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どうなる?神戸に国内2例目の「赤ちゃんポスト」設置計画

設置されれば国内2例目となる「赤ちゃんポスト」。10年前の設置では賛否両論があり、これまで125人受け入れた。これには、なんとも言えない…声も聞かれました。

更新日: 2017年02月10日

CloverSさん

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◆神戸に「赤ちゃんポスト」の設置を目指す

親が育てられない子どもを匿名で受け入れる、いわゆる「赤ちゃんポスト」を関西に設置しようと活動している団体が、神戸市の助産院に設置を目指す方針を発表しました。

神戸市北区ひよどり台2の「マナ助産院」に、NPO法人「こうのとりのゆりかごin関西」(大阪府箕面市)が設置する。ゆりかごはスタッフルームの一角に新設し、約800万円の費用を見込む。

◆子育てをできない親の赤ちゃんを安全に保護をしてもらう「赤ちゃんポスト」

色々な事情で子育てができない親が、身元を知られることなく、病院などで安全に保護をしてもらう為の施設やシステムのことを、通称「赤ちゃんポスト」と言います。

別名「こうのとりゆりかご」とも言われており、施設名には赤ちゃんポストではなく「こうのとりゆりかご」とつけられています。

「赤ちゃんポスト」の試みは1999年にドイツで始まり、現在はドイツ国内で78ヵ所にも広がりました。同様の施設はヨーロッパ内にも徐々に広がりつつあります。

◆10年前に熊本の慈恵病院で初めて設定されて賛否両論があった

10年前、赤ちゃん遺棄、虐待を防ぐために熊本の慈恵病院に「赤ちゃんポスト」が誕生したとき、「子捨てを助長するとは何事か」など、賛否両論が巻き起こった。

一方、病院側は、慎重論や批判には「捨てられた赤ちゃんを黙って見過ごすのは、虐待で亡くなる子をそのまま見ているのと変わりない」と反論するなど、「救える命があるなら救うべきだ」という意見も根強い。意見は設置当初から大きく割れた。

熊本の病院では設置から去年3月までの9年間で125人の赤ちゃんを受け入れている。

◆慈恵病院では、24時間無料で全国から電話相談も受け付けている

「こうのとりのゆりかご」に相談を寄せる女性の4割は20代、2割は20歳未満の若い女性です。20歳未満の女性のほとんどは学生で、中学生や高校生も含まれます。

病院は予期せぬ妊娠の相談に乗り、どうしても自分で育てることができないケースについては、民間の団体を通じて、特別養子縁組で赤ちゃんを育てたいという夫婦につないでいます。

慈恵病院で特別養子縁組を行った190件のうち、実に43件が若年層の妊娠でした。高校3年生で、進学も決まっていたというケース、強姦による妊娠で、親に言えず6ヶ月になっていたケースなど、様々です。

◆今回設置を目指すマナ助産院では、妊娠相談や急な出産の受け入れ事業も目指す

詳細は未定だが、ポスト設置だけでなく、妊娠相談や急な出産の受け入れ事業も目指しているといい、マナ助産院の永原郁子院長(59)も「虐待を減らし、多くの子供の命が救われることになる」と語った。

「来られた方がホッとするような、『よくここまで命を守ってきたね』と。そういうものを作ろうとしています」

児童相談所が受けた児童虐待の相談件数は、昨年度およそ10万人と、過去最悪を更新している。警察庁によると、虐待で死亡した子どもは、去年26人。NPO側は、セーフティネットとして必要だと主張している。

◆ただ、厚生労働省は「助産院での設置は医師法に抵触する」との見解を示している

神戸市は「助産院での設置は医師法に抵触する」という厚生労働省の見解を示し、医師が関わる態勢づくりが課題となる。

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CloverSさん



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