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【難関資格】アクチュアリーへの道~勉強方法や取得方法について

「アクチュアリーの仕事をしている人」を「アクチュアリー」と呼ぶこともありますが、普通、日本において「アクチュアリー」とは、日本アクチュアリー会の「正会員」を意味します。

更新日: 2017年01月04日

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アクチュアリーとは

アクチュアリーとは保険数理人。生命保険会社や損害保険会社で保険金の算定や年金の掛け金の算定を行う者。
アクチュアリーとは、確率論、統計学などの数理的なことを活用し、分析をする数学のプロです。
日本基準・国際会計基準の退職金の分析や資産運用方法、年金数理人として厚生年金や、企業年金のアドバイザー的なこともします。
企業年金が複雑化する中で今後は、アクチュアリーの仕事は相当増えるといわれています。
企業年金の債務や掛金などの計算業務が中心となります。
その他にも生命保険分野や損害保険分野と保険や年金の料率設定や決算にかかわる仕事になっています。
法令なども読み解く力がいるので数学だけの力だけではなく、文系の力も必要です。

アクチュアリー取得者の平均年収は?

アクチュアリーの平均年収:1250万円
平均給料:78万円~104万円

給与としてはとても高い

正会員1,514人
準会員1,287人
研究会員1,949人

アクチュアリーの資格試験情報

アクチュアリーの資格項目はこちら

数学
生保数理
損保数理
年金数理
会計・経済・投資理論
生保1
生保2
損保1
損保2
年金1
年金2

アクチュアリー資格取得のための費用と時間

<研究会員から正会員になるまで7年かかった場合の必要経費>
受験料 基本科目5科目 50,000円 + 専門科目2科目 14,000円
年会費 105,000円
合計 169,000円

1年で1科目を順調に受験し、かつ独学で勉強した場合のケースです。ここに、教科書代(1教科1500円~5000円ほど)が入り、20万円前後というのが最低限かかる費用といったところでしょうか。

独学で資格取得も可能ですが、研究会員になると、日本アクチュアリー会が開催する「アクチュアリー講座」を受けることができます。

基礎講座:120,000円
確率論、統計論、数学(確率論演習)、数学(統計論演習)、モデリング、生保数理、損保数理、年金数理、会計学、経済学、投資理論、生命表のすべての講義が受けられます。

特論講座:50,000円
危険選択論、社会保険論、人口論、保険監督法、年金実務法規、ファイナンス数理、リスクマネジメント論のすべての講義が受けられます。

個別の勉強会や講座に通うなど、お金のかかり方も人それぞれ。ちなみに年会費は、正会員になってからも必要です。日本アクチュアリー会が主催する研究会など研鑽の場に積極的に顔を出して、価値あるインプットや人脈を広げる機会をどんどん作っていくといいでしょう。

アクチュアリーへ志望をしている人へのいい情報

■がん保険に関するアクチュアリーの業務例
・がん発生率のデータ分析
・複雑な保険契約やさまざまなコストを数式に書き直したうえでの保険料計算
・保険金の支払いに備えた妥当な準備金額の計算
・販売した保険がどのように収益をあげているかの分析
・その保険により経営リスクがどのように変化しているかの計算・管理 etc.

H28年度の過去問について

①数学

確率分布の記憶喪失性 ⇒  ポアソン分布と指数分布

・定理:指数分布の「無記憶性(鈴木・山田p.112)」・「記憶喪失性(『統計数学』pp.88-89)」

  P ( X > x+h | X > x ) = P (X≧h)

    for ∀x, h>0

 ※ 略記法

   {ω∈Ω| a<X(ω)≦b}は{ a<X≦b }

   {ω∈Ω| X (ω)∈B}は{ X∈B }

   などと略記される。

       野田・宮岡『数理統計学の基礎』p15.
ポアソン分布と指数分布との関係
ある事象の発生回数がパラメータ λ のポアソン分布に従うならば,
 その事象の発生時間間隔はパラメータ λ の指数分布に従う.
指数分布の「記憶 指数分布の「記憶喪失性」    P(X>s+t|X>s)=P(X>t)

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