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サリンという猛毒を製造した天才・土谷正実死刑囚

元オウム真理教幹部の土谷正実。多くの一般人を死に至らせたサリンという猛毒を製造した彼の現在

更新日: 2018年10月13日

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firk12さん

元オウム真理教幹部。東京都出身。

オウム主催の超能力セミナーに参加したことをきっかけに修士課程2年の1989年4月に入信。

修士論文は「片道異性化に関する研究」であった。その後、博士課程に進んだがオウムの修行を優先させ中退した。

入信に反対の立場をとっていた両親は1990年7月19日、合田正の主宰する茨城県所在の「仏蓮宗」に土谷を監禁してオウムから脱会させることを計画し成功。

しばらくの監禁により一旦はマインドコントロールは解けたかに見えた。オウム側は町田市の土谷の実家を盗聴して居場所を突き止めた上、中村昇・井上嘉浩・青山吉伸・林泰男(小池泰男)らが仏蓮宗に街宣車まで動員し連日押しかけて土谷の解放を求め、教団顧問弁護士でもある青山の名で人身保護請求を申し立てた。8月25日には翌日に予定されていた人身保護請求の裁判に備えて両親や仏蓮宗関係者らとともに都内のホテルに宿泊していたが、夜中に抜け出し、オウム真理教富士山総本部に身を隠してそのまま出家した。

◼︎優秀な学歴

東京都立狛江高等学校から筑波大学第二学群農林学類へ進学。

筑波大学大学院化学研究科修士課程修了。

有機物理化学を専攻。

◼︎サリンの特性

サリンは殺傷能力が非常に強く、吸収した量によっては数分で症状が現れる。

また、呼吸器系からだけでなく皮膚からも吸収されるため、ガスマスクだけではなく対応する防護服を着用しなければ防護できない

ヒトの半数致死量は28 mg/kgである。

これは、体重60 kgのヒトが1680 mg(約1.5 mL)のサリンを経皮吸収すると、その半数が死亡するということである。また、皮膚に一滴垂らすだけで確実に死に至るとの記述も存在する。

◼︎サリンを作るのにどれくらい大変か

サリンの合成は、有機リン化合物合成における手法を通じて行われる。

具体的には、三塩化リンなどのリン塩化物から亜リン酸トリメチルを合成し、さらにメチルホスホン酸ジメチルを経てメチルホスホニックジクロライドとフッ化水素(HF)またはフッ化ナトリウム(NaF)を反応させることによりメチルホスホニルジフルオリドを得る。これがサリンの最終前駆体となる。

サリンは熱や水で容易に分解する上、合成段階では極めて不安定になる性質を持つため、サリンに至る製造工程では様々な化学用機材や高度な脱水技術のほか多段階の反応制御・精製技術・温度管理が必要。

オウム真理教もサリン製造にあたっては、それを目的とした研究室や大掛かりなプラントを建造し、化学方面の高度な専門的知識に知悉した信者が携わっている。

合成できますが、キチンと密閉した合成系を組まないと、合成した毒ガスが漏れて自分が死にますが。

1994年5月に、土谷は遠藤誠一とLSDの合成に成功し、同年9月にはVXガスの製造を開始した。

◼︎麻原からの洗脳

オウムの信者の中でも、最も遅くまでマインドコントロールが解けなかった信者の一人であった。

マインドコントロールが解けた切っ掛けは、法廷で語られた被害者遺族の言葉と、麻原彰晃が裁判の中で異常な行動を繰り返していることを、雑誌記事などで知りそれを、「弟子達を差し置いて詐病に逃げている」と感じたためである。

また、麻原に対して「自身の思想が正しいと思うなら、裁判で本当の事を証言して欲しい」とも語った

その後、現在は「今の麻原氏にはついていけない」「一審中は麻原氏への信仰を捨てなかった」としている。

2006年8月18日の控訴審は控訴を棄却して死刑判決を維持し、2011年2月15日に最高裁第3小法廷は被告側の上告を棄却。オウム真理教事件で死刑が確定するのは11人目。

本人は死刑を受け入れているという

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