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「君の名は。」の「三」が持つ深すぎる意味に注目!

「君の名は。」には「三」にまつわるものが大量に見つかります。あなたは、いくつ気づいていましたか?ここではそれらをご紹介し「なぜこんなにも三が大量にあるのか?」を検証します。

更新日: 2017年01月22日

happyluckygoさん

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(1)三葉と瀧の年の差が「三歳」

二人の年の差は三歳。近すぎず、離れすぎず、絶妙な年の差です。

(2)三葉と瀧の時間軸差が「三年」

年齢だけでなく、入れ替わる時間差も三年です。

(3)三葉という名前の中に「三」

ズバリ、「三葉」という名前に「三」が入っています。

「わたしの名前に”三”が!?」

(4)瀧という名前の部首が「三水(さんずい)」

瀧という名前の漢字の左側に「三水」という部首がついています。

「俺の名前に、”三水(さんずい)”が!?」

(5)ご神体の場所に「三途の川」

ご神体のあるクレーターに円形を作る川があります。三葉のおばあちゃんは「ここから先はカクリヨ(隠り世=あの世)」と説明しています。つまりその川は「三途の川」だと言えるでしょう。

ちなみに期間限定「君の名は。カフェ」のメニューに、”抹茶パフェ~ご神体の祀られた山頂~”と称するスイーツがありますが、三途の川の再現度も完璧です。

http://the-guest.com/kiminona_ikebukuro/
(「君の名は。カフェ」池袋パルコにて、2016年2月7日まで)

(6)糸守に落ちた隕石の回数が「三回」

糸守には隕石が3回落ちています。一回目はご神体のあるクレーターを作り、二回目は糸守湖を作り、三回目はその糸守湖の隣に落ちて糸守湖とつながり湖をヒョウタンみたいな形に変えました。

(7)三葉とテッシーとさやちんが「三角関係」

さやちんはテッシーが好き。そのテッシーは三葉が好き。その三葉は瀧が好き。
見事な三角関係を形成しています。

実はこの三角関係という構図は、三葉(中は瀧)が「彗星落ちるから避難させなきゃ!」と二人に話した時に、テッシーが彼女の話に乗る展開に説得力を与えています。

「君の名は。」に対する一部の声に「テッシーが三葉の突拍子もない提案にあっけなく乗るなんておかしい」という意見があります。
 しかし三角関係の設定にすることで、テッシーの「三葉が好きだから『頭おかしいんじゃないの!?』とは言いたくない。必死な様子の彼女を助けてあげたい」という思いと、三葉の作戦に乗っちゃったテッシーに対して「彼が好きだから『テッシー、頭おかしいわよ!』なんて言えない。とにかくテッシーと行動を共にしたい』というさやちんの思いが重なり、協力しあって避難作戦を実行する彼らの動機に説得力を持たせていたんですよね。

(※テッシーはオカルトマニアであるという設定だったことも、三葉の話に乗る理由として説得力を持たせています。)

「はっはっは~~!三葉のためなら爆弾犯にだってなるで~~~!!」

(8)三葉の友達も、瀧の友達も、「三人組」

(9)三葉をからかうクラスメイトも「三人組」

ちなみに男が「松本」、シュシュが「桜」、ストレートロングが「花」。

松本は終盤の東京の風景のシークエンスで、コンビニ店員になって登場しています。桜はフード店でご飯を食べていて、花は花屋でゴミ出しをしています。新海監督、さりげなくダジャレ投入です。

(10)「君の名は。」の音楽担当のRADWIMPSも「三人組」

♪ぜんぜんぜんせからぼくは~~


ついでにタイトルにも「前」が三つ入っています。

【検証】 「君の名は。」の中にある大量の「三」の謎

なぜ「君の名は。」にはこんなにも「三」が大量にあるのでしょうか?

実は「三」という数字は、古くから神聖な語彙に使われています。
たとえば「三種の神器」(日本 神話)、「三位一体」「東方三博士」(キリスト教)、「三神一体」(ヒンドゥー教)が好例でしょう。

ご神体や、宮水神社・・・など神を登場させている「君の名は。」。
新海監督はそこに「三」をたくさん取り入れることで、物語の”神聖さ”を高めようとしたのかもしれません。

また、「三」という数字は、伝説的な意味合いの言葉にも多用されてきました。
「君の名は。」にも登場する【三途の川】(あの世とこの世を隔てる川】もそのひとつですし、魔物に逢う時間とされる【丑三つ時(うしみつどき)】も、時間帯こそ違いますが、カタワレ時(逢魔が時=魔物に逢う時間)と概念は同じです。
海外にも【魔の三角海域(バミューダ・トライアングル)】という、その海域に入ると船や飛行機やその乗務員のみが消えてしまうという伝説が存在します。

入れ替わりや、タイムリープ、そして同じエリア(糸守)に何度も落ちる隕石など、自然科学の知見では説明できない超常現象を盛り込んだ「君の名は。」。
新海監督はそこに、こうした伝説的な意味合いに使われる「三」をたくさん取り入れることで、物語の”神秘性”を高めようとしたのかもしれません。

こんなふうに深く読み込んでいくことで興味をそそられる新発見を楽しめるのが「君の名は。」の魅力ですね。

でも新海監督に「なぜ”三”がこんなにあるのですか?」と聞いてみたら、意外と

「それはただの偶然ですね(笑)」

と静かな口調で返されそうな気がしないでもありませんw

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happyluckygoさん

映画、音楽、アート、万華鏡、美容、健康・・・など、好きなものについて、ただの引用によるまとめではなく、自分らしいまとめをユーモアを交えて執筆していこうと思います。よろしくお願いいたします(^-^*