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「木皿泉」原作・脚本ドラマ5選

Perfume初主演ドラマ『パンセ』の脚本を担当する「木皿泉」。何気ない日常の中にも、時に哲学的な名言を忍ばせ、視聴者の心に残る名作を残してきた。前田敦子がロボット役の『Q10』、星野源が幽霊になる『昨夜のカレー、明日のパン』、片桐はいりが老婆になりきり怪演をみせる『富士ファミリー』など5作品。

更新日: 2017年09月14日

aku1215さん

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◆Perfume初主演×「木皿泉」脚本で放送される『パンセ』

人気テクノポップユニットPerfume(あ~ちゃん、かしゆか、のっち)の3人が、テレビ東京で3月31日と4月1日に2夜連続放送されるスペシャルドラマ「パンセ」で地上波ドラマ初主演を果たす。

建設会社に勤務するOLの“どんちゃん”、実家の乾物卸屋で経理の手伝いをする“おかみど”、子供服のリサイクルショップで働くフリーターの“のりぶう”が織りなすドラマを描くシチュエーションコメディ。

3人の女の子が、非日常を求めて、洋館を買うことになった。不動産屋に交渉をすると…びっくりするくらいの格安。ただし条件があり、“力丸”の面倒を見ること。なんと、3人が犬だと思い込んでいた力丸は…結構いい歳をしたひきこもりのオッサンだった!?

◆脚本家として高い評価を受ける「木皿泉」

「木皿泉」

和泉努(右)と雌我年季子(左)

木皿泉とはユニット名で、夫・和泉努と妻・雌我年季子の共同作業による執筆

「向田邦子賞」を受賞した「すいか」をはじめ、「野ブタ。をプロデュース」「Q10」といったドラマで脚本を手掛ける。初の小説「昨夜のカレー、明日のパン」は、2014年の本屋大賞第2位に。

彼らが紡ぎだす言葉の数々に、視聴者は時にハッとさせられ、また、時に「そうだよな」と深く頷く。視聴者の心に温かい息吹を吹き込む脚本家・木皿泉が今、人気である。

◆そんな「木皿泉」原作・脚本のドラマ5選

▼『すいか』(2003)

脚本:木皿泉
出演:
小林聡美
ともさかりえ
市川実日子
浅丘ルリ子

「すいか」の主人公、早川基子を演じるのは小林聡美。彼女は、34才の信用金庫のOL。そして、もうひとりの主人公、エロマンガ家 亀山絆を演じるのがともさかりえ。ふたりが、女性ばかりの下宿屋「ハピネス三茶」で出会って、起こる日常のもろもろを描いたもの。

世の中のしがらみに囚われて「自分らしく生きられない」二人の女性を中心に、“賄いつき下宿”で共同生活する5人の女性達の、新たな一歩を踏み出して行く様をコメディタッチで暖かく描く。

レトロな下宿を舞台に、そこに集う多種多様な女性たちによって繰り広げられるあまりにも日常的にして、あまりにも非日常的な人生の悲喜交々を綴った大人のアンサンブル・ドラマ。

一見、何気ない日常を扱っているようで、実は常に人生の一大事を見つめているところがこのドラマのミソだ。ほのぼのテイストにオブラートして、出るわ出るわの根源的な人生の問いかけ。そしてドラマを見終わった後には、たまらなく人間がいとおしく思えてくる。

『すいか』もう一つのポイントは俳優のうまさ、特に舞台の怪優・白石加代子と大女優・浅丘ルリ子は見物です。ともさかりえ、市川実日子も好演しています。

視聴率的には『すいか』はふるいませんでした。しかし、評価はその当時から高かったのです。ストーリー中心のドラマは一度見たら終わりです。ですが、この『すいか』のようなドラマは、何度でも見直したくなります。

『すいか』主題歌:大塚愛「桃ノ花ビラ」 *大塚のデビューシングル。

「ドラマでは『すいか』が1番好き」って人に3人会ったのでいい加減見てみた。めっちゃいい。夏になったらみんな見るべし。脚本は木皿泉です。matome.naver.jp/odai/214049990…

『週刊フジテレビ批評』という番組を見ていたら、早稲田大の岡室美奈子先生が2000年代の傑作ドラマとして以下の4つを挙げておられた(制作順?)。『木更津キャッツアイ』(脚本:宮藤官九郎) 、『すいか』(木皿泉)、『それでも、生きていく』(坂元裕二)、『カーネーション』(渡辺あや)。

#不機嫌なジーン 同様、評価は高いけど視聴率が振るわなかった作品というと、木皿泉の #すいか を思い出す。こちらは日テレの土9。個人的には当時の民放連ドラ史上最高傑作と思う位好きだったけど視聴率は惨敗でプロデューサーは左遷されたという。でもギャラクシー賞、向田邦子賞等を受賞した。

▼『野ブタ。をプロデュース』(2005)

原作:白岩玄
脚本:木皿泉
出演:亀梨和也、山下智久、堀北真希

「野ブタ。をプロデュース」は、亀梨演じるクラスの人気者・桐谷修二が、突如転校して来た堀北演じる典型的ないじめられっ子・小谷信子、通称「野ブタ」を人気者にプロデュースしていくという物語。

『野ブタ。』における教室の生徒たちは表面上では対等な関係で、生徒同士の空気の読み合いによって出来上がっている見えない階層はスクールカーストと呼ばれているが、日本ではリアルなものである。

原作のエッセンスを散りばめつつも、設定やエピソードは随所に読み替え、むしろ修二や信子はより人間味のある魅力的なキャラクターに深められているあたり、これぞ連続ドラマならではのよさ。

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