1. まとめトップ

この記事は私がまとめました

おりそさん

●ノロウイルス感染症の特徴

主に冬場で多いが、年間を通して発生する。

ノロウイルスは乳幼児から高齢者に至る広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こすウイルスです。この感染症は11月から3月の主に冬季に多発しますが、年間を通して患者はみられます。

●ノロウイルスの特徴

1. アルコール消毒剤や熱に対する抵抗力がある。
2. 感染力が非常に強い。
3. 一度かかっても、何度も感染する。

原因ウイルスであるノロウイルスの増殖は人の腸管内のみですが、乾燥や熱にも強いうえに自然環境下でも長期間生存が可能。 感染力が非常に強く、少量のウイルス(10〜100個)でも感染・発症します。

●かかった時の対処法

1. 安静にし、ウイルスの排出とともに症状が緩和されるのを待つ
2. 水分補給をする(経口補水液がおすすめ)
3. 下痢による脱水が進んでるor飲んでも吐いてしまう場合には、病院で点滴

ノロウイルスには有効な抗ウイルス剤がなく、対症療法が行われます。特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者が感染すると、「脱水症状」になりやすいので、症状が少し落ち着いた時に、少しずつ水分補給を行ってください。

症状がひどく、辛くてどうしようもない場合には、吐き気を抑える薬、胃腸を整える薬などを使用することもあります。その際は、医師・薬剤師の指示に従うようにしましょう。

●気をつけること

1. 安易に薬で症状を抑えようとしない

特に感染初期では、ウイルスの排泄が重要になります。無理に下痢を止めてしまうことによって、ウイルスが腸管内に溜め込み、症状の回復を遅らせてしまうこともあるのです。

2. 他人への感染に気をつける

予防法については後述しますが、先述の通りノロウイルスは感染力が非常に強く、容易に二次感染するため十分に注意する必要があります。

●予防法

1. 汚染された食品からの経口感染

食品からのノロウイルス感染を予防するためには、調理の前や調理中に以下の点に注意する必要があります。

・手洗いを正しく行う
せっけんを使用する
60秒もみ洗いした後、流水で15秒すすぐ
(もしくは10秒もみ洗いした後、流水で15秒すすぐというのを2回行うのでもOK)

・調理器具を消毒する
塩素系漂白剤が使えるものであればそれを使うのが一番確実ですが、それ以外のもの(包丁などの塩素系漂白剤が使えない金属製の調理器具)については85℃以上の熱湯で1分以上加熱することが有効です。

・加熱をしっかりと行う
二枚貝などの食品に含まれているノロウイルスの感染力を失わせるには、一般的に「中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱」が望ましいとされています。

2. 人から人への感染

感染者の便や嘔吐物中には大量のウイルスが存在するので、トイレでの排便時、汚物の処理時に"手"が汚染されます。
その手を介して、水道の蛇口、洗い場などがノロウイルスに汚染され、さらにそこから他の人へ汚染が広がります。

●最後に

よく耳にする病気ですが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では死亡事例もあるので、症状が重い場合はたかがノロウイルスと思わず、すぐに医療機関を受診しましょう。

1