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号泣必至『八日目の蝉』も 「角田光代」原作ドラマ・映画5選

多くの文学賞で選考委員を務める「角田光代」。多彩な作風で読者を魅了し続ける人気作家。映像化作品も数多く、宮沢りえと小林聡美の対決が見ものの映画版『紙の月』、各映画賞を総なめにした『八日目の蝉』、ブレイク前の多部未華子や若き堺雅人が新鮮な『対岸の彼女』など5本をまとめた。

更新日: 2017年05月21日

aku1215さん

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◆多彩な作品で読者を魅了し続ける「角田光代」

角田光代『今日も一日きみを見てた』

角田の愛猫との日々を描いたエッセイ

一途に恋する女の子の心理、恋人同士のリアルな会話、家族たちの微妙な関係性…。そしてのびやかに綴るエッセイの数々。とにかく、何を書かせてもうまい!というのが角田さん。

数えきれないほどの著書を世に送り出しながら、それぞれにおもむきが異なる作風が印象的な角田光代さん。栄誉ある数々の賞を受賞し、映像化される作品も多く、読者を魅了し続ける。

読む者の心を激しく揺さぶる多彩な多数の作品で知られる角田光代さん。同じことの繰り返しをよしとせず、新たな道に挑み書き続ける。

◆様々な文学賞の選考委員を務める、今や文学界の重鎮

「角田光代」

1967年神奈川県生れ。早稲田大学第一文学部卒業。1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。2005年『対岸の彼女』で直木賞。2006年「ロック母」で川端康成文学賞。2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞
http://www.shinchosha.co.jp/writer/1137

松本清張賞、山本周五郎賞、すばる文学賞、小説現代長編新人賞などの選考委員を務める。

川端康成文学賞は短篇小説を審査の対象とし、「その年度における最も完成度の高い作品」(同賞規定より引用)に授与される。選考委員は、角田光代、辻原登、津島佑子、堀江敏幸、村田喜代子の各氏。

『山本周五郎賞』は、大衆小説や時代小説が対象。副賞100万円。選考委員は石田衣良、角田光代、佐々木譲、白石一文、唯川恵。

2017年度から白石に代わり、荻原浩が就任

◆そんな「角田光代」原作の映画・ドラマ5選

映画

▼『紙の月』(2014)

監督:吉田大八
脚本:早船歌江子
原作:角田光代
出演:宮沢りえ、池松壮亮、田辺誠一、小林聡美

契約社員として銀行で働く平凡な主婦が、年下の大学生との出会いを機に、金銭感覚をマヒさせていき、やがて巨額の横領事件を引き起こすさまを描く。

年下の恋人との快楽におぼれ転落していくヒロインの心の闇を、宮沢りえが体現。

銀行員の現在と少女時代を巧みに交錯させながら、彼女の心情を浮かび上がらせる演出が秀逸だ。

そんな彼女をじわじわと追い詰めていく先輩役・小林聡美も鬼気迫る熱演。そんな2人が対峙するクライマックスは緊張感にあふれ、息をもつかせない。

吉田大八監督は『紙の月』で池松を起用した理由について「りえさんに差し出すなら、池松しかいない」と答えるなど、強い信頼を得ていることが伺える。

「第38回 日本アカデミー賞」では「最優秀主演女優賞」を獲得。その他報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、日本アカデミー賞優秀賞ほか数々の映画賞を受賞(※3月1日時点で30冠! )。

宮沢りえ、小林聡美、大島優子、共通点は子役あがり。この三者三様が映画、紙の月の真骨頂でもある。自身が作品で何を必要とされているか、正にその辺に一日の長ありき。

《映画・紙の月》人間が抱くであろう罪悪感の捉え方が新しくリアルだ。 従来の映画なら罪悪感との板挟みに云々がジトジト延々と続くだろうが、実際、人というのは犯罪を突き進む時、こうではないのか?つまり「思考停止」するんじゃないのかと思ってる。桐島につぐ傑作。宮沢りえの最高傑作だろう。

吉田大八監督『紙の月』銀行員の宮沢りえが横領と浮気で落ちていく話。小林聡美と宮沢りえの後半の演技合戦がすごかった。宮沢りえってあんまり好きじゃなかったけどこの映画ではメチャクチャかわいい。横領の話から始まって、最後生きる意味とは?まで話が広がっていくのがすごい。

▼『八日目の蝉』(2011)

監督:成島出
脚本:奥寺佐渡子
原作:角田光代
出演者:井上真央、永作博美

希和子(永作)は不倫相手の子を誘拐してわが子として育てる。4歳になり初めて実の両親の元に戻った恵理菜(井上)は、育ての母が誘拐犯であったと知り、心を閉ざしたまま成長する。やがて21歳になった恵理菜は妊娠するが、その相手もまた家庭を持つ男だった……。

誘拐犯の女と誘拐された少女との逃亡劇と、その後の二人の運命を描いた、角田光代原作のベストセラー小説を映画化したヒューマン・サスペンス。

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