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視野を狭めてしまう…安易な「レッテル貼り」の危険性

私たちはとかく他人にレッテルを貼って分類をしてしまいがちです。一見対象を分かりやすくするレッテル貼りですが、その安易なカテゴライズはいろんな危険性を秘めています。

更新日: 2017年04月07日

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「レッテル貼り」とは

レッテル貼りとは、ある人や物事をなんらかの一言・名称であらわすこと、偏見に基づき勝手に決められることが多いとされる。

その人の性格や考え方などから、独断や偏見で決まった型に収めること。例えば、昼間にSNSに書き込みした人を「ニート」と呼んだりする行為をレッテル貼りという。

他人のある行動を観察し、「この人は○○であるに違いない」などと決めつけること。

特に政治的・思想的な分類に対して批判的に言及する際に用いられる。

ここで述べられるレッテル( 蘭:letter )とは、商品に貼りつけるラベルのことをさす言葉である。

商品にラベルを貼り付けるように、対象となる人などを「分類」してしまうことです。

「レッテル貼り」の持つ危険性

レッテル貼りは、それ以上その人に対する興味・好奇心を失ってしまうことを引き起こします。

レッテルを貼る側は、レッテルを貼ったことで満足し、その後の対象の言動などを正確に判断ができなくなります。

「泥臭い仕事ができずリーダーシップがない」というレッテルを貼ってしまえば、それでその人に対する考察は終了。

整理ができた本人はすっきりするかもしれませんが、それ以上その本人に対する興味関心が深まることはありません。

たとえば、20代の新入社員に「ゆとり世代」というレッテルを貼ってしまうと、その社員が常識的なことを知らなかったり、ヤル気を見せなかったりと、「ゆとりっぽい」行動をとったときだけ注目して、「やっぱりゆとりはダメ」と、レッテルの正当性を確認するようなことがよく起こる。

しかも厄介なことに、一度認識した「パターン」、別の言い方をすれば「レッテル」はなかなかはがすことができません。そのレッテルに当てはまらない行動をいくらしても、一度認識されたレッテルに関係する情報しか拾われない。

一度レッテル貼りをすると、自分にとって都合の良い情報ばかりを対象から拾うことになってしまいます。

レッテルを貼り付けることで別の側面に意識を向けることがなくなり、対象人物を好きになったり、その人から学ぶ機会をなくしてしまいがちです。

社会心理学の立場では、このレッテルのことを「ステレオタイプ」(あるカテゴリに属する人に対する均一的な見方)と呼び、これは「ステレオタイプに基づいた選択的情報収集」と言われる。

また、人でなくても、「世の中は冷たいものだ」などとレッテルを貼り付けることで、それを証明する事実ばかりが目に入るようになってしまいます。

人を安易に「分類」することはできない

このようなレッテル貼りによる「本来の姿からかけ離れたイメージ形成」が差別やディスコミュニケーションの温床になってしまいます。

いったんこの循環にハマると、レッテルは非常に強固なものとなる。なかなか取り去ることができないのだ。

誰にでも、レッテル貼り゛をしないと、気の済まない人も危険です。たとえば、「あの子はいつまでも、学生気分”が抜けないから、ミスをする」とか、「女も30をすぎると、トウが立ってカワイクない」などと、既成の型にはめて評価しがちな人は、「思い込み体質」といえそうです。

レッテル貼り思考をやめるには

安易なレッテル貼りをするのではなく、物事や人物を常に多角的な視点で捉えるように意識することが大切です。

相手を誤解しないためには、レッテルを貼らないことです。例えば「あいつは冷たいやつだ」「頭がかたいやつだ」と人間を簡単に表現しないことが大事です。相手を理解した!と思った瞬間から誤解が始まっていきます。

人には色々な側面があります。
長所や短所が混在しながら存在しています。
また、その時の状況・・一緒にいる人、場所、場面などで様々な側面を見せるものです。

相手の性格、状態、印象を多面的に捉え、常に更新していくという態度が必要です。レッテルを貼ってしまうと思考が停止してしまい、それ以外のその人の性質が見れなくなってしまいます。気をつけましょう。

人間関係でストレスが溜まりやすい!という人の中に、相手に自分の理想を当てはめてしまう人は居ませんか?
理想を当てはめるのをやめてみるのも、レッテル貼りをやめる一歩に繋がると思います。

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