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うちの子、視力低下!?最新医療・子供の視力回復法

今のうちなら回復方法があるかもしれない?怪しい視力回復教材に頼らない最新医療をまとめました。

更新日: 2017年02月23日

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sherryrosaさん

子供の視力低下が見つかるのは、多くの場合、小学校入学以降の学齢期。「黒板の文字が見えにくい」といった本人からの訴えや校内の定期視力検査で明らかになるケースがほとんどです。

「子供が学校の視力検査でC判定(視力0.6~0.3)をもらってきた」「遠くを見るときにいつも目を細めている」など、子供の視力低下を目の当たりにしてショックを受ける保護者の方は少なくありません。

た・・・たしかに。保護者にとっては低学年であるほどショックが大きいですよね。

子供の視力低下は、多くの場合「近視」です。近視とは、目の焦点(ピント)が網膜よりも前で結ばれている状態のことで、近くが見える代わりに遠くのものを見づらくなります。
近視の原因は、現代の医学でもはっきりとはわかっていませんが、「遺伝説(遺伝的要因)」と「環境説(環境的要因)」という2つの有力な説があります。

子供の視力低下は、多くの場合「近視」です。近視とは、目の焦点(ピント)が網膜よりも前で結ばれている状態のことで、近くが見える代わりに遠くのものを見づらくなります

近視って遺伝でもなるの??ほんとですか。眼医者さん教えてください。

患者
親が近視だと子どもも近視になりますか。


医師
メガネで矯正できないくらい強い近視は遺伝に左右されるといえますが、近視の大部分は遺伝的な要素が関係しているという程度にすぎません。むしろ環境が与える影響が大きいという説もあって、親が近視だから子どもが必ず近視になるとは限らないのです。

でも調べたところ、親が近視だと子供も近視になりやすいのは本当みたいです。
都市型国家である日本では近くを見る作業が日常化しており、近視になるのは
ある意味で環境に適応しているとも言えますが・・・。
テレビゲームや本をいくらよんでも目が悪くならない子もいますよね。
やっぱり遺伝要素は大きいみたいです。

患者
どんなことに注意すればいいですか。


医師
まず正しい姿勢で勉強や読書をするよう心掛けてください。背中をまっすぐにして少し頭を前にかたむけた姿勢で、目と本の間を30センチくらい離しましょう。
目の疲労を防ぐために、1時間机に向かったら5分から10分は目を休ませて、コンピューターゲームなどは40分以上続けないようにしてください。
部屋の照明は明るすぎたり暗すぎたりしないよう、机に向かうときは部屋の明かりといっしょに、スタンドをつけるのが目によい照明のしかたです

正論ですが・・・では怪しい視力回復教材などではない、ちゃんと根拠のある治療法はないのでしょうか?

視力低下で眼科医に行くと大体処方されるのがこの薬

ミオピン

ミドリンやサンドールは、眼底検査時に用いられる薬で、筋肉を麻痺させて毛様体を緩ませる目的で処方されます。

これに対し、ミオピン(マイピリン)は、反対に筋肉を刺激することで毛様体に働きかけ、一時的に調節力を上げる目的で処方されます。
どちらも毛様体筋に働きかけるのですが、麻痺させるか、刺激するか、という違いがあります。

ミオピン(マイピリン)の方が濃度がうすく、ミドリン程の副作用はありません。

ですが、どちらも一時的な対処療法であり、本質的な視力の改善とはなりません。本来自分が持っている機能を引き出す方法のほうが、本質的な問題解決になります。

この薬は50年くらい前から使われているようですね。
でもごく初期の近視にしか視力回復の効果は見込めないそうです。

最新の視力回復医療について

マイオピン(低濃度アトロピン治療)

アトロピンという目薬を100倍に薄めてさすという方法です。海外の論文では、副作用を最小限にして、なおかつ十分な近視進行抑制効果が得られることが示されています。(約60%の近視抑制効果!)
この治療方法は、近視眼の多いアジア地域ではすでに一般的に行われており、特に台湾では80%の眼科医が標準治療として、「低濃度アトロピン」を取り扱っ ています。それにより、子供が強い近視になる割合が低下しているという報告もあります。台湾では、現在近視の第一治療選択がこの点眼になっています。

アトロピンは散瞳(瞳孔を開く)作用があることで知られ、古くから治療や検査目薬として使われてきました。強力なピント調節麻痺作用があり、斜視や弱視の診断には欠かせない目薬です。
近視の進行を抑制する効果があることも昔からわかっていました

わかっていたのならどうして多くの眼科では実施していないんですか?

