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今でも面白い!カプコン名作レトロアーケードゲーム!

名作誕生の裏にさらに名作あり。

更新日: 2019年01月16日

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TAMAYUKIさん

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ソンソン(1984年7月)

伝奇「西遊記」によると、かつては王や神、はたまた妖怪とされた先祖をルーツに持ち、昔日の野放図な性格の片鱗も無いほど健気に輪廻した、「あの」孫悟空の孫にあたる「ソンソン」と、こちらも恐らくは徒ならぬ豚「トントン」が主人公。

同社最古参のコンポーザー森安也子氏、そして河本圭代氏による弾むようなBGMと、途切れることなく進行するゲームの相性が軽快で心地良い。
操作は至ってシンプルだが、不自由を感じさせない点も、これぞ良レゲーといったところ。

ジャンル
強制横スクロール型ACT/STG

操作
4方向レバー+1ボタン(上下左右移動+ショット)
一発ミス、残機制、全19ステージ。

テンジクを目指す三蔵一行。
突然現れた大魔神により連れ去られた三蔵法師と白馬と河童のスイスイ。
残された「ソンソン」と「トントン」は道中で三人を救い出し、お釈迦様から「ありがたいお経」をいただく為、テンジクへ向かって一路邁進する。

旅に彩りを添える、スモール・ジャンボフーズは全部で30種類にも及び、ソンソントントンとプレイヤー自身も思わず食指が動く。

敵は必ず編隊を組んで現れるのが特徴。
単隊ならまだしも、複数の集団に囲まれると攻撃パターンが複雑に重なり、厄介なものになる。

美味しそうな食べ物が目を惹く6ラインマップ。
見た目の可愛らしさに加え、腹が減っては戦ができぬとばかりに気を取られていると、敵に思わぬ場面で足をすくわれる。
コミカルにポップに足音なく迫る罠。
それも作り手側の狙いなんでしょう・・・きっと。

某局「はじめてのおつかい」のような母性くすぐるキャラクターが奮闘する姿は、まさしく三蔵の「おつかい」そのもの。
この年CMから話題となった可愛らしい「エリマキトカゲ」も、いざテンジク。

生きることとは戦うこと…犬猿は言わずもがな、猿豚協力プレイの際はフーズの奪い合いなどせぬよう…。と、三蔵が言ったかどうかは知らないが、ソンソントントンふたり力を合わせて戦う姿はちょっぴり勇ましい。

戦場の狼(1985年5月)

主人公「スーパー・ジョー」を操り、ステージ毎の敵基地・要塞を壊滅せよ!
「百人組手」さながら、ひたすら前へ前へと進む、「ラン&ラン・エンドレスシューティング」といった硬派な内容に仕上げられている。

開発デザイナーは後年「バイオハザード」でゼネラルプロデューサーを務める、藤原得郎氏。
そして同社黎明期を支えたコンポーザー、河本圭代氏による、戦場行進曲を彷彿とさせるBGMが作中延々と流れ続ける様は、ただでさえ終りの無いストイックさを一層加速させる。

ジャンル
縦スクロール型ACT/STG

操作
8方向レバー+2ボタン(ショットと手榴弾)
一発ミス、残機制、全8ステージでループ。

とてもシンボリックで印象的な開始場面。
自軍のヘリから、たったひとり戦場に投下され、腹を括ったかのように手を振る主人公。その後ろ姿からは微塵の迷いも感じられない。

闘志高ぶるキャッチ―な、冒頭のメロディライン「らーらららっらーららっらーみみっみーふぁーみふぁーみっみーししししっしー」を、たった4音のみで構成する創り手のセンス、この点はあの「マリオのテーマ」にも同じことが言えるが、何ともはや、お見事。

SFやポップでコミカルなものを題材とした作品が多かった時代に、「人と人の戦争」にフォーカスしたリアル路線の走りともいえる今作は、それだけで異色の存在感を放っていた。

プレイヤー自身と「色しか」変わらない敵兵たちの諸行無常、「明日は我が身」という埋もれながらも生き抜く緊迫感。

「行く手を遮るのは人、人そして人!」という、一見地味にも思える思い切りの良さが、戦場での「真っ直ぐなサバイバル感」に直結している。

こういった「多勢に無勢をひっくり返す快感」は、同社アクションゲームのアイデンティティとなり、後年の作品にも受け継がれていく。

敵の配置や弾道によっては鬼門になることがある、ステージ中頃に配置されるトンネル。
通過中は自機が目視出来ない死角となり、画面下でたたみ込まれると通過のタイミングがとりにくく、形勢不利に。ここは、一気に突破するのが吉。
姿が見えずそのままミス音が流れる状況は、いささかシュールである。

己の死に目さえ分からないというのも、「戦場らしく」もあるが・・・。

ステージクリア後の一幕。
(エンディング無く)ひたすら続く戦場に、こういった演出は「ゲーム」に緩急やリズムをつけるのに一役買っている。

一服して、喉の渇きを潤し、缶詰を食い、火を熾し、飯を炊き、相棒(銃)の手入れ。
「一匹狼の儀式」といった演出には一種の美しささえ漂う。

魔界村(1985年9月)

同社ACTの「顔」となった作品。
「戦場の狼」と同時開発、拘るが故に後発になったと語る藤原氏。
森安也子氏による一面のBGMは後のシリーズにも使われ、魔界村を代表する一曲となった。
FC版は164万本の売り上げを記録、同社レゲーの旗手とも言える作品になった。

