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未公開シーンあり!映画『哭声 コクソン』徹底解説!! まとめじゃなくてゴメンなさい<(_ _)>

ページ最後に、映画未公開シーンの動画を追加しました!本作のキーポイントではあるが、見逃しがちなポイント、日本人であるが故気付けないポイントを解説させていただきます。聖書の知識があると更に面白いので、そちらもぜひご覧ください!ゾクゾクしますよ。

更新日: 2017年04月09日

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この記事は私がまとめました

LoveFootballさん

ナ ホンジン監督いわく、ラストシーンの解釈はそれぞれ違っていいし、それぞれ正解だそうですので、私なりの解釈は極力省略させていただき、各シーンの解説だけ坦々とさせていただきますので、私の指摘したポイントを参考に皆さん各々の結論を出していただければと思います。
’よそ者’は神なのか、悪魔なのか・・・

ブログを拝見すると、皆さん各々の解釈、解説をしており読み比べするととてもおもしろいですね。「圀村さんが悪魔!!」という意見や、「いやいや圀村さんは神だぜ!!」という意見、または「おいおい、神とか悪魔は関係ね~からw 原因はきのこだから!」まで。
皆さんはどうですか~??

平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、 村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。 事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。ジョングは娘を救うためによそ者を追い詰めていくが、そのことで 村は混乱の渦となっていき、誰も想像できない結末へと走り出す――

昨日は『コクソン』初日。超満。ロビーは人であふれ返る。慌ただしいカット割りの応酬ではなく、静かな構成が逆に怖い。訳がわからん系ではなく、解釈系。3人のシャーマン達の物語と捉えればなんとなくスッキリするような気がする。。まだ43歳のナ・ホンジン、とんでもない156分であった。傑作。

『哭声/コクソン』どう見ればいいのか全然わからなくて自分の限界を感じた…。これからゆっくり消化していきたいやつ。ファン・ジョンミン素敵だった!

「哭声/コクソン」物凄いものを見た!ミステリー?ホラー?先入観をぶち壊すがごとく、30分に1回ぐらいの割合で、目まぐるしくジャンルが変わっていく。予想がつかない球が常に飛んでくる感じ。喜怒哀楽・恐怖・驚き・好奇心すべてを引きずり出されるような2時間半。脳味噌がとても興奮している。

哭声/コクソン

RT @eigacom: 【「哭声 コクソン」本日公開】自分は今、「何」を見ているのか?「殺人の追憶」?「アイアムアヒーロー」?「エクソシスト」?いや、これは……これまでの映画経験のどれにも当てはまらない展開……「“何か”とんでもないものを見てしまった」→ https://t.…

【哭声 コクソン】156分あること知らずに見てたんだけどまったく長さを感じさせなかった!連続殺人、疑心、宗教を圧力鍋に入れてジワジワ煮込むような映画だった。散りばめられたユーモアが惨劇のスパイスにもなってたなぁ。今年の「見た人と話したい映画」No.1!

見る者を混乱に陥らせるこの4人・・・
まずは彼等の正体を整理してみましょう。

1. 祈祷師 イルグァン <ファン・ジョンミン>

観客を最も混乱に陥らせるこの祈祷師 イルグァン。皆さんも最後の最後までイルグァンが悪なのか善なのか混乱させられたかと思います。しかし、映画の最後に彼がはっきりと悪魔の下部であることが映し出されていました。悪魔である’よそ者’が燃やしたと主張していた写真を保管しており、また悪魔同様、殺害現場を同じタイプのカメラで撮影しています。
ただ、イルグァンが悪魔側の者であるということを暗にほのめかすシーンが2回登場したのですが、皆さんは気付きましたか?

イルグァンの最初の登場シーンであり、初めて少女のお祓いに向かうシーンです。イルグァンの車が左車線を走行していることが分かります。韓国は日本とは逆で、車は右車線を走るよう定められています。にもかかわらず、イルグァンは左車線を走っています。

日本と韓国の違いを利用し、映画中の悪魔と人間の対比構造を浮き彫りにさせようという監督の意図がうかがえます。

ふんどしが日本の伝統的な下着であることは言うまでもありませんね(笑)その証拠に森で、生肉を食らう’よそ者’を目撃した村人はふんどしなど知らず、オムツと表現していました。

そのふんどしを身にまとっていたのは、日本人である’よそ者’の他にイルグァンただ一人です・・・
いかがでしたか?イルグァンが悪魔側の人間であるということが確信していただけたのではないでしょうか?

