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ワールドカフェ ~話しやすい会議の場を作る。

カフェでくつろぎながら会話するように、リラックスした状態でテーマについて話し合う。

更新日: 2017年02月21日

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mamekotoさん

ワールドカフェとは

Juanita Brown(アニータ・ブラウン)氏とDavid Isaacs(デイビッド・アイザックス)氏によって、1995年に開発・提唱されました。

この手法には、まるでカフェでくつろぎながら会話するように、誰もがリラックスし、安心して話せるような環境を会議などの場に作り出すことで、創造的、革新的な発想を生み出す効果が期待されている。また、ワールド・カフェには基本的に参加者をコントロールしようとする発想がないため、結果として参加者の主体性が引き出され、参加者同士の一体感が生まれやすいという利点もある。

ワールドカフェ(英語: The World Cafe)は何人かの会議での討論のやり方(ファシリテーション)の一形式で、与えられたテーマについて各テーブルで数人がまず議論し、次にテーブルホスト以外は他のテーブルへ移動し、そこのホストから前の議論のサマリーを聞いてからさらに議論を深め、これを何回か繰り返した後に、各テーブルホストがまとめの報告を全員にする方法である。参加者が少人数で自由に発言をしながら、他の人々の様々な意見にも耳を傾ける機会を増やすやり方である。

ワールドカフェの進め方

ワールド・カフェは12人から成立し、1,000人以上でも実施が可能です。参加者は4~5人ずつ、複数のテーブルに分かれ、テーブル毎に対話を行います。そして、一定時間が過ぎたらテーブルのメンバーを変えて、また対話という繰り返しを続けます。

ワールドカフェは、一般的に1ラウンドが10~30分となります。

1.ファシリテーターから提示された問いについてラウンド中に対話し、アイデアや可能性を表面化させたり、つなぎあわせたりします。話したことはテーブルの上に置いてある模造紙の上にどんどん書き出します。

2.各ラウンドが終了したら、各テーブルで一人、テーブルに残るテーブルホストを決めて、それ以外のメンバーは別のテーブルへ移動します。

3.テーブルホストは、前のラウンドで何が話されたかの短い概要から次のラウンドを開始し、前のラウンドで得たひらめきなどを共有します。

4.すべてのラウンドが終了したら、部屋全体をハーベスト(harvest: 収穫)することが重要です。対話の中で気付いたことは何か、重要なアイデアは何かなどについて参加者が付せんに書き、ホワイトボードに貼り出すなど全員から見えるように可視化します。

以下の7つの原理に基づいて、話し合いの場をデザインすることで、生成的なダイアログを生み出します

1.コンテクストを設定する
・ダイアログを可能にするための目的と広範な要件を明確にする

2.もてなしの空間を創造する
・個人的な快適さと、お互いを尊重する気持を育むことができるもてなしの環境と、心理的な安心感を確保する

3.大切な質問を探求する
・協働を引き出すような強い力を持つ質問に対して、集合的に関心を高める

4.全員の貢献を促す
・参画と相互支援を促すことによって、「個」と「全体」の関係を活性化する

5.多様な視点を他花受粉させて、つなげる
・中核的な質問に対して共通の関心を高め、異なる視点のつながりをもつ多様性と密度を意図的に強めることにより、創発が現れる生体システムのダイナミズムを活用する

6.パターン、洞察、より深い質問に共に耳を傾ける
・個々人の貢献を損なわずに思考の結束を育むことができるように、共通の関心事に焦点を当てる

7.集合的発見を収穫し共有する
・集合的知識と洞察を可視化することによって行動に移せるようにする

事例

昨年、十勝の魅力などについて話し合い、参加者同士の想いを共有するなど、地域づくりを考えるきっかけとするため、「とかち・おびひろワールドカフェ」や「とかち元気カフェ」を開催しました。

 「ワールドカフェ」による対話の手法は、自由にアイデアや意見を引き出すことができ、また、世代も職業なども違う様々な立場の住民が気軽に話し合うことができたほか、さらには、様々なテーマで話し合うことができるなど、まちづくりの話し合いの場面で効果的な手法でした。

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