらやましい気持ちになる」(38%)「幸せな気持ち・気分になる」(34%)など、肯定的な回答が上位に並んだ。その一方で、「幸せをアピールされているように感じる」(20%)「焦る(自分も結婚しなければと感じる)」(14%)「自慢されているように感じる」(12%)などのネガティブな感情を持つ人もいた。

「いつの間にか婚テロ」

結婚式写真を投稿する側は、「単なる報告」のつもりも多い。

 「婚テロをするつもりはなかったけれど、結果的に婚テロになったかもしれません」と話すのは、東京都練馬区の会社員、仲田美幸さん(29)=仮名=だ。

 4年前に結婚したとき、結婚報告のつもりで、夫と2人で役所に婚姻届を提出した写真や、披露宴のケーキカットの写真をフェイスブックに投稿した。披露宴に参加してくれた友人も、次々に写真を投稿したため、一時期、自分のフェイスブックには、披露宴の写真があふれかえることに。「幸せアピールのつもりはないけれど、『浮かれている』と思われたかも」。

背景に「フォトジェニック婚」?

婚テロが注目されるようになった背景には、SNSによって、画像が投稿しやすくなったことから、写真映えの良さを重視する「フォトジェニック婚」が増えてきたことがありそうだ。

 画像投稿サイト「インスタグラム」で「結婚式」というキーワードで検索をすると、200万件を超える画像が見つかる。

 結婚式場の口コミサイト「ウエディングパーク」のブランドマネージャー、菊地亜希さんは「ここ数年、結婚式場を選ぶときに、写真映りの良さを重視する方は増えています」と話す。撮影専用の「フォトブース」を設ける式場もゲストハウスを中心に出てきているという。「きれいに化粧をして、ドレスや着物を着る結婚式は、もともと写真映えのするもの。参列者に楽しんでもらおうと、新郎新婦はおもてなしの気持ちでフォトブースを設けているようです」と話す。

「幸せ共有」、距離感考えて

おもてなしの気持ちや、単なる結婚報告を「婚テロ扱い」されてしまうのは避けたいもの。どう受け止められるかは、相手との距離感によることも多いようだ。トレンド総研の調査でも、ネガティブな感情を抱く投稿者との関係を聞くと、「あまり親しくない同性の知人」が最も多く、55%。続いて、「同性の友人」(39%)、「あまり親しくない異性の知人」(34%)だった。

 生活総合情報サイト「オールアバウト」の恋愛ガイド、相沢あいさんは、「親しい人なら、幸せを共有して『おめでとう』という気持ちになれても、親しくない人だと、幸せアピールに取られてしまうのかもしれません」と話す。

あまり親しくない相手から、「かわいい」や「おめでとう」という褒め言葉を強要されている気分になる人もいるのだという。

 相沢さんは「結婚式の写真を見て、モヤモヤしたりネガティブな思いを抱いたりする人は昔からいました。そういった感情に『婚テロ』という名前が付いて、より自覚しやすくなったのでは」と分析する。

 婚テロになるかどうかは、相手の受け止め方次第。相沢さんは「フェイスブックに画像を投稿するなら、公開範囲を設定できる。結婚準備専用のアカウントを取ってもいい。どこまで投稿するのか、考えてみてもいいのかもしれませんね」と話している。

■“婚テロ”になるSNS投稿の特徴7つ

(1)婚約指輪や結婚指輪の写真

『幸せアピールがウザい。しかもわざとブランド物だってわかるようにしてる人にはさらにイラッとする』(27歳女性/販売)

『二人で結婚指輪をはめて手を組んでる写真を見たとき、羨ましいのと同時に失恋したばかりの私は超憂鬱な気持ちになりました』(25歳女性/編集)

高価なブランドだと一層妬まれやすいということですね。つい嬉しくて投稿してしまいがちですが、気をつけた方が良さそうです。

(2)結婚式の写真

『結婚式に呼んでくれた仲の良い友達とか親族とかの結婚式写真ならいいけど、微妙に親しい程度の友達とかだとイラッとする』(29歳女性/営業)

『彼氏がなかなか結婚してくれない私にとっては焦りでしかない』(33歳女性/事務)

