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渡瀬恒彦主演『天城越え』も!「松本清張」原作映画5選

東山紀之が中山美穂のストーカー?役を演じるドラマ『花実のない森』。原作者は毎年その作品が映像化される「松本清張」。邦画史に残る傑作といわれる『砂の器』から、日本を代表する名優だった緒形拳の『鬼畜』、桃井かおりと岩下志麻が共演した『疑惑』、渡瀬恒彦主演『天城越え』など5作品。

更新日: 2017年05月10日

aku1215さん

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◆東山紀之がストーカー?を演じる『花実のない森』

少年隊・東山紀之(50)がテレビ東京系スペシャルドラマ「花実のない森」(年内放送予定)に主演する。

東山が演じるのは、IT会社のクリエーティブプランナー・梅木隆介。仕事もルックスも完璧な梅木がドライブ帰りに謎の美女・江藤みゆきと出会い、その妖艶な魅力にどんどんはまっていく。

「花実のない森」で、中山美穂(46)がヒロインを演じる。中山が演じるのは、近づく男たちが次々と不審死を遂げていく謎の美女。

梅木はみゆきを執拗に追い回し、情報を集めまわる。その様子は「梅木は今の時代なら完全な精神異常のストーカー」「今だったらさっさとお縄になってるレベル」と言われるほど。

◆原作は映画化もされた松本清張作品

松本清張『花実のない森』

原作小説「花実のない森」は、数ある清張作品のなかで、テレビドラマ化されたことがない隠れた名作。

東山の清張作品出演は95年「夜光の階段」、04年「証言」に続く3作目。

・松本清張とは

松本清張(1909-1992)は、『或る「小倉日記」伝』(1953)で芥川賞を受賞し、『点と線』『ゼロの焦点』などがベストセラーとなり、社会派推理作家として地位を確立しました。

生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。

実は清張作品は、毎年欠かさず(!)何らかの作品が映像化されている。『波の塔』は9回(映画含む)映像化されている。

◆松本清張の映画化作品5選

▼『砂の器』(1974)

出演:丹波哲郎、加藤剛
監督:野村芳太郎
脚本:橋本忍、山田洋次
音楽監督:芥川也寸志

国鉄の操車場で殺人事件が発生。被害者の身元がわからず捜査は難航する。しかし、被害者が殺害される直前にある男と会っていたことがわかり、2人の会話から「カメダ」という謎の単語が浮かび上がる。

迷宮入りと思われた殺人事件を追う二人の刑事の執念と、過去を隠し通すため殺人を犯してしまう男の悲哀を描いたミステリー映画の傑作。

映画版『砂の器』(監督野村芳太郎)は昭和49年に映画化され、同年の『キネマ旬報』の読者投票では一位に選ばれている。

ドラマの後半は交響曲『宿命』と日本の四季折々の風景をバックに、事件の謎解きと共に、父と子の逃れられない宿命の絆が浮き彫りにされていき、これでもかと言わんばかりに観客の涙腺を刺激する。

美しい風景の中、過酷な運命を背負って日本中を放浪する親子の旅の哀切が何よりも素晴らしい。

豪華キャストもそれぞれ柄に合った好演をみせてくれているが、特に丹波哲郎の貫禄に満ちた名演は忘れ難い。日本映画が、日本映画だからこそなしえた、日本映画ならではの奇跡のような大傑作。

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