大きく手足を振り上げ、全力で疾走して(いるのだろう)いるかの様な、アーサーの移動モーションに騎士としての強い使命感を垣間見る。
その「走り」は、シリーズ通して彼のキャラクター性を象徴するものに。

ジャンル
横スクロール型ACT

操作
8方向レバー+2ボタン(攻撃とジャンプ)
2ダメージでミス、残機制、全6ステージで2周エンド。

王国を守る騎士の宿命による戦傷に、王女直々の手当て施しを受けていたアーサー。
突如、辺りは闇に包まれ、不穏な雰囲気が立ち込める中、魔界よりの使者サタンが雷鳴と共に現れた。

「しまった!!」

青天の霹靂。

アーサーの気付きと同時に、目の前でプリンセスは連れ去られてしまう。

開始直後、闇の無言に現れる、真朱の好敵手「レッドアリーマー」。
開発において「魔界村創造の中心」と位置付けされ、幾多のプレイヤーの屍を築き上げた、魔界のアイコン的キャラクターである。
「悪魔のプログラム」の恩恵に与り、攻守一体となる挙動でプレイヤーを愚弄する。

後に彼を主人公にしたシリーズタイトルが発表されたり、格闘ゲームにゲスト出演(乱入)するなど、単体での人気も高い。

好みや賛否が分かれる点として、一度ジャンプしたら着地点までの軌道を調整できず「あっ!やってしまった」感が予想に反しない結果を生むことが多い。

「迂闊な行動は即死に繋がる」魔界での緊張感演出となっていることは確か。

すとーん!と落下決定の際の胸を突かれた様な、意図せず深爪する瞬間にも似た「ぎくり」感は、魔界に対する畏怖より心臓に悪い。

ラスボス前の怒涛のボスキャララッシュ、家族総出の猛襲は実にサディスティック。

怯むなアーサー!
プリンセスは、もう目前だ!!

トップシークレット(1987年3月)

世界戦争から十数年後、巨大ミサイルを手に甦った宿敵。
魔の「国家的陰謀‐トップシークレット‐」を探るべく、旧連邦軍内部にて秘密裏に組織された特殊部隊は、ついに敵基地へと侵入する。彼らは無事にミサイル発射を阻止し、世界を救う事が出来るのか。
 片腕のワイヤー、それは世界の命綱・・・。

妨害や障害をやり過ごすだけで精一杯、「生きてるだけでめっけもん」といった、綱渡りの様な緊張感により、スリリングなサバイバルアクションを堪能できる。

ジャンル
任意縦横スクロール型ACT

操作
8方向レバー+2ボタン(ショットとワイヤー射出)
1発ミス、残機制、全5ステージで2周エンド。

居眠りする警備兵を尻目に、敵の最前線基地へ侵入を開始、奇襲をかける特殊部隊員。
森深く枝が重なり茂るこの場所は、ワイヤーには好都合、地の利を得て上へ奥へと進め!

「ジャンプが無」く、上方へはワイヤーが唯一の移動手段。たった一筋のワイヤーではあるが、使いこなしは一筋縄とはいかない。
「地に足付いたもどかしさ」に順応するほど、カタルシスをもたらす「一体感」。今作の魅力はこの一点に尽きるのではなかろうか。

防衛線を超え、いよいよ基地内部へと歩を進める。
次々と明らかになる、「奴ら」の驚異的な技術力と恐るべき兵器の数々。巨大なロボットまでもが量産されていたとは・・・。

「バトルフィールドは敵基地のみ」という思い切りの良さが、より深部へと展開してゆくストーリー進行に自然な説得力を持たせている。

限られた表現力で深みのある世界構築に成功しているのは、スタッフ陣のセンスの見どころ。

間一髪!爆風と熱を背で感じつつ、決死のダイブ!
「これぞアクション」といった、緊迫の一瞬に臨場せよ!!

次第に熾烈さを増し、湧くように出現する敵たちには、パターンを組まないと突破できない場面も。特にステージ4後半からステージ5は、今作の難度を印象付けるに決定的な場面。さらに「時間」という見えない敵の足音を、背で感じるような状況も当たり前になっていく。

ついに、白日の下にその姿を現したミサイル。
だが・・・非情にも、発射へのカウントダウンは始まってしまった!
世界存亡の機は、あと数十秒・・・。

直感と行動を繋ぐ「ワイヤー」で、プレイヤー自身の「アクションゲーム」の既成ハードルを越えられるかという挑戦(発)的なゲーム性ゆえ、好みや得手不得手の分かれる作品ではある。
・・・が、手のかかる子ほど何とやら、特別な愛着湧く・・・、そんな一作に仕上がっている。

ストリートファイター(1987年8月)

同社の代名詞的格闘ゲーム「ストリートファイターシリーズ」の記念すべき第一作。

幼い頃から格闘技の道を歩み、天才格闘家と言われるまでに成長した「隆」と「拳」。
互いにライバルと認め合い、切磋琢磨し、ついに独自の格闘技を確立した。
己の力を試すべく、いよいよ、その眼差しは世界へと向けられていた。
様々な格闘スタイルを持つ、新たなライバルたちが集う異種格闘技大会を舞台に、「最強」の称号を手にするのはどちらなのか・・・?

ジャンル
対戦格闘

操作
8方向レバー+2ボタン(小中大攻撃)
レバー+ボタンの組み合わせで、必殺技。
ボーナスステージ除く、全10ステージ。

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