使ってみると、散瞳作用のために非常にまぶしく、ピント調節麻痺作用のために字の読み書きが困難になってしまいます。
そういった理由で、アトロピンは副作用が強いので近視予防には使えないと考えられてきました。

たしかに子どもには副作用があるものはあまり与えたくないのが親心です。

ここ数年、アトロピンは見直され、再び近視予防に使われ始めました。濃度を薄くしても十分効果があるという報告が相次いだからです。
100倍に薄めれば散瞳作用も調節麻痺作用も通常問題になりません。報告でも、ピント調節力、瞳孔の大きさ、近方視力とも無投薬群との差は無視できるほど小さかったとのことです。一番多かった副作用はアレルギーで、これは投与を中止すれば治りますので心配ありません。

しかし、この治療はおおむね小学校低学年程度の近視になりたての人、中等度(-6D)以下の近視の人向けという制約があるようです。
ほかに有効な治療法はないのでしょうか。

オルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは寝る前にコンタクトレンズをはめて昼間の間だけ視力を回復するという治療です。

どうしても手術が怖いという方にはオルソケラトロジーがお勧めです。オルソケラトロジーは、夜間寝ている時にレンズを装用し、日中は裸眼で過ごせるという治療です。近年主流のレーシック手術はレーザーを照射し近視や乱視を矯正する治療で、レーザーを使用するので正確に矯正することが可能ですが、元の状態へ戻すことは出来ません。

オルソケラトロジーは、レンズを付けることをやめれば元の状態に戻りますので安全性の高い治療と言えます。

それは子供でも利用することができるのでしょうか?
やはりつけ外しが自分でできないと無理でしょうか。

オルソケラトロジーは角膜が比較的柔らかく、年齢制限により近視矯正手術の出来ない若い方に特にオススメしたい矯正方法です。またスポーツ選手など体を激しく使ったり、定められた視力が要求される職業の人たちにも効果があります。


Q2年齢制限はあるの?

A ご自分でレンズの取り扱い、着脱、ケアがきちんと出来る事が条件です。一般的には小学校高学年からが目安です。

やっぱり小学校高学年くらいからでないと扱うのは難しそうですね。
実施している眼科医もまだそんなに多くはないようです。
その一方でコンタクトをしている小学生の30%程度はこのレンズなのだとか。
小学生自体のコンタクト装用率は低いと思いますが、皆さん子供のために必死なのですね。

Q1痛みはないの?

A この治療では特殊なハードコンタクトレンズを利用するため、初日はゴロゴロとした異物感を感じるかも知れません。ただ、2日目、3日目と角膜が矯正されるにつれ、この異物感は薄れていきます。またこの異物感によって子供達が治療を止めてしまう事はほとんどありません。正しく装着すれば翌朝には矯正効果が現れるので、子供達には“見える”という感激の方が強く、異物感は気にならないようです。


Q2多少の痛みや異物感は我慢した方がいいの?

A 痛みや異物感を感じると涙が出ますが、大量の涙は矯正効果を弱めてしまいます。我慢せずに医師にご相談下さい。


Q3装用中に眼に違和感を感じたら?

A レンズと角膜の間に空気が入った時に違和感を感じる事が多いようです。この場合、眼に問題はありませんが矯正効果が下がることがありますので、必ずレンズを外して、もう一度レンズを装着し直して下さい。それでも違和感がある時は装用を中止して受診して下さい。

やはり子供がまだ幼いとその治療をするのか判断するのは親御さんの責任になりますね。

テストレンズを付けて効果を判定するための初診にかかる費用は3,500円程度です。その後、自分自身のレンズで本格的に治療を開始する場合、従来型オルソケラトロジーであれば両眼で24万円(税別)かかります。

結構なお値段しますね。でもそれで子供が学校で快適に過ごせるなら。
そう思う方も多いのでしょう。

まとめ

最近は保険適用外であっても色々な方法があるのですね。
興味を持たれた方は調べてみてもよいかもしれません。でも一番はお子さんが何を望むかということではないでしょうか。最近はかわいいメガネもたくさんあります。ひょっとするとその方がおしゃれという回答が返ってくるかもしれませんよ。

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