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フレーミング効果/リフレーミング ~視点で見え方が変わる。(心理学)

同じ中身のものだとしても表現の方法次第では印象が変わる

更新日: 2017年03月06日

mamekotoさん

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フレーミング効果/リフレーミング とは

心理学の世界では、一人ひとりが持っている物事を捉える枠組みを「フレーム(frame)」と呼び、この枠組みを変えることを「リフレーミング(reframing)」と呼んでいます。

フレーミング効果とは、同じ中身のものだとしても表現の方法次第では相手の印象を変えることができる効果を指します。

わたしたちはすべての物事を、その人独自の視点で見ています。この物事を見る視点のことを「フレーム」と言います。そして、このフレームを変えることを「リフレーミング」と言います。そして、リフレーミングをおこなうと、同じ物事であっても、受け止め方や感じ方が変わってきます。

状況のリフレーミングと内容のリフレーミングの2種類があります。

状況のリフレーミングでは、「状況を変える事によって、成果を出す事が出来る」という考え方をします。

例えば、決まりきった仕事の流れをこなすのは苦手であったとしても、人とは違うやり方を思いつくのが上手であったりした場合は、事務よりは企画などの部署で能力を発揮することができる可能性があります。

このように「状況を変えることで能力を発揮できる」リフレーミングもあります。


内容のリフレーミングでは、「この出来事には、他にどんな意味があるか?」という考え方をします。

例えばリストラにあって職を失ってしまったというような状況においても、「そこにどのようなプラスの意味があるか?」という視点で考えることで、「前からやりたかった新しい仕事にチャレンジするいい機会だ!」と捉えることができます。

フレーミング効果/リフレーミングの利用法

リフレーミング効果を上手に活用すれば、一見すれば競合に劣っていると思われる商材を魅力的に見せたり、これまでリーチできていなかったユーザーへリーチができる可能性があります。

活用するコツは、「自分はこう思う」という思い込みを一度取り払って、商材を様々な面から見てみることです。

フレーミングは、人のモチベーションや意思決定にも大きな影響を与える。例えば、試合において、駄目でもともとと考えさせるか、勝って当然というプレッシャーを与えるかなど、フレーミングのやり方次第で結果が左右される可能性がある。 フレーミングに影響を与える概念や手法として、「ハロー効果」「授かり効果」「アンカリング」がある。

フレーミング効果/リフレーミングの例

米国ミネソタ大学のアレクサンダーロスマン博士によると、患者に手術を受けさせる場合に、「600人中400人が死にます」と言うより、「600人中200人は助かります」と言った方が患者の承諾率が上がったという。 「死ぬ」ということではなく、「助かる」ことに焦点を当てただけで、患者を「それなら手術を受けてみよう」という気持ちにさせることができたのだ。

たとえば……

・口下手 → 聞き上手
・飽きっぽい → 好奇心旺盛
・意志が弱い → 柔軟性がある
・計画性がない → 臨機応変
・暗い → 落ち着いている
・こだわる → 信念が強い
・太り気味 → 貫禄がある

などのように、どんな物事でも、見方を変えると前向きな面が必ずあります。

問題やトラブルをなかったことにすることはできませんが、物事の見方を変えて、肯定的な意味や価値を見出し、大切な人に伝えることによって、「どんな状況でも、肯定的な側面があるんだ」ということに気づけば、失敗を成長の種に変えることができます。

状況のリフレーミングと内容のリフレーミングがあります。


状況のリフレーミングでは、「他にどのような状況で役立つか?」を考えます。

例えば、
細かいことが気になって仕事が進まず成果が挙げられない、という状況にあった場合、
部署(状況)を例えば経理部に変えれば、細かいところに気がつく要素がプラスに働き、
仕事で成果を上げることができる可能性があります。


このように、「状況を変えることで能力を発揮できる」と考えることができます。


内容のリフレーミングでは、
「他にどんな意味があるか?」「他にどんなプラスの価値があるか?」を考えます。
「リストラにあって職を失ってしまった。」という状況のときでも、
「そこにどのようなプラスの意味があるか?」という視点で考えることで、
「前からやりたかった仕事にチャレンジするいい機会だ!」
「自分から辞めたいと言わないで済んで、おまけに退職金ももらえるし、ラッキー!」

という考え方もできるでしょう。

動画解説

口コミ

【フレーミング効果】表現の仕方によって異なった意思決定がなされること。例えば、生存率95%という表現と死亡率5%という表現では印象が異なり、それによって意思決定も異なってくると言うことです。これは同じ事柄を扱っていても、メディアの報じ方一つで印象が変化することを示唆しています。

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