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ロールプレイング ~客様役を設定し役割を演じるてみる。

役割演技とも言われ、現実に起こる場面を想定して、それぞれ役を演じ疑似体験をする。

更新日: 2017年02月14日

mamekotoさん

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ロールプレイングとは

役割演技(やくわりえんぎ)とは、現実に起こる場面を想定して、複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通じて、ある事柄が実際に起こったときに適切に対応できるようにする学習方法の一つである。ロール・プレイング(英 role playing または roleplaying)、日本語では略称でロープレなどともいう。

この技法は、J.L.モレノのサイコドラマ(心理劇)から発展したものだが、人に対する感受性や問題解決力を高めることに主眼がおかれるため、STや交流分析に近い手法として位置づけされる。しかし、STや交流分析では直接的フィードバックが中心であるのに対し、ロールプレイングは問題の状況や役割を設定したうえで行うところに違いがある。

シミュレーションが、ある事象をモデル化し、参加者がそれを擬似的に体験するものであるのに対し、ロールプレイでは、ある特定の(自分と違う)立場の人(場合によっては、動物やモノの場合もある)になったつもりで、ある問題について考え、それを表現するというところに特徴がある。

接客ロールプレイングとは、販売員役とお客様役を設定しロール(役割)をプレイ(演じる)ことです。つまるところ、実際の接客販売を想定して、販売員がお客様にどう接客やアプローチをかけていけばいいのかを練習すること。”接客ロープレ”などと呼ばれることが多いですね。

ロールプレイングの狙い

ロール・プレイングでは、それぞれの役割遂行を媒介として、人と人とがお互いに対応する場面を通して、次のようなことを学習することが期待できます。

・相手の考えや感情の動きをつかむことのむずかしさ。
・相手の話を完全に聞き取ることのむずかしさ。
・傾聴と共感の重要性。
・やりとりを通して状況が変化することをつかむ。
・自分の言動の特徴をつかむ。
・自発的で柔軟性のある行動がとれる。

実際に自分自身で、所定の役割を演じることにより、納得の度合いも高くなり、受講者の態度変容に大きな効果が期待できます。

◆学習効果

 ロール・プレイングでは、それぞれの役割遂行を媒介として、人と人とがお互いに対応する場面を通して、次のようなことを学習することが期待できます。

1.相手の考えや感情の動きをつかむことのむずかしさ。
2.相手の話を完全に聞き取ることのむずかしさ。
3.傾聴と共感の重要性。
4.やりとりを通して状況が変化することをつかむ。
5.自分の言動の特徴をつかむ。
6.自発的で柔軟性のある行動がとれる。

ロールプレイングの手順

・ポイント① 練習ではなく本番を想定して
・ポイント② 顧客設定をしっかり用意する
・ポイント③ フィードバックはその場で、短く、ひとつだけ

ロール・プレイングの実施の手順は、次の通りです。

実施のステップ:

①目的、進め方を説明する
②役割の決定と演技の準備
③役割の演技(ロールプレイ)
④演技の評価とフィードバック
⑤場合により、再演技を行う

◆実施手順
 事前の準備の後、一般的には次のような手順で技法を進行させます。

1.ロール・ブレイングの説明‥‥この訓練のやり方、そして何を習得することを期待されるかなどを説明します。

2.ウォーミングアップ‥‥始めるに当たって気楽になるような雰囲気をつくります。

3.役割の決定‥‥それぞれメンバーの役割を決定します。最低でも次の三つの役割があります。

a.進行係=ロール・プレイング全体の進行。(通常はインストラクターが行う場合が多い)
b.演技者=登場人物を演技する役割(お客役とセールス役など)。
c.かんさつしゃ=演技を観察する役割で、演技者以外の全受講生が観察者となるのが普通です。

4.実技‥‥役割分担にそってロール・プレイングを始めます。

5.分析・討議‥‥演技終了後、観察者は演技者(主たる演技者)にたいするコメントをまとめて発表し、討議をするなど評価します。
6.再演‥‥分析・討議の後、再演するかビデオを再生して、問題となったシーンを確認していきます。

「ロールプレイ」の進め方のパターン

その1:参加者全員を登場人物の数にグループ分けし、それぞれのグループに配役する。

1.各グループに「役柄カード」を配り、よく読んで、グループ内でその役柄について話し合う。
2.各グループから1人、代表者を出し、グループ内での話し合いの内容に沿って、全員の前でそれぞれの役柄を演じ、意見を言う。
3.合意形成をめざし、全員で話し合う。
4.時間に余裕がある場合は、途中で話し合いを中断して課題を整理し、グループ毎に調査や話し合いを行った上で再開する。


その2:参加者の中から登場人物の数だけ代表を選び、他の参加者の前で演じる。

1.代表者に「役柄カード」を配る。
2.代表者は、「役柄カード」に沿って役柄を演じ、意見を言う。
3.登場人物(演じ手)による話し合いが決裂した状態でストップする。
4.各登場人物はどのような考えだったのか、参加者全員で話し合う。
5.解決策について、全員で話し合う。

その他

ロールプレイング技法の種別

1,役割交換法(Role Reversal Technique)
2.スイッチング法(Switching Technique)
3.位置役割法(Role Position Technique)
4.ものまね法(Imitation Technique)
5.代役法(Substitute Technique)
6.ダブリング法(Doubling Technique)
7/応答制限法(Response Control Technique)
8/示範法(Model Technique)
9/役割交替法(Role Exchange Technique)
10.ロールレスポンス法(Role Response Technique)

 等があります。

動画解説

口コミ

「人格」は、ヒトが成長する過程で〝自然〟と備わってくるものではなく、「公衆」の目を意識した「演技=活動」において演ずべき「役割」なのである。(ハンナ・アーレント)

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