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イラストレーター中村佑介の美しい絵の世界

イラストレーター中村佑介の美しい絵の世界をまとめました。

更新日: 2017年03月19日

akanailさん

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■中村佑介

1978年生まれ。ASIAN KUNG-FU GENERATION、さだまさしのCDジャケットをはじめ、『セーラー服と機関銃』、『謎解きはディナーのあとで』、『夜は短し歩けよ乙女』、音楽の教科書など数多くの書籍カバーを手掛けるイラストレーター。作品集『Blue』と『NOW』は13万部を記録中。初の教則本『みんなのイラスト教室』も話題に。

■絵を描く時に意識していること

普段イラストを描くときは、脳内の"営業やマーケター的な中村さん"が指令を出して、絵を描くのが好きな"子どもの時の佑介くん"に描かせている感じなんです。

二人の僕がいて、どれだけの情報を詰め込めばどれだけの価値が出るかということを、きちんと踏まえてやっています。子どもの僕だけで描いたものは、親と愛好家にしか届かないものになってしまうので。

■なぜ海外の人は絵がうまいかという質問にツイッターで回答

@kazekissa 突然すみません!前々から不思議に思ってた事があるので、もしお時間があれば目を通して下さると嬉しいです。私は絵を描くのも見るのも好きで、よくpixivを閲覧するのですがpixivのランキングを見てみると描き手さんは韓国や中国の方ばかりですよね?(続きます)

@kazekissa 同様に、新着イラストを見ていて「おっ、この作品すごい描き込まれてるな」って思って国籍を確認してみると海外の方が殆どです。海外の方達はどうしてこんなに絵が上手いのだと思いますか?また、中村先生自身、海外のイラストレーターについてどのように感じていますか?

・中村さんの回答

【ろぺ太さん返信①】「~ですよね?」と言われましても、pixivに精通しておりませんので、「その通り!」と即答できず、たいへん心苦しいところなのですが、昨今の雑誌・季刊エスに掲載されている作品群を見ても、中国や韓国の方がいわゆる"上手い絵"が多い気がするのは、わかります。

【ろぺ太さん返信②】それが印象ではなく、事実かどうかは、実際に集計した訳ではないので、わからないものの、ろぺ太さんがそうお感じになられるのは、大きく分けて3つの理由があると考えられます。

【ろぺ太さん返信③】これは中国に限ったことですが、人口が多いこと。中国の人口は日本の約10倍の13億人ですから、まず1つ目は、「目に付きやすい」という単純なきっかけがあると思います。

【ろぺ太さん返信④】2つ目は「隣の芝」のように、特に異国に対しては、実際の事実よりイメージが強くなるということ。映画を見ていると「西洋人は美青年ばかり」や、駅に立っていると「隣の学校はカワイイ子ばかり」のような感じで、情報が少ない分、そこがより目立ってしまうのでしょう。

【ろぺ太さん返信⑤】実際にその国に住めば、各国、絵がうまい人から、うまくはない人まで、日本と同じような割合で均等に分布していると思われます。ただし、それらの"数"は"絵の方向性(民族性)"とはまた別の話ですので、次の3つ目がおそらく一番、ろぺ太さん印象になっていると思われます。

【ろぺ太さん返信⑥】それは、どちらかというと我々日本人の側から見た方が、理解しやすいでしょう。日本ほど国産の多種多様な漫画やアニメ作品が溢れかえっている国は、世界中どこを探しても見つかりません。つまり日本人は生まれながらにして「線」の洗礼(教育)を自然と受けてゆきます。

【ろぺ太さん返信⑦】そんな日本の縁取り「線」に対し、西洋は光と影による3Dの立体感、つまり「面」で捉えることに慣れていることは、昔の絵画を見ても明らかです。 pic.twitter.com/AVmXQZtCA8

【ろぺ太さん返信⑧】同じものを見ても、日本と西洋だと、こんなにも捉え方(描き方)が違うということですね。これは単なる特性であって、お寿司とステーキのように、どちらが上手い⇔下手ということはありません。 pic.twitter.com/5y1CulFuqu

【ろぺ太さん返信⑨】で、中国や韓国は同じアジアで、モチーフに関しては日本の影響も受けているものの、捉え方は比較的、西洋に近いと感じています。縁取り線より立体感が前面に出ていますよね。【左図:陳淑芬/右図:Yeewon Kim】 pic.twitter.com/zHLYOKCrOJ

【ろぺ太さん返信⑩】さて、では同じ漫画というジャンルの絵でも、われわれ日本人は子供の頃、どちらの方が「上手い」という印象が持っていたでしょうか?【左図:ドラえもん/右図:北斗の拳】 pic.twitter.com/Fxaf2JA1rg

【ろぺ太さん返信⑪】この2つなら「北斗の拳」ですよね。陰影のついた立体感の描き込まれたもの、つまり西洋文化が根底にあるものを、日本人は別の文化として「うまい」と過剰に感じてしまう特徴があります。もちろんどちらが上手い⇔下手ではないというお話は先程述べた通り。結局「隣の芝~」です。

【ろぺ太さん返信⑫】以上のような、大きく3つの理由で、ろぺ太さんは、中国や韓国の方が「(割合的に)うまい人がたくさんいる!」と感じたのだと推測されます。

【ろぺ太さん返信⑬】で、僕自身は、上手い下手の「技術」より、国民性によるモチーフや色の「差」を、ただ興味深く見つめています。例えば、チェコの国民的イラストレーター・イエジボトルバさん(Jiri Votruba)、かわいいですよね。 pic.twitter.com/BFw8ULiPeP

【ろぺ太さん返信⑭】そんなボトルバさん、チェコの展覧会でご一緒した際、「最近は日本をテーマに作品制作している」とおっしゃってました。そう我々が感じている様に、どんな国も「隣の芝」は青々と茂って見えるのかもしれませんね(笑)/おわり pic.twitter.com/ktGT9dDJHD

【ろぺ太さん解答⑮】例えば日本で"フランスフェス"のような催し物では、ほとんど絵ではなく、アパレルや食や風景が特集されますが、海外の至るところで行われている"ジャパンフェス"ではアニメ・漫画・ゲーム・イラストが紹介される通り、「日本人は素敵な絵を描くね」ってもう言われております。

【ろぺ太さん解答⑯】そして、結局「立体感を把握していないと、上手いディフォルメ絵は描けない」という事は、『みんなのイラスト教室』でも詳しくお伝えしている通りですので、誤解なきように。amazon.co.jp/dp/4864104220 pic.twitter.com/BO8AkoWEaq

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akanailさん

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最近注目まとめに入れないので辛いですw
お気に入りにいれていただけると幸いでございます。

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