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キラメキ☆MMMBop ハンソン3兄弟の地道な音楽活動

90年代に一世を風靡したハンソン3兄弟が、その後の20年間、地道に音楽活動を続けていたというお話。

更新日: 2017年11月27日

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ok_itzさん

HANSON (ハンソン)

長男アイザック、次男テイラー、3男ザックからなる兄弟バンド。インディーズを経て1997年にシングル"MMMBop (邦題:キラメキ☆MMMBop)"でデビュー。当時Jackson5の持っていた全米・全英同時No.1の最年少記録を更新し、全世界で大ヒットした。
https://hanson.net/photos?id=18

1stアルバム 『Middle Of Nowhere』

https://hanson.net/audio/middle-of-nowhere-11552
デビュー曲"MMMBop (邦題:キラメキ☆MMMBop)"を収録したメジャーデビューアルバム。デスモンド・チャイルド、スティーヴン・リローニ、マーク・ハドソン、ダスト・ブラザーズなどそうそうたるメンバーがプロデューサーに名を連ねる。全体的にポップだが、R&Bの要素、50~70年代のアーリー・ロックの要素、ジャクソン5っぽさのある、非常に面白い作品。この当時長男アイザックは16歳、次男テイラーは14歳、3男ザックは11歳という若さだった。

キャッチーなサビが耳に残るデビューシングルの"MMMBop (邦題:キラメキ☆MMMBop)"は日本でも大ヒット!

2ndアルバム 『This Time Around』

https://hanson.net/audio/this-time-around-11538
2000年、アイランド・デフ・ジャム・レコードより発売された2枚目のオリジナル・スタジオ・アルバム。ポップという軸を保ちながら様々なジャンルを取り入れている、聴いていて非常に楽しい作品。ハンソンのソングライティングの素晴らしさも光っている、まさに捨て曲なしの一枚。セールス的には一作目ほど振るわなかったが、決して一発屋ではないことを証明した。スライ&ザ・ファミリー・ストーンのローズ・ストーンやブルース界の神童ジョニー・ラングも参加している。

Blues Travelerのジョン・ポッパーが参加した1stシングルの"If Only"は現在でもバラエティ番組などのBGMとして使われている。

メジャーレーベルと決別し、自主レーベルを設立

メジャーデビューアルバム『Middle Of Nowhere』発表後、2作目『This Time Around』を発表するものの、所属レーベルと方向性がずれていく。
「もっと自由に自分たちのやりたい音楽を追求したい」
彼らは大手アイランド・デフ・ジャム・レコードを離れ、2003年に自主レーベル3CG Recordsを立ち上げる。インディ・レーベルのためその後の活動はあまり知られていないが、実は着実に演奏技術を向上させながら、現在まで地道に音楽活動を続けている。

3rdアルバム 『Underneath』

https://hanson.net/audio/underneath-11537
大手レコード会社と決別し、自ら立ち上げたレーベルから発表した3作目。ダニー・コーチマーやマシュー・スウィート、ミシェル・ブランチなどが参加。アメリカではBillboardのインディ・アルバムのチャートでNo.1となった。ギターに重きを置いたアコースティックサウンド。この作品以降、ハンソンはファンとより近い活動をするようになる。ハンソンの新たな出発点と言える作品。

ギターとピアノとドラムがバランス良く曲を引っ張る、まさに3人が主役のポップ・ロック。サビに入る前の"Are you listening?" というフレーズは、自分たちの音楽を届ける彼らを表す象徴的な言葉。この曲は今でも彼らのアンセム的な曲だ。

4thアルバム 『The Walk』

https://hanson.net/audio/the-walk-11492
ハンソンの作品の中でも最も渋く一般受けしなさそうなアルバムだが聴くほどに味を増す曲が多く、ファンの評価は高い。シャープなギターとピアノが印象的なシングル"Great Devide"を始め、ハンソンらしいリズムのあるソウルフルなロック、オールディーズの影響を感じさせる温かみのある柔らかなロック、AAA系のさわやかなロック、繊細なバラードなど、様々な曲が聴ける味わい深い作品。ダニー・コーチマーやブルウが参加。

1stシングルとなった"Great Divide"は初めて社会問題に切り込んだ作品。売り上げはエイズ撲滅の活動に寄付された。

3男のザックがリード・ヴォーカルを務める曲が初めてシングルとなる。

5thアルバム 『Shout It Out』

https://hanson.net/audio/shout-it-out-11491
迷いが吹っ切れ、やりたい音楽に最後までポジティヴに突き進む5作目。彼らの演奏技術もやりたい音楽を完璧に表現できるまで成長し、まさに「大人になったハンソン」のアルバム。特に次男テイラーの演奏にかなりの厚みと円熟味が増し、曲の完成度を格段に上げている。全体的にはピアノとホーン・セクションを基調とし、モータウンのヒット曲を陰で支えた演奏集団ファンク・ブラザーズのボブ・バビットがベーシストして、またマイケル・ジャクソンのThrillerなどで有名なジェリー・ヘイがホーン・アレンジャーとして参加。

曲の作りからPVの作りまでThe Blues Brothersへのリスペクトがハンパない。3兄弟の脇で踊っている変な人はウィアード・アル・ヤンコビック。

6thアルバム 『Anthem』

https://hanson.net/audio/anthem-11473
前作発表後、「あまりに長く一緒にいすぎた」ために解散の危機を経験。しばらくお互いの距離を取り、再び音楽に向き合う。これまで影響を受けてきた音楽へのリスペクトをぶつけた、ジャンルレスな一枚。これまで以上にロック色が強い曲、ソウル色が強い曲が心地よく混在。今後の方向性を示すというよりも、音楽への情熱を再確認するための創作活動の結果とも思える一枚。

実はアルバム以外にも多くのEPを発表している

試聴>> https://hanson.net/audio/roots-and-rock-n-roll-ep-12323
ハンソンが、影響を受けたアーディストの曲をカバーするカバーEP。収録されているのはスライ&ザ・ファミリー・ストーンの"I Want To Take You Higher"、サム&デイヴの"Hold On I'm Coming"、マイケル・ジャクソンの"Remember The Time"、ザ・ダークネスの"I Believe In A Thing Called Love"、エド・シーランの"Thinking Out Loud"。

試聴>> https://hanson.net/audio/play-ep-digital-download-12569
ファンクラブ向けに制作されたLoud EPと対を成すEP。各曲の完成度が非常に高く、今後への期待を感じさせる一枚。

そして2017年5月26日リリースの新曲"I Was Born"

結成25周年、デビュー20周年を迎えた2017年、節目となるこの年に4年ぶりにシングルを発表。「誰も成し遂げなかったことをやって、誰も行ったことのない場所に行って、誰もなったことのないような人になるために生まれた」という100%ポジティブな歌詞に、彼らの今後への期待が感じられる。

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