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放送禁止用語はすべて自主規制? 【BPO】 活動と問題点

見たかった番組が打ち切り・・・おもしろかったお笑い番組のコーナーが突然無くなる・・・またBPOが原因?TVがつまらないのはBPOのせいとよく言われているようです。でもちょっとまってBPOて何なの?疑問を短くまとめてみました。基本的に写真付きコメントだけ見ても分かるようにしました

更新日: 2019年04月19日

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この記事は私がまとめました

Panettiereさん

BPO(放送倫理・番組向上機構)とは?

BPOはNHKと民放連によって設置された第三者機関。視聴者から指摘された番組や報道の一部にウソがあったりしないか。放送倫理上の問題がないかをチェックする組織です。

放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する、第三者の機関です。
主に、視聴者などから問題があると指摘された番組・放送を検証して、放送界全体、あるいは特定の局に意見や見解を伝え、一般にも公表し、放送界の自律と放送の質の向上を促します。

問題があると指摘された番組について、取材・制作のあり方や番組内容について調査。放送倫理上の問題の有無を、審議・審理し、その結果を公表します。

放送界の自浄機能を確立し、視聴者に信頼される放送を維持すると共に、表現の自由を守ることを目的とします。

そもそも【放送倫理】って何だろう?

民放連とNHKが1996年に作った方針のようです。法律ではないので直接に罰則のようなものはありませんね。テレビやラジオは社会に対して影響力があるので公正で品位あるように自主的に努力しましょうって事ですね。

テレビやラジオの放送に際して事業者が守るべき倫理的あり方。虚偽放送、放送による人権侵害、青少年が視聴する番組の品質など

ほうそうりんり‐きほんこうりょう〔ハウソウリンリキホンカウリヤウ〕【放送倫理基本綱領】

日本民間放送連盟(民放連)と日本放送協会(NHK)が定めた放送に関する倫理規定。平成8年(1996)制定。放送の社会的影響の大きさを自覚し、公正を保持し、品位ある表現を心がけること、自主的・自律的な姿勢を堅持し、取材・制作の過程を適正に保つこと、民間放送の経営基盤を支える広告の内容にも細心の注意を払うことなどを掲げている。

誰がチェックしてるの?

・放送倫理検証委員会
・放送人権委員会
・青少年委員会
  の3つの委員会
メンバーは弁護士・映画監督・エッセイスト・ジャーナリスト・大学教授・精神科医など
(メンバーは入れ替わるため省略、知りたい方はBPOの公式サイトで顔写真付きで確認できます)

どんな活動をしているの?

各委員会で活動内容が異なりますがそれぞれ月1回の委員会を開催しています。
(臨時開催もあります)

「やらせやウソがないか?」

委員会は、「問題がある」とのご意見や報道のあった番組について、 取材・制作のあり方や、内容などについて議論し、委員会として、審議の場合は「意見」、審理の場合は「勧告」または「見解」を公表します。

「放送による人権侵害の可能性ない?」

委員会は、「放送によって人権侵害を受けた」との申立てを受けて審理します。
「人権侵害があったかどうか」、「放送倫理上の問題があったかどうか」を判断し、その結果を「委員会決定」にまとめ、申立人と放送局に通知するとともに公表します。

「子どもに見せて大丈夫?」

「青少年が視聴するにあたって問題がある」などの視聴者意見があった番組を視聴して、審議をするかどうかを討論します。
放送に対して青少年がどのような意見や感想を持っているかを広く把握するため、毎月中高生モニターにリポートを提出してもらい、委員会の参考とすると共に制作現場の参考資料として、放送局に送ります。
放送と青少年に関する調査・研究や、公開シンポジウムを行います。

視聴者がおかしいと感じた番組について公正な立場からチェックしてくれるわけですね。また中高生モニターから意見も聞いたり、公開シンポジウムを行っているようですね。

実際にBPOが働きかけた放送番組

沢山ありすぎて一部しか紹介できませんが、視聴者からの苦情をもとにしっかり活動しているように思えます。

『真相報道 バンキシャ!』裏金虚偽証言放送に関する勧告

2009年7月30日 放送局:日本テレビ

岐阜県が発注した土木工事に絡み裏金作りが行われているという建設会社役員の証言をスクープとして報じたが、証言が虚偽であることが判明し、結果として誤報となった事案。委員会は、十分な裏付け取材をしなかったために、虚偽の告発情報が放送され、結果的に番組が犯罪行為の手段とされたとして、初めての勧告を出し、日本テレビに検証番組の制作などを求めた。

参院選・都知事選の選挙報道のあり方全般について審議入り

放送倫理検証委員会は10月14日の第108回委員会で、2016年7月10日に行われた参議院議員選挙と同7月31日に行われた東京都知事選挙の二つの選挙報道について討議し、個別の番組を審議の対象とするのではなく、選挙報道のあり方全般について審議入りすることを決めた。

第42号 - 2009年11月9日 放送局:テレビ朝日・朝日放送
「派遣法・登録型導入報道」事案

見解:構成・表現に関し配慮を求む
テレビ朝日・朝日放送の共同制作による『サンデープロジェクト』は、2009年2月に2回にわたり特集「派遣法誕生」を放送した。この番組について、インタビュー取材を受けた元労働次官 と経済学者らが、「質問と答えを勝手に切り貼りされ、局の都合の良い内容に捏造された」な どとして名誉侵害を訴えた事案。

青少年委員会 審議事案 2014年4月4日
『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!』

2014年4月4日 放送局:日本テレビ

2013年大晦日の午後6時30分から翌日午前0時30分まで放送された『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!』(日本テレビ)の、"お尻の穴に白い粉を詰めてオナラとともに顔に吹きかけるシーン""股間でロケット花火を受け止めるシーン""赤ちゃんに扮した男性のオムツ換えのシーン"について、日本テレビからの回答書や意見交換を基に、審議を行い、「委員会の考え」をまとめ審議を終了することにしました。

BPOの何が問題なのか?

・委員会の人選に構成員の影響力が大きい
 (偏った人選になってない?)
・放送事業者からの独立性は担保されていない
 (TV・ラジオ局と繋がっている?)
・モンスタークレーマーに利用される
 (番組が潰される?)
・放送業界が過剰な自主規制
 (つまらない番組が増える?)

役員の選任について、放送事業者の役職員およびその経験者以外の者から理事長1名と理事3名を選任することにより、公平性や中立性を担保している。しかし、理事長は構成員が推薦し、理事長が理事3名を選任することになるので構成員の影響力を完全には排除できていない。

政府から独立性はある程度(NHKの独立性については除く)できていると思われるが、放送事業者からの独立性は担保されていない組織作りとなっている。

クレームによって、前述したようにいくつかの番組及びコーナーが打ち切られたり、内容変更を余儀なくされる事例も頻発していることから、別の視聴者からの「視聴者意見への反論」も併載されている。

あるキー局のプロデューサーは「BPOも検閲機関にならないよう気をつけている。審議を経て番組に意見を言う際も、『下品な内容で視聴者を不快にさせないよう気をつけましょう』といったやわらかい表現で声明を出しているのだが、それを読んだ各局の制作現場は、自身の番組がBPOで問題にされないようBPOが指摘した以上の自主規制をするようになっている」と述べている。また、BPOがモンスタークレーマーの武器にもなっている、とも語っている

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