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グループインタビュー ~司会者が座談会形式でインタビューを行う調査手法

対象者同士の意見交換からより広く多くの情報が得られたり、連鎖反応によりより深い関連情報が得られる

更新日: 2017年02月16日

mamekotoさん

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グループインタビューとは

グループ インタビュー(GI)

別名:グルイン、フォーカス グループ インタビュー(FGI)

調査対象者を6人程度集め、モデレーターと呼ばれる司会者が調査テーマについて質問を行い、自由に発言をしてもらうことでさまざまな意見・情報を収集する調査手法です。

調査対象者を5~8名程度集め、司会者の進行のもとに座談会形式で行う
グループインタビューのご紹介です。アンケートなどの定量調査ではわからない、生活者のニーズや行動の理由などを抽出します。

一般的なアンケート調査と大きく異なる点は、座談会形式で行なうため、
・ 対象者同士の意見交換からより広く、多くの情報が取得可能
・ 対象者同士の連鎖反応によりより深い関連情報が取得可能
・ 想定外の新しい意見やアイデアが生まれる可能性。
などの効果が期待できます。

グループ・インタビューの特徴

 グループ・インタビューには、①原則として出席者の発言に特別な制限はつけないため、多様で自由な発言が期待できる、②対象者同士の発言によって触発し合い、話題が一層発展するといったメリットがあります。一方で、①他人への遠慮などから話題がある程度までしか深まらない、②グループ内での多発言者の意見に引きずられて、本音の意見が出ない、③司会者の導き方が未熟なため、話題が関係ないところで盛り上がり、肝心なテーマに関する発言が収集できなくなる、といった結果にならないよう留意が必要です。そのため、対象者の自由な発言を重視しながら、テーマに関連した役立つ発言を引き出すためには、グループ・インタビューの成果をどのように活用するのかを、事前に明確にしておくことが重要です。

グループインタビュー」は、集団面接法とも呼ばれ、2人以上の調査参加者(通常5?8人)を1室に集め、座談会形式で回答を収集する調査手法です。

調査では、経験豊富なモデレーター(司会者)が調査参加者に対してインタビューを行い、特定のテーマについて、全員で自由に話し合っていただきます。そして、その回答内容を元に、参加者の深層心理を捉えます。

フォーカスグループインタビューとは

少人数(1グループあたり5~6名程度)の対象者に対し、司会者が座談会形式でインタビューを行う調査手法です。
対象者の中から出された発言や態度などを分析することにより、インターネット調査などの定量調査では捉えきれない、消費者の潜在的なニーズや消費行動に対する理解を深めることが可能です。

グループインタビューとは?

・司会者(インタビュアー)と参加者3~6人(通常、4名程度)で行われる座談会形式の調査方法

・インターネット調査などの定量アンケートだけではとらえきれない、生活者の心理を理解することが可能

・性別・年齢や、商品に求める価値の志向性、利用シーンなどでセグメント化された、一定の共通性を持ったグループを対象にインタビューを行う。
 集まった皆に共通の話題の土俵があるからこそ、それぞれの意見により場が刺激され、相互のディスカッションの中で、発言が集約されたり、話題が発展されていく。
 これを、「グループダイナミズム」と言い、消費者意識の掘り下げや、思いもしなかった意識の発展に繋がる。

・インタビュアーと1対1で行う「デプスインタビュー」との大きな違いは、この「グループダイナミズム」による意見の集約&発展プロセス。グループインタビューは、ターゲット層の集団としての消費者の心理・行動(過程)や、特定集団における商品・受容度を把握するようなケースに向いている。

グループインタビューの方法

5.グループインタビューの方法
(1) 司会者:インタビュアー1名(サブインタビュアー 1名) 
(2) 記録者:筆記記録、観察担当者各1名(録音担当、映像担当者各1名)
(3) インタビュー対象者:通常6~12名
(4) 所用時間:1時間半~2時間半
(5) 場所要件:静かな個室、録音映像記録設備

ここが重要ポイント!

・インタビュー時間は、2時間程度が目安。

 インタビューの席上、対象者が積極的に会話に参加しようと感じるのは、2時間くらいが限度。2時間を越えると対象者は飽きてしまい、質問をしても反応がいい加減になることもある。


・1グループの人数は、6人くらいがベスト。

 リサーチのテキストには7~8人などと書かれていることもあるが、8人では多すぎて全員の話しを聴こうとすると一人の発言量が減ってしまい、結局限られた数人の発言になりがち。


・商品知識や利用経験などのレベルはグループ内で均一にする。

 レベル差があると、知識・経験が豊富な人がオピニオン リーダーとなり、知識・経験が少ない人は、オピニオン リーダーに同調して自分の意見を言わなくなってしまう。


・使用実態など事実を押さえるだけの項目は、事前アンケートで。

 限られた時間を有効に使うために、対象者のプロファイルを押さえておく程度の質問ならインタビュー開始前の事前アンケートで回答してもらう方がよい。インタビューでは生活者の意識を掘り下げることに時間を割く。

2.インタビューガイドの作成について

調査計画書が出来上がった段階で、それを基にインタビューガイドを作成します。インタビューガイドの作成は、言わば定量調査におけるアンケート設計で、司会を務めるモデレータは、このインタビューガイドに則ってインタビューを進行していきます。
具体的な質問作成にあたっては、どういった切り口で話題を提供すると、対象者の発言を引き出すことが出来るのかを、その流れも含め出来るだけ時間をかけて考えることが必要です。

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