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「保育園落ちた日本死ね」から1年…待機児童問題はどうなった?

話題になった「保育園落ちた日本死ね」から約1年。安倍首相は2017年度の待機児童ゼロ目標の達成は困難とした。これには、いろいろな声が聞かれた。

更新日: 2017年02月18日

CloverSさん

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◆安倍首相は「待機児童ゼロ」目標の達成は困難との見通しを示した

安倍首相は、2017年度末に待機児童をゼロとする政府の目標について、達成は困難との見通しを、17日の国会で示した。

安倍総理大臣は、「大切なことは、しっかり経済をよくし、財源を確実にしながら、結果を出していくことだ。われわれの予測は外れたわけで、十分に改善速度に追いついてなかったことは残念だが、この目標に向かって、しっかりと進んでいきたい」と述べました。

首相は政府目標に向けて「しっかり進んでいく」と強調したが、達成は容易でない。

「保育園落ちた日本死ね」と書かれた匿名ブログに、首相が「本当かどうか確かめようがない」と答弁したことで非難を受けてから1年。政府は対策を重ねているが、目標達成には暗雲が垂れこめている。

◆約1年前「保育園落ちた日本死ね」が話題になった

「保育園落ちた日本死ね」。約1年前、ネット上に現れました。

刺激的なそのタイトルが話題となり、『ユーキャン新語・流行語大賞』のトップテンにランクイン

その後、ツイッターでは「#保育園落ちたの私だ」という投稿がムーブメントを巻き起こし、待機児童問題の深刻さが浮き彫りになりました。

◆保育所への入所希望者は急拡大し、待機児童は2年連続で増加している

厚生労働省の集計では、認可保育所や認定こども園の入所を希望しても入れない待機児童は昨年4月1日時点で2万3553人(前年比386人増)に達し、2年連続で増加している。

保育所への入所希望者は、11年春の218万人から、16年春には255万人に急拡大した。

保護者が育児休業中などの理由で集計に含まれない隠れ待機児童は約6万7千人に上っている。

◆政府は17年度までの待機児童ゼロを掲げる「加速化プラン」を進めている

17年度までの待機児童ゼロを掲げる「加速化プラン」では、13年度からの5年間で50万人分の受け皿整備を進めており、達成が見通せる状況になっている。

政府は13~15年度に約31万人分の保育の受け皿を確保。16、17年度でさらに約17万人分を上乗せする方針

2017年度末までに50万人分の受け皿を確保するには、2013年度比で新たに約9万人の保育士の確保が必要になる。一方で保育士資格を持ちながら就業していない「潜在保育士」は80万人以上と推測される。

◆さらに、「企業主導型保育事業」を導入し5万人分の受け皿確保を見込んでいる

加えて、企業内の保育所への公的補助を充実させた「企業主導型保育事業」を導入し、17年度末までに5万人分の受け皿確保を見込んでいる。

企業主導型の事業所内保育事業を主軸として、多様な就労形態に対応する保育サービスの拡大を行ない、保育所待機児童の解消を図り、仕事と子育てとの両立に資することを目的に創設された事業です。

企業に直接助成金を支給して、認可外の保育所を設置することを支援する

◆安倍首相は目標達成が困難な理由として、「働き始める女性が見積もり以上になった」と説明した

安倍首相は「(平成)29年度末、正確には、30年3月31日ということになりますが、しかし残念ながら、今、非常に厳しい状況になっているのは事実でございます」と述べた。

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