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原因が数多くまだはっきりと解明していない「耳鳴り」 その状と特徴とは?

ストレスが原因でもなるという耳鳴りは、人口の10~15%程度の人が感じているとされています。周りの人に聞こえない音が自分だけに聞こえる現象で、ストレス以外の原因にはホルモンバランスの悪化、薬剤性内耳障害、難聴、加齢、耳の詰まりなど多く、それぞれの原因に合わせた対策が大事です。

更新日: 2017年05月01日

egawomsieteさん

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■しつこい耳鳴り、聴神経の機能低下が一因か 愛知・岡崎市の研究所ら

多くの人が悩まされている慢性的な耳鳴りについて、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などの研究チームが、必要な音を聞き分ける聴神経の機能低下が一因とみられるとの研究結果を明らかにした。耳鳴りの患者は国内に約2千万人いると考えられている。しかし、多くの場合、耳鳴りの有無は本人の訴えによって知るしかない。チームは「耳鳴りの客観的な診断法や、治療法の開発につながる」と期待している。

チームは、聴神経には、周りの音とのコントラストをはっきりさせて、聞きたい音を聞きやすくする働きがあることに着目。脳活動に伴う磁場を計測する脳磁計を使い、片方の耳だけに耳鳴りがするという患者7人が、静かな状況と雑音がする状況で、特定の周波数の音を聞いたときの反応を調べた。

 その結果、耳鳴り患者もそうでないグループも、静かなときよりも雑音がしているときの方が特定の音に対する反応が鈍いことが示され、耳鳴り患者の方がより鈍くなっていた。チームは、正常な方では、聴神経の聞き分け機能が働き、雑音をある程度シャットアウトしたのに対し、耳鳴り患者は聞き分け機能がうまく働かず、雑音を排除できなかったとみている。

 生理研の岡本秀彦准教授(脳科学)は「聞き分ける力は、訓練すれば向上する。会話や音楽など、さまざまな周波数を含む音をしっかり聞くと、耳鳴りの改善につながるのでは」と話している。

■周りの人に聞こえない音が自分だけに聞こえる現象

ひどくなると眠れなくなったり、うつ状態になったりすることもあります。耳鳴りは気にすればするほど慢性化して悪化する可能性があります。そこで、まずは耳鳴りの原因やメカニズムをしっかり知ることが改善への第一歩となります。

■耳鳴りの種類

キーン
ジー
ザー
ボー
ギーコギーコ
ピー
ワーン
ゴロゴロ

■耳鳴りの原因

耳鳴りの原因は人それぞれ様々で、まだはっきりとは解明されていないものも多いです。

■ストレス

ストレスが耳鳴りの原因になるのは、過度なストレスがかかると自律神経の働きが乱れてしまうからです。

人間の体は、ふだん特に意識をしていなくとも、勝手に心臓が鼓動を打ち、食事をすれば胃腸で消化吸収が行われ、暑ければ自然に汗が出て体温が調節されます。これらは、すべて自律神経の働きによるもの。自律神経は、人間が生命を維持していくうえで重要な、体内の恒常性を保つために働く神経です。

この自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。交感神経は、活動的なときに優位になり、各器官の働きを促進します。一方の副交感神経は、リラックスしているときに優位になり、各器官の働きを抑制します。この2つの神経がバランスを保つことで、体内の環境は正常に整えられているのです。

しかし、ストレスがかかると、交感神経だけが働き詰めになります。交感神経が優位になると血圧が上昇して血流が増加するので、その状態が長く続くと内耳や脳の血流に異常が生じることがあります。すると、耳鳴りやめまい、頭痛、肩こり、のぼせなどといった不快な症状が起こってしまうのです。

また、耳鳴り自体がストレスになり、症状がさらに悪化してしまうことも。症状を緩和させるには、交感神経の働きを抑えて副交感神経を優位にする必要があります。深呼吸などで心身をリラックスさせることが大切です。

免疫力が低下するとヘルペスウイルスなどにより帯状疱疹になり、それが原因で耳鳴りを引き起こすこともあります。「ヘルペス」とは、水ぶくれが集まった状態を言います。

さらに、そうやって発生した耳鳴りが続くと今度は耳鳴り自体がストレスになり、悪循環になる恐れもあります。

嫌な相手と話したくない時にも?

自己防衛本能により耳鳴りが発生するという説もあります。嫌な上司や嫌いな人などから話しかけられるとストレスに感じる場合、聞きたくない音を妨害するために、本能的に耳鳴りがなることもあるらしいです。

ストレスが原因で聴こえる耳鳴りは「キーン」という高い音であるケースが多いです。

ストレスがピークになると、耳は自己防衛本能を発揮して、聞きたくない声を強制的にシャットダウンするように働きかけるとされています。

対策

とにかくストレスを溜めないことです。軽い運動や入浴など自分なりのストレス解消法を見つけて心身ともにリラックスさせると良いです。また、睡眠不足や疲労もストレスの原因となるので、自分なり安眠法や疲労回復法を見つけることも大切です。

それから、お灸やツボ押しが効くこともあります。特にお灸は血行改善や筋肉緊張の緩和、心身のリラクゼーション、ストレス解消などの効果が期待できるため、耳鳴り改善に役立つことがあります。

■ホルモンバランスの悪化が原因

現在、耳鳴りは20~30代の女性に増えてきています。その原因はストレスによるホルモンバランスの乱れによるものです。



ストレスでホルモンバランスが崩れる

耳の中にリンパ液が溜まる

むくんだ状態になる

耳の中が圧迫される

音が聞こえにくくなる

低音の耳鳴りが聞こえるようになる

対策

慢性的に耳鳴りが聞こえるようなら、早めに病院に行った方が良いです。日常生活でも、


ストレスを溜めない
良質の睡眠を取る
健康的な食生活をする(1日3食しっかり食べる)
適度な運動をする

■薬剤性内耳障害が原因

抗がん剤、高血圧治療薬、抗生物質、鎮痛解熱剤などの薬の副作用で起こる内耳の障害により、耳鳴りが聞こえることがあります。耳鳴りで病院に行く際は、普段飲んでいる薬を医者に伝えることも重要となります。

■難聴が原因

耳鳴りは難聴(聴力の低下)が原因であることが多いです

加齢(老人性難聴)

歳を取るに連れ、聴力が低下(難聴)して耳が遠くなることで耳鳴りが聞こえるようになることがあります。高齢者の約30%が耳鳴りを感じているとも言われています。内耳や神経、血管などの老化が原因で、個人差はありますが、50歳頃から始まります。高い音から聞こえにくくなります。そのような老人性難聴が原因で耳鳴りが起こる場合、めまいは起こらないのが特徴です。

通常は耳から入ってくる空気の振動を「蝸牛(かぎゅう)」と呼ばれる場所で電気信号に変換し、脳に送られます。しかし、蝸牛が老化することで振動を電気信号に変換できなくなってしまうことがあり、それが難聴と言われています。

さらに、脳の中には「視床(ししょう)」と呼ばれる場所があり、そこに蝸牛からの電気信号が送られ、音の選別や調整が行われます。しかし、難聴により脳に送られてくる電気信号が少なくなると、視床は電気信号を受け取るために感度を上げようとします。

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