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7度目の正直!?河瀬直美監督『光』がカンヌ・コンペ部門出品へ

永瀬正敏が主演する河瀨直美監督最新作「光」がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品が決定。河瀬監督は審査員特別大賞「グランプリ」を受賞した『殯の森』含め7回目となる。今度こそ最高賞のパルム・ドールを受賞できるか、注目される。永瀬正敏&水崎綾女が出演。

更新日: 2017年07月02日

aku1215さん

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◆永瀬正敏と河瀬監督が再タッグを組んだ日仏合作映画『光』

視覚障害者の映画観賞用音声ガイドを制作する主人公・美佐子と、中途失明した写真家・雅哉の交流を描く物語。

『あん』(2015)

監督:河瀬直美
脚本:河瀬直美
原作:ドリアン助川
出演:樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅


報知映画賞主演女優賞(樹木希林)、ヨコハマ映画祭主演男優賞(永瀬正敏)ほか、各映画賞受賞多数

◆永瀬を想定して書かれた河瀬監督のオリジナル脚本

“映画”の音声ガイドの制作にたずさわる美佐子。あるとき、視覚障碍者向け映画のモニター会で弱視のカメラマン、雅哉と出逢う。映画の光に導かれるように、2人は音声ガイドの製作過程で衝突を繰り返しながらも、互いの心をゆっくりと通わせていくが――。

半年間の構想の末、カメラマンという主人公が浮かび、永瀬を想定してオリジナル脚本を執筆。「永瀬さんは『あん』の世界に魂を置いてきてくれた。そういう役者はいない」と絶大な信頼を寄せている。

河瀬監督のコメント

永瀬にとっても、特別な役だ。祖父(故人)は宮崎・都城で写真店を営む写真師、自身も写真家として、国内外で数多くの個展を開催している。

◆注目女優・水崎綾女の役づくりも話題に

映画「あん」の監督、河瀨直美の新作「光」2017年5月27日公開決定 永瀬正敏のビジュアル解禁 #永瀬正敏 #光 ilip.jp/I0001427 pic.twitter.com/iP6icpqiKs

水崎綾女と永瀬正敏

ヒロイン美佐子役を務めるのは、「進撃の巨人」(15)などで注目されている水崎綾女。「感情をそのまま出しているところがいい」とオーディションで選ばれた。

役そのものを生きることを要求する河瀬監督流の演出に従い、クランクイン4日前の10月12日に奈良入り。美佐子の自宅という設定のマンションで住み込みを始めた。

◆その『光』がカンヌ・コンペ部門出品へ

5月に開催されるカンヌ映画祭で、最高賞パルムドールを争うコンペティション部門に河瀬直美監督の「光」(5月27日公開)が選ばれた。

河瀬監督にとっては「監督週間」カメラドール(新人監督賞)受賞の『萌の朱雀』(’97)をはじめ、グランプリ受賞の『殯の森』(’07)、『2つ目の窓』(’14)、『あん』(’15)に続く、日本人監督としては最多となる7度目。

主人公・雅哉を演じた永瀬さんは、河瀬監督の『あん』と、ジム・ジャームッシュ監督&アダム・ドライバー主演の『PATERSON』(原題)に続き、出演作が3年連続で同映画祭の招待を受けることとなり、日本人俳優として初の快挙となった。

◆カンヌで評価されてきた河瀬監督 最高賞の期待高まる

『殯の森』(2007)

監督:河瀬直美
脚本:河瀬直美
出演:うだしげき、尾野真千子、渡辺真起子


第60回カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールに次ぐ、審査員特別大賞「グランプリ」を受賞

1997年劇場映画デビュー作「萌の朱雀」で、カンヌ国際映画祭カメラド−ル(新人監督賞)を史上最年少受賞。2007年『殯の森』で、審査員特別大賞グランプリを受賞。

2009年には、カンヌ国際映画祭に貢献した監督に贈られる「黄金の馬車賞」を受賞。2013年にはコンペティション部門の審査委員。今年は短編部門、シネフォンダシオン部門の審査委員長を務める。

周囲からは「次は最高賞のパルム・ドール受賞」との期待が大きいが、河瀬監督は「祈っといてください」と笑っていた。

・カンヌ映画祭とは

カンヌ映画祭は、ヴェネツィア国際映画祭やベルリン国際映画祭とともに、世界三大映画祭と称されています。1946年に創設。毎年5月に開催され、世界中から様々なメディアに取り上げられています。

日本人でパルムドールを受賞した方、『地獄門』(衣笠貞之助監督)、『影武者』(黒澤明監督)、『楢山節考』(今村昌平監督)、『うなぎ』(今村昌平監督)

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