1. まとめトップ

この記事は私がまとめました

anbo23さん

スーパースポーツカーの原点ともいえるランボルギーニ社が開発したミウラ。
V12気筒エンジンをコックピット後方に置くミッドシップ搭載スタイルを定着させたモデルでもあります。

開発の経緯

フェルッチオ・ランボルギーニがフェラーリに対抗すべく開発。
1965年11月にトリノで開催されたトリノ・オートショーにシャーシとエンジンのみの試作モデルが展示された。

セミモノコックのシャシーのみのランニング・プロトタイプ

設計は、ジャン・パオロ・ダラーラ。
当時レースで活躍していたフォードGT40を手本に、横置きエンジンにミッションとデフを内蔵するミニのエンジンレイアウトを取り入れて開発がスタートした。

1965年11月のトリノ・ショーで、鋼板を溶接で組み上げたセミモノコックのシャシーのみのランニング・プロトタイプを展示。
350PSのパワーを発揮する水冷60度V型12気筒DOHCエンジンをミッドに横置き搭載し、その後ろにギアボックスとデフを配置する

独創的なレイアウト、レーシングカー並みのダブルウィッシュボーン・サスペンションという構造で、大センセーションを巻き起こした。

そして1966年のジュネーブ・ショーで、マルチェロ・ガンディーニがデザインしたオレンジ色のボディを纏い、「ミウラ」という名前で発表された。

ボディをまとったプロトタイプ
リヤウィンドウがガラスになっています。

水冷60度V型12気筒DOHCエンジン

車名の由来

スペインのアンダルシア州ロラ・デル・リオにあるミウラ牧場のオーナーであり、著名なスペイン闘牛飼育家ドン・アントニオ・ミウラにちなんで命名された。

P400のPはイタリア語で「POSTERIOR=後方の」の頭文字、400は排気量を意味する。

ミウラ P400

ヘッドライト周りに"まつ毛"のようなフィンが付いているのが特徴です。

フレームとセンター・モノコック、ドアはスチール、大きく開く前後のカウルはアルミ軽合金で作られている。

エンジン・ルーム内の熱対策のため、リア・ウインドウがプレクシグラスからブラインドに変更され、ルーフ後端にもルーバーを追加。

大きく開いた前後カウル

【生産期間】1966年~1968年
【生産台数】475台
【エンジン】水冷60度V型12気筒DOHC24バルブ
【総排気量】3,929cc
【最高出力】350ps
【最高速度】280km/h

ミウラ P400S

P400が注目を集めたことでライバル車が続々と登場し、それらに対抗するためにパワーアップを図りました。

エンジンの圧縮比を高め、インテーク・マニフォールドの径を拡大することにより、最高出力は20PSアップした370PS、最大トルクも39.5khmに向上。
サスペンションはアンチスクオット・ジオメトリー化が計られ、アシストリンクが追加された。

インテリアは、航空機を思わせるオーバーヘッドコンソール、パワーウインドウが標準装備となったほか、インパネのデザインが変更。エアコンもオプション設定になった。
シートは中央がクロス張りとなり、それまでの黒一色から2トーンになった。

1970年にブレーキがソリッド・ディスクからベンチレーテッド・ディスクに変更されたのに続き、ドライブ・シャフトのジョイントやサスペンション・アームも強化された。

シートの中央がクロス張りに

オーバーヘッドコンソール

【生産期間】1969年~1971年
【生産台数】140台
【エンジン】水冷60度V型12気筒DOHC24バルブ
【総排気量】3,929cc
【最高出力】370ps
【最高速度】285km/h

P400との主な違いは、窓枠のモールやヘッドライトの周りがクロームに変わったことです。

ミウラ P400SV

生産しながら改良を重ねていったミウラ。

1971年のジュネーブ・ショーで発表されたSVはその完成型です。

P400Sからの大きな変更点はリア・サスペンション。
イオタからのフィードバックにより、ロアアームの形状がそれまでのAアームから平行四辺形のアームとなり、前後のサブフレーム形状も強化されている。

エンジンは排気量こそ変わらないものの、圧縮比が高められ、インレット・ポートの改良、バルブ径の拡大、バルブ・タイミングの変更などにより、最高出力は385PSにパワーアップ。
最高速度は、290km/hと発表された。

このパワーを受け止めるため、リアタイヤがより幅の広いものに変更され、リアフェンダーも広げられた。

1971年10月に生産されたシャシーナンバー4960以降から、エンジンとミッションのオイルが分離され、ZF製リミテッド・スリット・デフもオプション装着が可能となった。

【生産期間】1971年~1973年
【生産台数】150台
【エンジン】水冷60度V型12気筒DOHC24バルブ
【総排気量】3,929cc
【最高出力】385ps
【最高速度】290km/h

P400Sとの主な違いは、ヘッドライトの”まつ毛”がなくなったこと、リアフェンダーが膨らんでマッチョになったことです。

ミウラ コンセプト

2006年1月6日、ランボルギーニはミウラ・コンセプトという名を持つ1台のコンセプトカーを発表した。

その名のとおり、姿カタチはかのミウラをイメージしたもので、これはミウラ40周年、最初の大規模国際モーターショーを発表の場として狙ったものだ。

1 2