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動物たちが持つ信じられないような『第六感』7選

多様な生物たちには、我々人間にはない数多くの能力が備わっていることがあります。獲物など他の生き物を感知するセンサー、地震を予知する能力、渡り鳥が自分の行き先を知る能力…人間の感覚からは想像もできない、動物たちの驚くべき「第六感」について。

更新日: 2017年05月28日

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① 準静電界センサー / サメ

サメやエイなど一部の魚類や、カモノハシなどは生物が発する微弱な「準静電界」を感知する能力が備わっているようです。

体が動く時は脳から筋肉に信号が送られて筋肉が動きます。この時弱い電気が発生して皮膚の表面にしみ出します。これが「準静電界」です。すべての生き物は準静電界の膜で包まれています。

この準静電界は、いわゆる「気配」の正体ではないかと言われているものです。

心臓などの臓器が働く、さらには細胞と細胞が情報伝達するといった場面でも、電気的な信号が生まれる。例えば、脳波や心電図、筋電図などは、脳や心臓、筋肉に流れる電気信号を“見える化”したもの。

この準静電界のごくごく微弱な電位を感知できる動物がいるのです。サメやエイ、ナマズなどの魚類、またオーストラリアに生息する哺乳類のカモノハシなどです。

これらの生物の体には、準静電界を感知する“電界検出センサー”が備わっており、このセンサーを使ってエサを捕まえる。視界や嗅覚が利かないような環境下でも、これなら高精度にエサを認識し、捕まえることができます。

例えばサメの場合、3メートルほど離れた場所から、砂の下40cmくらいのところに潜んでいるヒラメを検知することができるという。光が届かない深海でも、ヒラメが身にまとう準静電界を鋭敏にキャッチして忍び寄り、アタックするわけだ。

このセンサーは視覚や聴覚などよりも古い、非常に原始的な感覚器だと考えられます。

② 地震予知能力 / カエル

蛙は磁場やラドンガス濃度の変化によって、地震の予知ができるのかもしれません。

2009年、イタリア中部のアブルッツォ州のラクイラでマグニチュード6.3の地震が起きました。そのとき、震源地から74Km離れたヒキガエルの産卵コロニーを観察していた英国オープン大学のグラント博士が、次のような報告をしている。

イギリスのオープン大(Open University)の生物学者、レイチェル・グラント(Rachel Grant)氏の研究チームによる発表によると、カエルの異常行動が地震と関連しているかもしれないという。

・地震の5日前、96%のオスがコロニーからいなくなった
・天候の変化はその際まったく観測されなかった
・地震の3日前、交尾を終えたカップルのほぼ100%が姿を消した

彼女の観察した湖では地震の起こる5日前からカエルが異常と思える行動を取り始め、産卵行動を放棄したというのです。地震の後、しばらくたつと産卵行動が復活しました。

これは単なる偶然かもしれませんが、カエルの異常行動が見られた時期が地震の前に観測された超長波の電磁波によって検出された電離層の乱れの時期に一致する

地震が起こる前からカエルの繁殖行動を観察していた生物学者が、明らかな異常として記録したカエルの行動記録は貴重だと思います。

③ 赤外線センサー / ヘビ

ヘビが持つ「ピット器官」は、赤外線を感知することができます。

ガラガラヘビ、ボア、ニシキヘビなどのヘビには、目と鼻の間に「ピット器官」と呼ばれる器官があり、この器官が周囲の微弱な赤外線放射、つまり熱を感知することができることは、数十年前から知られていた。

ピット器官とは、ヘビが持つ赤外線感知器官のこと。

絶対零度(-273℃)よりも温度が高いものは赤外線を発しています。そして、温度が高ければ高いほど強い赤外線を発しているのです。

ピット器官は赤外線を効率よく熱に変換し、この熱を三叉神経終末に多く存在するTPRA1がカルシウム流入→電気信号に変換するようです。

赤外線のごく僅かな温度変化を電気信号に変え、感知しているとのこと。

ピット器官を持つヘビの中でも、メキシコ北部と米国南西部に生息するニシダイヤガラガラヘビは非常に高い能力を備えており、ほかのヘビと比較して10倍以上の熱感知能力がある。

この熱感知に関与する神経経路は、視覚よりも触覚に近いもので、ほ乳類が痛みを感知する受容体と同系統のものだそうです。

ヘビの捕食対象といえば、やはりネズミのような恒温性である小型哺乳動物がメインのようだが、それらの動物は恐竜時代から大抵は夜行性だと思われ、それらの動物を捕らえるためにピット器官という赤外線感知のアビリティーを獲得したのだろう。

④ エコーロケーション / イルカ

イルカやクジラはエコーロケーション(反響定位)を使って周囲を“見る”ことができます。

イルカは濁った水中ではものが見えにくくなるため、目が退化しました。その代わり、音は空気中より水中のほうが速く遠くまで伝わるため、聴覚が発達して視覚の役割をしてきました。

イルカを含む鯨の仲間は、クリックスと呼ばれるパルス状の音を発します。それは、「ギリギリ」とか「ブチブチ」といった音で、その音感能力(可聴域)は最高で200キロヘルツです。

イルカは人間の耳の可聴域(最高20Hz程度)をはるかに超える超高周波を発し、コミュニケーションなどに活用しています。

エコーロケーション(エコロケーション)とは反響定位ともいいます。クリック音を前方に向けて発し、物体からの反響を聴くことで、対象物の位置や形、大きさなどを知ることができます。

高周波の音を出して自分の進路を決めたり、エサを見つけたりできるエコーロケーションを持つ動物は非常に珍しいですが、鯨やコウモリなどがその能力を持っています。

中でもイルカはエコーロケーションの能力が極めて高く、、砂の中に隠れている魚も感知することができるほどなのだそうです。

エコーロケーションを妨げるものが存在しています。
船の航行による騒音や地震などがこれにあたります。このことによって、イルカが誤って座礁するのではないか、という見方もあるのです。

ときどきニュースになる浜辺に大量に打ち上げられ死亡するイルカやクジラたち。
これもエコーロケーションに関する異常行動なのではないかと言われています。

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