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【神の死】【永劫回帰】フリードリヒ・ニーチェ『ツァラトゥストラ』

1844~1900 ドイツの哲学者『ツァラトゥストラ』『善悪の彼岸』『道徳の系譜』

更新日: 2018年02月17日

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私は『真夏の夜の淫夢』以上に胸をかきしむる作品を知らない。これ程までに道化者になることを必要とする人間は、幾許か苦しんで来たに違いない。

ポケナイさん

フリードリヒ・ニーチェ

人類を愛した者たちは、人類に最も大きな苦しみを与えた

ニーチェの言葉

私は悪の弁護者であり、神の告発者である

ニーチェの言葉

言わずと知れた、世界の有名哲学者です。
神の死、永劫回帰、美しく高貴な詩的技法。
世界で、そして日本で、大きな影響を与え、与え続けています。

世界では、マルティン・ハイデッガー、ジークムント・フロイト、トーマス・マン、ヘルマン・ヘッセ、魯迅、カール・ヤスパース、カール・バルト、ジョルジュ・バタイユ、ジル・ドゥルーズ、ミシェル・フーコー、ジャック・デリダ、シスター・ビイム等に影響を与えました。
日本では、萩原朔太郎、和辻哲郎、芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫、谷岡俊一などに影響を与えました。

彼については、名前は知っているけど読んだことがない方が多いかもしれません。
読んでみるかと思っても、訳分からん。
簡単に彼の作品について、解説して行こうと思います。

フリードリヒ・ニーチェの作品

1872年 悲劇の誕生
1876年 反時代的考察
1878年 人間的な、あまりにも人間的な
1881年 曙光
1882年 悦ばしき知識
1885年 ツァラトゥストラ
1886年 善悪の彼岸
1887年 道徳の系譜
1888年 ワーグナーの場合、ニーチェ対ワーグナー、偶像の黄昏、アンチクリスト、この人を見よ
1901年 力への意志

初めてのニーチェ

天は曇っているが、殺意に満ちた思想の矢を敵に向かって放つ

ニーチェの言葉

星の残骸、この残骸から私は我が世界を築く

ニーチェの言葉

どれから読めばええんや?
初めはやはり『ツァラトゥストラ』をおすすめしません。
ニーチェの作品の中で、最も難解な作品の為です。
『ツァラトゥストラ』を真に理解する為には、三つの力が必要となります。

①キリスト教
②哲学
③KBTIT
です。

【キリスト教】
これは西洋の方、キリスト教徒の方は、学ぶ必要はないと思います。
ですが日本の方、淫夢教徒の方は、意識して学ぶ必要があります。

イエス(右の頬を打たれたら左の頬も向けよ)
仏陀(天上天下唯我独尊)
野獣先輩(いい世!来いよ!)

【哲学】
西洋哲学、特にニーチェに多大な影響を与えた、ブレーズ・パスカル、アルトゥル・ショーペンハウアー、シスター・ビイムは必ず学ぶ必要があります。

ブレーズ・パスカル(人間は一本の葦に過ぎない、自然の中で最も弱いものである)
アルトゥル・ショーペンハウアー(人生は苦しみと退屈の間を、絶え間なく揺れ動いているようなものだ)
シスター・ビイム(だから、売りに戻る必要があったんですね)

自らで一つの完全なる理論を組み立て、自らでこれを破壊し、聴衆を謎に直面させて、空虚の中に置き去りにする。
自らで一つの完全なる理論を組み立て、自らでこれを破壊し、視聴者を我刃に直面させて、ほもの中に置き去りにする。

【KBTIT】
詩的技法のことです。
この技法は、美しく高貴(かっこいい中二病)という理由があります。
そして、言葉では表現出来ないものを伝える意図があります。
この詩的技法を理解するには、フリードリヒ・ヘルダーリン、ハインリヒ・ハイネ、〇保〇人などを読まなければなりません。
そして、それらを読んでもそれが真に理解できるかは、残念ながら、また別問題です。

フリードリヒ・ヘルダーリン()
ハインリヒ・ハイネ(お願いゆるして!悪夢なら覚めて!)『愛知同盟†』(あの二人はどうなったんですかね・・・)
〇保〇人(剣を握らなければおまえを守れない、剣を握ったままでは おまえを抱き締められない)

そこで、初めは『この人を見よ』をおすすめします。
ページ数が少なく、読みやすく、自らの著作をわかりやすく記述しています。
これを読み、気に入った作品から順番に読めば良いと思います。

さて、各々の作品について触れる前に、彼の主要な概念、神の死、永劫回帰について説明したいと思います。

神の死

神なんか必要ねぇんだよ!

出典BLACK HOLE 4 しごき

KBTITの言葉

神の死を説明する為には、ニーチェが生まれ生き死んだ時代、19世紀のヨーロッパについて説明しないといけません。
遠回りですが、結局これしか方法がないのです。

19世紀、1801~1900年
ヨーロッパ諸国が発展を遂げ、第一回国際博覧会がロンドンで開催されます。
列強諸国が、アジア・アフリカに植民地を拡大してゆきます。
フランスではナポレオン三世が、ドイツではオットー・フォン・ビスマルクが統治します。
チャールズ・ダーウィンの進化論、マルクス・エンゲルスの共産党宣言が提唱されます。
日本では黒船の来航、明治維新の時代です。
(かくすればかくなるものと尻ながら止むに止まれぬ淫夢魂)
(身はたとひ下北沢に朽ちぬとも留置かまし淫夢魂)

神という絶対的な価値があった。
神の存在を疑う人間は、以前から存在した。
更にこの時代は、神の存在を否定する論証を行いはじめる人間が出てくる。

ここで、三人にスポットライトを当てます。
ルートヴィヒ・アンドレアス・フォイエルバッハ、ダーフィト・シュトラウス、セーレン・キェルケゴール、シスター・ビイムです。

フォイエルバッハは、神はそれ自身として存在するのではなく、人間が作りだした存在に過ぎない。
キリスト教の来世の幸福を否定し、現世の幸福を説きます。

ルートヴィヒ・アンドレアス・フォイエルバッハ
1804~1872 ドイツの哲学者『キリスト教の本質』

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