悪魔同様、同じタイプのカメラで死体の写真を撮り、保管しています。

2. 目撃者 ムミョン <チョン・ウヒ>

ジョングが’よそ者’をひき殺してしまう現場を目撃するムミョン。彼女が人間なのか、霊なのか、いや悪霊なのか善霊なのか惑わされました。ただ確実に人間ではないと知る事は容易でしたね。結論から言うと、彼女は村を守る善霊、天使、守護霊的存在です。トークショーで監督は観客にムミョンが善霊でも天使でも守護霊でも好きに解釈してくれ、ただし彼女は善であるとコメントしています。
花は村人を悪魔から守る彼女の御札、お守りでした。最後のシーンで、ジョングがムミョンの言葉を受け入れず、家に入っていくとき、コクソンの花は枯れてしまいます。疑いを持つ人間には、守護神であるムミョンにも救えないということでしょう。

画像左は、ジョングの家に仕掛けたお守り、右は最初の殺害現場の豚小屋近くに仕掛けてあったお守りです。どちらも枯れてしまっています・・・

最後の家に入るかどうか迷っているジョングは、ムミョンが被害者の遺物を所有していることに着目し、ムミョンが諸悪の根源だと疑ってしまうシーンがありましたね?そのシーンについて、監督はこうコメントしています。「ムミョンが遺物を所有していることは、そこまで大切なことじゃないんだよ。あそこで最も大切なことは、ムミョンがジョングの手を取り、家に入ろうとすることを止めるシーン、あのシーンでのお互いの肌の色の違いです。」

皆さんはなぜイルグァンがジョングの家の中に入る前に、怯えるように家の中を覗くのか疑問に思いませんでしたか?
覗いた次は入口の上側のみつめ何かを探しています。
右側の画像を見てください。イルグァンが見つめているところは、そうムミョンが終盤に罠を仕掛けたところです。
これは私の推測ですが、イルグァンが鼻血とゲロを豪快に噴出したのはこのお守りに近づいたからではないでしょうか?

最初の殺害現場の家の豚小屋の近くに仕掛けてあったお守りが枯れているということは、きっとこの家の住人とも同じようなやり取りがあったのでしょう。

3. 日本人 ’よそ者’ <國村隼>

得体のしれない日本人、’よそ者’その正体は悪魔であり、諸悪の根源でしたね。
悪魔というものは、人々の疑心と恐怖心につけ込みます。この映画で悪魔は死体の写真を収集し、それを見た村人の噂、疑心、恐怖心が大きくなるにつれ、悪魔の力はより強いものになっていきました。
ジョングがイルグァンに「なぜ犠牲者がうちの娘なんだと」訪ねるシーンがありましたね。あのシーンでイルグァンは「悪魔はエサを投げただけで、何がかかるかまでは分からない」とこたえていました。映画冒頭で’よそ者’が釣り針にエサを刺すシーンがあったことを覚えていますか・・・?

映画冒頭のそのシーンです。既に悪魔の狩りは始まっていたのですね・・・
車で’よ者’を轢いた後のイルグァンの一言「アイツらエサを丸ごと飲みこんじまった」

4. 警察官 ジョング <クァク・ドウォン>

コクソンに住む善良で少しマヌケな警察官のジョング。そんなジョングの娘が悪魔の犠牲者の一人になってしまい、翻弄されます。
観客はジョングを介して、ジョングを含む村人の疑心や恐怖心を感じ取る事ができました。少しおっちょこちょいで、かわいいとも思えるジョング、そんなジョングは娘に危険が迫っていると感じ取ると理性を失い感情的に行動し始めます・・・悪魔の思うつぼでしたね・・・

ここまでが主要登場人物の説明です。これだけでも、意外と隠されたメッセージや見落としていたものが多かったのではないでしょうか?1回見ただけでは理解しきれない作りに監督はわざとそうしているのでまぁOKということで(笑)
次に混乱しやすい場面の解説に移りたいと思います。(あくまで個人の見解です)

混乱しやすいシーンの解説

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