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Four-Colorさん

「コンプレックス」の定義

コンプレックスとは、何かが合わさった・複雑になったなどを意味する単語である。特に精神医学用語としては感情、認識、願望、思考などが複合して形成されたものこと。
個人の無意識下にあってなにか外からの刺激をきっかけにして、活性化する。

日本では単にコンプレックスと言った場合は「コンプレックス=劣等コンプレックス」の意味で使われることが多いが厳密には、「コンプレックス≠劣等コンプレックス」である。

ユングの定義によれば、コンプレックスとは、何らかの感情によって統合されている心的内容の集まりである。ある事柄と、本来無関係な感情とが結合された状態であり、これを「心的複合体」とも訳す。

フロイトは「コンプレックス」を、無意識の世界の神話的要素としてとらえていました。

フロイトは、神話の存在意義を深く考察し、人間の心、特に無意識の世界とのつながりを見つけだそうとしたと言えるでしょう。そして、そのつながりを、さまざまな「コンプレックス」として、表現しようと試みたわけです。

アルフレッド・アドラーの「人格心理学」が日本に流入した。アドラーの理論は当時「劣等複合(inferiority complex)」を理論の中心に置いていた。

心理的に大きな負担がかかるような事件が起きたとき、その事件に関係する思考や感情、さまざまな情景などが、心の中で複合的に一つのまとまりとなります。そのまとまりの総体を「コンプレックス」と名づけたのです。

専門家の言う「コンプレックス」という言葉にも、いろいろな意味づけがあるということです。

劣等感との違い

日本では今なお、「コンプレックス」と言えば、暗黙に「劣等コンプレックス」のことを指す傾向がある。

さらに、精神分析の用語から離れて、「コンプレックス」を「劣等感」の同義語とするような誤用も生まれ、今に至っている。

精神医学者のカレン・ホーナイは、「劣等感」を「所属感の欠如」という言葉で説明しています。

小学校のクラスで、ほかの全員が解ける算数の問題を、自分ひとりだけが解けなかった場合、とても悲しくつらい思いを味わうでしょう。
 このとき感じる悲しさやつらさが「劣等感」なのです。

「コンプレックス」というのは、怒りや悲しみなどの強い感情や体験、思考が、無意識的に結びついている状態です。


 その意味で inferiority complex を考えてみると、ただ単に人より劣っているという感情ではないことがわかります。その劣っているということに、怒りや悲しみなどの強い感情が、無意識的に結びついているわけですね。

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