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【フランス大統領選2017】「ルペンの乱」起きるか?…選挙の仕組みと注目点についてまとめてみた

2017年、フランス大統領選が大きく注目されている。特に国際社会が注目しているのは、移民排斥などを訴える「極右」の国民戦線・ルペン党首の当選がありうるのかという点だ。そこで、フランスの大統領選挙の仕組みと、今回の選挙の注目ポイントについて簡単にまとめてみました。

更新日: 2017年04月09日

shiro05さん

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例年にない注目度…フランス大統領選2017

・2017年、フランス大統領選が大きく注目されている。特に国際社会が注目しているのは、移民排斥などを訴える「極右」の国民戦線・ルペン党首の当選がありうるのかという点だ。そこで、フランスの大統領選挙の仕組みと、今回の選挙の注目ポイントについて簡単にまとめてみました。

欧州で今年実施する国政選挙のなかでも、市場参加者の関心の高さと不確実性の大きさで注目度が高いフランス大統領選。

・例年に無く、フランスの選挙が注目されている年でもある。

2017年の投票日はフランス本土では4月23日(日)と5月7日(日)、投票時間は8時から18時まで(大都市では20時まで)。

では、フランスの大統領選挙の仕組みは?

フランス大統領の任期は5年。立候補には国会議員ら500人以上の推薦が必要で、選挙は18歳以上の有権者による直接選挙。

・前回は社会党のオランド氏が当選した。

2回投票制で、1回目で過半数を獲得した候補者がいない場合、上位2人による決選投票になる。

1965年以降2012年までの大統領選挙において、第1回投票で当選者が決定した例は一度もない。

・つまり今回の場合も、よほどの場合を除いては5月7日に大統領が決定すると考えたほうがよいかもしれない。

第1回投票で3位以下の候補に投票した有権者が、次に誰に投票するかによって結果が大きく左右され、1回目の投票で2位だった候補が決選投票で逆転して当選するケースもあります。

そして今回の選挙で注目されているのは…

トランプ米大統領誕生を追い風に、極右・国民戦線のルペン党首(48)が勢いを増す。

・アメリカ大統領選挙も、大きな番狂わせが起きた事で注目された。

最新の世論調査によると、フランス大統領選は中道系独立候補のマクロン前経済相と極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首が依然リードを保っている。

・「極右」といわれる割に、支持率が非常に高いルペン党首。

ルペン氏は反欧州連合(EU)や反移民を掲げており、英国離脱などの試練に直面するEUの将来を左右する選挙になる。

フランスでは、去年までテロが相次ぎ、難民・移民の流入や経済の停滞もあって、既存政治への不満が高まっている。

また、イギリスのEU(=ヨーロッパ連合)からの離脱やアメリカでトランプ大統領が誕生したことも背景に、今回の選挙ではEU離脱など過激な主張を唱えるルペン氏の台頭が注目されている。

・政治手法もトランプ氏とよく似ているとされる、

特に懸念されているのは、同氏が欧州連合(EU)からの離脱を望みユーロ圏を解体の危機に導くのではないかという点だ。

もし極右の国民戦線のルペン氏が大統領になってしまうと、EUが大国であるフランスによって非常に足もとから揺さぶられてしまう、そういう年になってしまう可能性を秘めていて、へたするとEUが底抜けするリスクを負うということにもなりかねません。

では、ルペン氏が当選するシナリオはありうるのだろうか?

フランス大統領選挙の最新の世論調査によりますと、国民戦線のルペン党首と無所属のマクロン前経済相が25%と首位で並ぶ

・現時点ではルペン氏とマクロン氏の「2強」という印象。ただし3番手の候補も勢いを増すなど、情勢は流動的でもある。

ルペン氏は4月23日の第1回投票で25%程度の得票率を獲得しトップとなる可能性が極めて高い

第1回投票で3位以下となった候補者に投票した有権者はルペン氏ではない方の候補者にくら替えし、敗れた候補者も同様の行動にでる公算が大きい。

一騎打ちとなる決選投票では二大政党の支持者が結託してル・ペン氏の当選を阻止する可能性があり、ル・ペン氏は決選投票には進むものの大統領にはなれないというのが大方の予想である。

・ただ、選挙は世論調査通りの結果にはならない事もある…。さてどうなるのだろう。

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shiro05さん