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イルカがフグ毒で“危険ドラッグ”!? 衝撃の写真&動画が話題に

イルカが生きているフグを突っついて毒を出させ、酩酊状態になって遊んでいるという衝撃の映像が話題になっています。

更新日: 2017年04月01日

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イルカに突っつかれて「ぐぇ」ってなってるフグが話題

イルカがフグに対して仕掛けた“イタズラの瞬間”にも見える1枚の写真が、米ソーシャルサイト・redditで話題を呼んでいるようです。

写真には体を膨らませたフグの脇腹に、イルカが口先をブスッと押し付けている瞬間が映されています。そして、それをされたフグの方は「うわぁ!」とばかり、人間顔負けの驚いた表情をしているのです。

この画像見て死ぬほど笑ってる けど意味を読んだらだいぶやばい イルカはやはり頭がいいなってのがよくわかる。 しかしこのフグの顔がツボすぎて笑い死にしそう pic.twitter.com/0SgigmrjJq

このイルカとフグの“衝突”は、偶然起こったものなのか、それとも故意なのかは分かりませんが、イルカに関しては近年、フグが放出した毒を使い酩酊状態になる(※フグの毒であるテトロドトキシンは、少量では鎮痛効果や麻酔効果がある)という興味深い習性が報告されています。

イルカはフグで“危険ドラッグ”遊びをしている!?

人が食べると命に関わるフグの毒。でもこれ、イルカにとっては天然のドラッグであることが明らかになりました。

なんとイルカは、フグ毒で“ドラッグ遊び”をしていた!?

そんなプラトニックなイメージが定着しているイルカですが、なんと今回、そんなマスコットたちがフグの毒を使って「ハイ」になる遊びをしているという衝撃的な事実が明らかになりました。

英BBCが捉えた、フグを突ついたり酩酊状態で海面近くをプカプカするイルカの動画。

映像の中では、若いイルカたちがフグを傷つけないようにやさしく口にくわえたり、仲間内でフグをボールのように投げ合ったりして遊んでいる様子が捉えられています。

イルカは鼻でフグを優しく突っつき、フグが防衛のために毒を放出すると、その毒を吸い込んでトランス状態に陥ったとのこと。

フグは外敵から攻撃されると “テトロドトキシン” という猛毒を体外に放出しますが、イルカたちの中にはこの毒にあてられて、水面を「うっとりした(mezmerized)」様子でプカプカと浮かんでいるものも確認されたとのこと。

「私たちが見たのはイルカがフグをとても優しく、まるでお乳を上げているかのように丁寧に扱っていました。結果的にフグは危害を加えられたり殺されることなく、毒素を放出してイルカはそれによってトランス状態になっていました」

イルカはフグの周りを1度に20分から30分もウロウロと泳いでおり、他の獲物にする魚への扱いとは全く違っていました。

フグの猛毒「テトロドトキシン」には鎮痛効果も

化学に詳しくない人でも「テトロドトキシン」と聞けば「フグの(超ヤバイ)毒」と思いつくくらいに有名な毒素。

Tetrodotoxin、略してTTX。

ふぐ毒は「テトロドトキシン」と呼ばれる神経毒です。
主に肝臓や卵巣に蓄積されており、わずか1グラムでも500人相当分の致死量に達してしまうと言われています。

初期症状についで知覚障害、運動障害、言語障害、呼吸困難、血圧低下などが生じ、ついには呼吸停止によって死に至ります。死亡まで早い時には食後1時間30分から、およそ24時間以内に死亡する場合が多いようです。

人間がTTXを摂取してしまった場合、死に至るケースが多い。

「物騒な毒物の代表格」みたいなTTXではあるが、人間の役に立たないというわけではない。実はこのTTX、強力な鎮痛剤としても効果を発揮するのだ(勿論、投与しすぎるとアウトなので厳密な管理が必要だが)。

習慣性がないため鎮痛剤として医療に用いられる。

モルヒネなどと異なり、TTXには習慣性がないと言われています。

イルカはこの猛毒を海水でイイ感じに薄めて摂取していた

イルカたちは、海水に混じることで「適正な濃度」となったテトロドトキシンを摂取することでこうした酩酊状態を得ているものと考えられます。

フグ毒の主成分である「テトロドトキシン」は青酸カリの800倍以上にも相当する強力な神経毒。
これを薄めて使っているだなんて恐ろしい。

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