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「DeNA」まとめサイト問題で”揺れる業界”キュレーションの今後は?

ディー・エヌ・エー(DeNA)は3月13日、キュレーションメディア問題をめぐり、関係者の処分を発表した。若年層に人気だった「MERY」も非公開に。今後の行方は?

更新日: 2017年03月14日

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naokana135さん

◆DeNAのキュレーションサイト問題で会長、社長が記者会見

ディー・エヌ・エー(DeNA)は3月13日、医療情報サイト「WELQ(ウェルク)」をはじめとする同社キュレーションメディア事業の不祥事に関して、第三者委員会による調査結果を公表した。

これを受け、第三者委とDeNAが同日、東京都内で記者会見を開いた。

社長の守安功氏は、問題の原因について、「お客様に提供する価値や社会的な意義が徹底的に議論されなかった」「管理体制、コンプライアンスの不備があった」などと総括。「生まれ変わる」と決意を述べた。

キュレーションサービスを続けるかどうかについて、「正直まったくめどが立っていない。白紙です」と述べた。

◆第三者委員会が公表した「問題」とはいったい?何が・・・

▼キュレーション事業の法令上の問題

調査委員会はWELQをはじめとする同社キュレーションメディアの10サイトの記事37万6000件あまりについてサンプル調査を実施。

このうち複製権および翻案権侵害の可能性のある記事は1.9〜5.6%。これらの一部の記事については同時に公衆送信権侵害、同一性保持権侵害、氏名表示権侵害の可能性があった。

掲載されていた画像472万4571点のうち72万7643点については、個別許諾されたものもあるが、公衆送信権侵害と氏名表示権侵害の可能性

▼キュレーション事業の法令上以外の問題

またキュレーション事業の10サイトには、文章自体には著作物性が認められないものの、他記事のコピー&ペーストがなされていると考えられるものや、出典が不明瞭で、引用方法として不適切

WELQの記事の一部には、医療に関する記事に医師の間でも見解に相違がある内容を安易に記載しているなど、倫理的にも問題があった。

◆問題の健康情報サイト「WELQ」とは

「肩こりの原因、幽霊のことも?」――ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営していたヘルスケア情報サイト「WELQ」にはこんな記事も掲載されており、「非科学的だ」などと批判を浴びていた。

グーグルで検索キーワードに「死にたい」と入れるとWELQのサイトが上位に表示され、その記事には転職サイトの広告が掲載されていた。

「WELQ(ウェルク)」の記事のうち、19本の記事を調べたところ、法令違反の可能性がある記事は、医薬品医療機器等法違反が8本、医療法違反、健康増進法違反が各1本あった。

健康情報サイトのウェルクで「肩こりがひどいのは病気が原因」の中に幽霊だって・・・どうかしているよ、このサイト(怒) pic.twitter.com/Wj2dSte9oV

@kuwamitsuosamu 「健康情報サイト」なんですよね、一応は。「幽霊」ってもう…。医学とは無関係で、無学な私でも「あんまりだろう」と思います。 で、また常套句ですね。「信じるか信じないかは」と。「自己責任でオナシャス」と同じくらい、タチの悪い言葉。逃げ道になってないから

@kuwamitsuosamu このサイト、真剣に「医療」という言葉を外すべきだと思う。

▼さらには引用がでたらめとクレーム

日焼けした後の対処法として、「濡れタオルで20分ほど冷やしましょう」と書かれた記事では、病院が運営するブログを参照元として記載していた

医師は日焼けの措置について書いてはいたものの、濡れタオルで冷やすとは一言も書いていなかったのです。

記事は、別の病院のWebサイトからも引用しており、そのサイトには「タオルの上から氷のうを当てるとよい」と書かれていた。複数のWebサイトの記事をつなぎ合わせて「日焼けは濡れタオルで冷やす」という記事に仕上げたとみられる。

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