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『直虎』だけではない!サブタイトルが面白いドラマたち

大河ドラマ「おんな城主直虎」のサブタイトルが気になると評判になっている。実はこれ、脚本家の森下佳子らが、有名な映画や小説をモチーフに名付けた一種の遊び心。これまでにも朝ドラはじめ、さまざまなドラマに使われてきた面白サブタイトル。本編だけでなく、サブタイトルに着目するのも楽しい。

更新日: 2017年06月25日

aku1215さん

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◆大河ドラマ『直虎』のサブタイトルが気になると評判に

『おんな城主 直虎』(2017)

主演:柴咲コウ
脚本:森下佳子

『おんな城主 直虎』を見ている視聴者のなかに、各回のタイトルが気になるという声が散見されます。

脚本家・森下佳子氏がつけたサブタイトル「井伊谷の少女」から『風の谷のナウシカ』を連想したり。

『おんな城主 直虎』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)のサブタイトルがSNS上で「ゆるい」と話題になっている。

・「サブタイトル」とは

“本タイトルを限定,あるいは説明しているタイトル関連情報”。副タイトル(副書名)ともいう。

漫画やアニメなどでの、各エピソードごとのタイトルのこともサブタイトルと表現することがある。こちらはエピソードタイトルともいう。

◆どうやら元ネタがある模様

同局に確認したところ、「よく知られた映画や小説などの作品をモチーフにしてタイトルをつけています。脚本の森下佳子さんをはじめ、毎回の制作打ち合わせでサブタイタイトルを決めるところまでセットにして、皆でいろいろ考えて決めています」との回答。

これまでのタイトルの元ネタを紹介すると、第1回「井伊谷の少女」と第2回「崖っぷちの少女」は国民的アニメ映画。第3回「おとわ危機一髪」は映画『007危機一発』(1964年)。

第5回「亀之丞帰る」は菊池寛の戯曲『父帰る』、第6回「初恋の別れ道」はチャン・イーモウ監督の中国映画『初恋の来た道』(1999年)。

◆実は同じ脚本家の作品『ごちそうさん』でも使われた手法

『ごちそうさん』(2013)第一週「いちご一会」

第一週のヒロインはいちご探しに奔走

同ドラマの脚本を手掛ける森下氏と制作統括の岡本幸江氏は、連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年)のコンビ。

この時も、「いちご一会(一期一会)」、「君をあいス(君を愛す)」、「いもに見ていろ!(今に見ていろ!)」など、各週のエピソードに関わる食材の名前をもじったサブタイトルがついていた。

これは、彼女たちなりの遊び心ある仕掛け、“得意分野”といえるかもしれない。

◆サブタイトル遊び(工夫)は朝ドラ(NHK)の伝統

『第64回NHK紅白歌合戦』(2013)

『あまちゃん』放送終了後の「紅白」で、特別編として展開された時のサブタイトルも、第157回「おら、紅白出るど」だった

本格的なサブタイトルがついたのは、1996年度の前半に放送された『ひまわり』だった。しかも、この時すでにひねったタイトルが使われていて、有名なことわざに疑問符をつけるというやり方だった。

『あまちゃん』も、ヒロインのアキ(能年玲奈)が東京で育ったのに北三陸に来た途端、いきなり訛ったので、「おら~」というセリフのようなスタイルで統一されていた。

『ごちそうさん』と同じダジャレ押しの週タイトルといえば、2007年度後半の『ちりとてちん』を忘れてはいけない。内容的に本編でも笑いは豊富だったが、週タイトルもことわざや曲名、映画のタイトルなどをダジャレにしたものだった。

◆『あまちゃん』の宮藤官九郎作品は大抵サブタイトルで遊ぶ

『ゆとりですがなにか』(2016)

最終話のサブタイトルは「思春期の新郎新婦…俺に一発殴らせろ!」だった

『池袋ウエストゲートパーク』
サブタイトルは1(イチゴ)・2(ニンジン)・3(みかん)…と、数字の語呂合わせをしており、劇中にもそれにちなんだアイテムや人物が登場する。

『タイガー&ドラゴン』
サブタイトルは古典落語の演目をそのまま用いて、その演目をベースとした一話完結形式のドラマに仕立てられている。

『マンハッタンラブストーリー』
〈第1話〉 君の瞳に恋してる〈第3話〉 ロマンスの神様〈第4話〉 ハリウッドスキャンダル〈第7話〉 君は薔薇より美しい〈第10話〉 恋人がサンタクロース

曲名のパロディ

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