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相手に嫌われるだけではなく病気にも?「皮肉屋」がなりやすい病気とは?

良い話や和気あいあいのなかでも水を差すように嫌味や軽蔑した発言をする皮肉屋。場の空気を乱し、自分の立場を悪くさせるわけですが、そんな嫌われることばかり言うと認知症のリスクが高まるようです。結局は合いr手だけではなく自分自身をも傷つけるようです。

更新日: 2018年09月07日

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egawomsieteさん

■皮肉屋の心理

「皮肉屋」の方の中には、小さい頃から皮肉屋や嫌味を言われてきたことから、自分も少なからず影響を受けて、知らず知らずの内に皮肉屋となってしまったという背景の方もいます。やはり、幼少期のころに受けた対人関係は、大人になっても影響されることなので、人との付き合い方が不器用になってしまうと考えられます。

また、皮肉屋な人は、対人関係が得意ではなく、会話の際に自分のことでいっぱいいっぱいになってしまい、相手の気持ちを考える余裕がなくなっていることが考えられます。相手の気持ちを尊重することは難しいことですが、対人関係が苦手な方は余計に、「皮肉屋」な傾向にあります。

また、皮肉屋な人は、「皮肉屋である自分を好き」だと考えている可能性があります。時に、皮肉は「面白い」ものになるため有効ですが、一部の方にとっては、あまり気持ちのいいものではありません。皮肉屋な人は、そのことに気づいていない可能性があります。

・ストレスでイライラしていることが多い?

皮肉や小言を言う人の心理は自分自身がストレスが溜まりすぎて余裕がない精神状態なのでしょう。そのため、感情的になってしまいつい嫌な皮肉や小言を言ってしまうのです。

ストレスなどで心理状態が悪く嫌味や小言を言ってしまう人は、言った後から自己嫌悪に陥り、それがまたストレスとなることも多く、自分の精神状態の改善をしなければ人に対しても優しい気持ちにはなれないのです。

■心配性と皮肉屋はアルツハイマー病になりやすい?!

あるスウェーデンの研究グループが平均46歳の女性800人を38年間追跡し、性格とアルツハイマー病の発症率との関係を調査しました。対象の女性には「心配性、外向性、内向性」の度合いを測定する性格テストをうけてもらい、仕事や家族に関する「ストレスの有無」を聞きました。

その後の追跡調査期間に104人がアルツハイマー病を発症しましたが、心配性のスコアが高かった人の発症率は、低かった人の約2倍だったそうです。また、フィンランドの研究チームは、622人の高齢者を対象に、性格診断テストで「皮肉屋」と診断された人と認知症との関係を探りました。8年の追跡調査期間中に認知症と診断された36人の中で、皮肉屋の傾向がある人の認知症発症率はそうでない人の約3倍でした。

ただ性格が引き起こすわけではない

しかしここで注意したいのが、「心配性や皮肉屋といった性格がアルツハイマー病や認知症を引き起こす」ということではないという事です。この研究には続きがあり、心配性であってもストレスを感じず外向的に暮らしている人は「心配性でない」人と発症率は変わらず、認知症の原因となっているのも皮肉屋傾向の「性格」ではなく、疑い深い傾向があるために生じる「ストレス」のせいだとも言われています。

■人をけなしたり批判するのが好きな「皮肉屋」は脳に損傷をうけ認知症になるリスク(フィンランド研究)

東フィンランド大学の脳神経学者、アンナ・マイヤ・トルパネン博士率いる研究チームが平均年齢71歳の1449人を対象に、世間や他人に対する皮肉・批判度を測る質問をして、同時に認知症のテストしてみた。

 質問の内容は、「出世するためにみな嘘をついている」「人は信用できない」「人は自分の利益になることにしか積極的に動かない。」などだ。

その結果、人は利己的な関心だけでしか動かない、誰も信用できない、と強く信じている人は、それほどでもない人の約3倍も認知症になるリスクが高いことがわかった。この数値は高血圧、高コレステロール、喫煙などの認知症に影響を与えるものを調整した後のものである。


 トルパネン博士は、皮肉な性格と認知症を結びつける科学的な証拠はまだはっきりしないが、この結果は、個人の性格や世の中の見方が、その人の健康、さらには脳にまで、なんらかの影響を与えている、ある程度の証拠を示しているという。

■皮肉かどうか急にわからなくなったときは、病気の前触れかも

脳のどこかに異変が生じている場合、皮肉を知覚できない可能性がある。研究の結果、自閉症や閉鎖性頭部外傷、統合失調症の症状のなかには、皮肉を認識する能力を妨げるものがあることがわかっている。また、前頭側頭認知症にもその傾向があり、それまで皮肉を解していたのに突然わからなくなったときは、病気の可能性を疑ったほうがいいかもしれない。

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