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レヴィンの変革モデル ~変革の3プロセス

組織の変革には「解凍」「変革(移動)」「再凍結」という3つのプロセスが必要

更新日: 2017年01月21日

mamekotoさん

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レヴィンの変革モデルとは

心理学者のレヴィンによれば、変革の成功には「解凍」「変革(移動)」「再凍結」という3つのプロセスが必要であるという。

レヴィンの変革モデルとは、組織の変革を「解凍」「変化」「再凍結」の3つの段階に分けて、それぞれを経過して成功に導こうというものです。

3つのプロセスとは

レビン教授のチェンジ理論では、変革は大きく3つのフェーズを経て達成されます。

  1. Unfreezing (解凍)
  2. Moving / Transition (変化 / 変革)
  3. Freezing (凍結)
3つのフェーズの主なポイントは、以下のとおりです。

その3つの過程とは
①解凍→②変化→再凍結と呼ばれており、

それぞれ
①解凍は、既存の思考様式を分解段階
②変化は、古い方法が役に立たないことに気づいているが、
それに代わる方法が明確になっていない段階
混乱と転換の時期
③再凍結 新たな思考様式が固定され心の安寧を取り戻す最終段階

と定義され、
一次的な混乱が次の再構築につながるとしています。

レヴィンは、個人や組織の信念が変化する過程を次のように整理しています。

【解凍】:その変化が不可欠であることを認識して、旧来の信念や実践を取りのぞいて変化のための準備を整える過程

【変化】:変化が生じる過程。以前のものの見方やシステムが不要になることで惹きおこされる混乱や苦しみがともなうことがある

【冷凍】:新たなものの見方が結晶する過程。新しい枠組みのなかでの快適さと恒常性の感覚がふたたびあらわれてくる

(1)解凍
従来からの日常行動、システム、伝統等に慣れた組織の構成員に対して新たな変化の必要性を理解させる。つまり均衡状態を崩し、従来からのやり方から決別させ、新たな変化に向けての準備をさせる段階のこと。解凍には、推進力(現状から離れた方向に行動をさせる力)が増強された場合、抑止力(現状の均衡を維持しようとする力)が減圧された場合に起こりえると考えられている。
(2)変革
組織の構成員に対して、新しい行動基準や考え方を学習させる段階のこと。
(3)再凍結
導入した新しい変革を組織構成員に定着化・慣習化する段階のこと。再凍結においては、新しい行動基準や考え方を定着させるために、絶えず新しい行動や考え方を強化、奨励する環境を作ることなどが重要と考えられている。

その他

彼の変革マネジメントモデルは場の力の分析にリンクしており、マネジャーに2種類の抵抗力に用心するよう勧めている。1つは「社会的慣習」や「習慣」から来るるもので、もう1つは「内面的な抵抗」をつくり出すことから来るものである。これらの2つの異なる力は、グループ全体とそれに属する個人とのあいだの相互作用に根ざしており、これらの抵抗力を克服することができるのは、慣習を破ったり私利に挑んだりグループの習慣を「解凍」したりできるほど強力な推進力だけだ。ほとんどのメンバーはそのグループの行動基準の中にとどまっていたいため、人は現行のグループの価値観から遠く離れるほど変革に対する抵抗が大きくなる。

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