これくらいは許してあげようよと言いたいところですが、幸せの絶頂とも言える結婚式の写真は、羨ましいという感情を通り越して“妬み”に変わってしまうようです。

(3)ドレスの試着写真

『ウェディングドレスを選びに行ったときの写真。ハッキリ言ってどうでもいい! 試着した姿とか、他人に見せる必要なくない? 正直、ブスだとよけいに腹立つ』(26歳女性/コールセンター)

なかなかご立腹の様子……。どんなドレスにしようかとワクワクする気持ちはわかりますが、身内以外にはあまり興味のないこと。新郎や家族だけに写真を送るというのが無難です。

(4)婚姻届関連の写真

二人で婚姻届を役所に提出に行く姿の写真や、受理されたときの二人のツーショット写真、婚姻届自体の写真などもイラッとされてしまうそう。

記念に写真として残しておきたい気持ちはわかりますが、わざわざSNSで公開する必要はないかもしれませんね……。

(5)結婚式場の下見写真

『「今日はこんな式場を見に行ってきました」とか「やっぱ教会かな〜」とか投稿されるとモヤッとする。そんなの知りたくないしどっちでもいい』(30歳女性/公務員)

こちらもドレスの試着写真同様、他人にとってはどうでもいいことのようです。

(6)結婚式のタグ付け

タグ付けされることによって、見たくない写真が表示されてしまい、憂鬱になったり鬱陶しいと感じたりする人も。

Facebookなどにあるタグ付け機能は便利ですが、こういった弊害もあるんですね。

(7)ドレスのアイコン

ウェディングドレスなど花嫁衣装のアイコンにしたり、ドレスを着た自分の写真をアイコンにしたりする行為も、婚テロと見なされます。

アイコンを目にするたびに不快な思いをする人もいるので、気をつけましょう。

■SNSで幸せそうな写真を見せつけられる「婚テロ」 20代独身女性の約3割が被害に

フェイスブックやツイッターの普及で、友人や知人のプライベートを簡単に知ることができるようになった。それが幸せそうな結婚式の「リア充」写真となれば、特に若い未婚女性には妙に気に掛かるという日もあるに違いない。

SNSにあげられた結婚式の写真を見てイライラしたり憂鬱になったりといったネガティブな気持ちになる「婚テロ」についてトレンド総研が尋ねたところ、20~30代の独身女性500人の27%が被害に遭ったことがあると答えたという。

30代恋人なしでは「自分には関わりがない」「正直どうでもいい」

結婚式の写真を見てどのように感じるか聞いたところ、1位は「素敵だと感じる」(55%)、2位は「羨ましい気持ちになる」(38%)と穏当なもの。しかし一方で「幸せをアピールされているように感じる」(20%)、「焦る」(14%)と答える人も少なくない。

自分も同じような幸せな結婚式を挙げたいという思いが高まるとともに、本当に自分は結婚できるのかという不安な気持ちも沸き起こるのだろう。年齢別に見ると「婚テロ」被害を訴えた人の割合は20代女性で32%となり、30代女性の22%を10ポイントも上回った。

特に恋人のいない20代中盤からのコメントには、複雑な感情が入り混じっている。


「幸せそうで素敵だなと思う反面、恋人もいない自分に焦りを感じる」(26歳)
「すごく素敵で羨ましいけど、自分には程遠いからイラっとするし見たくない」(25歳)

一方で30代恋人なしのコメントは、もっとドライなものだ。「自分には関わりがないので、見かけると正直どうでもいい気持ちになる」(32歳)、「友達のことと自分のことは全く別に考えているので、憂鬱な気分になることはない」(34歳)と達観している。

被害者も立場が変われば「加害者」になるのかも

この「婚テロ」について、ネットで話題にする人たちがいた。このような刺激を受けるのが嫌でSNSを利用していないという人や、「婚テロ」の攻撃を受けた20代の姉が「すでに嫉妬でわめいたり怒り狂ってる時があって困る」と明かす男性も。

結婚式で落ち込んでいたら「年賀状の子供の近況見たら憤死するんじゃねえの」という指摘も。「婚テロ」を批判する人でも、いざ自分が結婚したら立場を変えて「幸せのお裾分け」などといって写真をバラまく「加害者」になるのでは、と冷ややかに見る人もいた。

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