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誰もが標的となるサイバー犯罪のなかでも増える「ネット脅迫」

匿名で、パソコンやスマホで手軽にできるためなのか?ネットにおけるサーバー犯罪が後を経ちませんが、なかでもネット脅迫が加害者の非常識さと行動の軽さから増加傾向。非常識者が常識者を悪者にしようとするわけですが、やはりそんな非常識者はネットで叩かれる羽目に。

更新日: 2017年04月20日

egawomsieteさん

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■ネット脅迫の摘発3割に急増、過去最悪 警視庁

昨年1年間に警視庁が摘発したサイバー犯罪のうち、脅迫事件は123件に上り、前年と比べて28・1%の急増となったことが、警視庁サイバーセキュリティ対策本部のまとめで分かった。統計を取り始めた平成13年以降で、最多となった。会員制交流サイト(SNS)へのしつこい書き込みなど、インターネットを使ったストーカー行為の増加が背景にあるとみている。

小金井市で昨年5月、音楽活動をしていた女子大生が刺されて一時重体となった事件では、逮捕されたファンの男が、女子大生のツイッターに誹謗(ひぼう)中傷する書き込みを頻繁にしていたことが判明。今年1月に施行された改正ストーカー規制法は、SNSへの連続送信なども新たに規制対象に加えた。

 昨年のサイバー犯罪全体の摘発件数は1221件で、26年以降は横ばいの状態が継続している。脅迫事件の摘発が増えたことについて、対策本部の担当者は、「小金井の事件を教訓に、警察がより敏感に対応するようになったため」と説明した。

 昨年のインターネットバンキングによる不正送金も1011件で前年の6・5%増だったが、被害額は32・2%減の10億7100万円だった。法人口座の被害額が、前年の5億6100万円から6600万円へ大幅に減ったことが要因という

捜査に当たる警視庁サイバー犯罪対策課は、「企業側が取引の監視機能を強化した結果。新しい手口も出てきていたちごっこだが、被害防止と摘発を進める」と話す。

 摘発には至っていない事案も含めたサイバー犯罪の相談は1万7284件で、前年から14・4%減。内訳は、架空請求のメールを送り付け、指定した口座に代金を振り込ませるなどの「詐欺・悪質商法」が8371件で約半数を占めた。

■最新レポート:サイバー犯罪者は必ずしも高度で最新の攻撃手段を使わない

Ciscoのまとめた2016年の実態には、以下のようなものがありました。

セキュリティの侵害を受けた組織の50%以上が、その後、世間の厳しい監視の目にさらされました。侵害によって最も重大な影響を受けるのは業務システムおよび財務システムで、2番目は、ブランドへの評価、3番目は、顧客維持でした。(情報漏洩の影響は各方面に波及することを企業関係者は心しておくべきです)。
被害の影響は甚大で、侵害を受けた組織の22%が顧客を失い、そのうちの40%が、20%以上の顧客を失っています。また、侵害を受けた組織の29%が収益を失い、うち38%が20%以上の収益を失っています。侵害を受けた組織の23%が事業機会を失い、うち42%が20%以上の機会を失っています。(影響は甚大です)。

セキュリティ対策の強化を阻む障壁として企業のCSOらが挙げているのは、予算の制約、システムの互換性の低さ、人材不足です。また、セキュリティ運用責任者たちの回答から、セキュリティ部門の環境がますます複雑化していることも浮き彫りになりました。回答組織の3分の2近くが、6種類以上のセキュリティ製品を使用し、その数が50以上にのぼる企業も少なくないのです! そのために、優れたツールがあっても効果的に使用できなかったり、間違いをしたりする可能性がますます高くなっています。(複雑なツールと人材不足が企業を危険にさらしているのです)。

攻撃者は、アドウェアやスパムメールといった「古典的」な攻撃手法を活用し、複雑化によって生じたセキュリティギャップをいとも簡単に突いてくることもわかりました。(多くの場合、単純な攻撃で事足りるため、攻撃者は、高度な攻撃手法を考案・実行する必要もありません)。

スパムメールの量は、現在、2010年以来最多で、Eメールの総数のおよそ3分の2を占めています。そしてスパムの8~10%が、完全に悪意のあるものです。世界のスパム量は増加しており、その多くが、大規模かつ活発なボットネット(攻撃者によって構築され、インターネット経由の命令によって遠隔操作をされているデバイス群、またはネットワーク)によって拡散されています。(スパムがいつまでもなくならないのは、それが功を奏するからなのです!)

従来型のアドウェア(ユーザーの許可なしに広告をダウンロードしてしまうソフトウェア)が、依然威力を発揮し続け、調査対象の組織の75%がアドウェアに感染していることがわかりました。

組織は、受信したセキュリティアラートのうち、56%しか調査できていないことがわかりました。そして問題の修正に至ったのは、適切なアラートのうち半分以下でした。防御側は、もっているツールの性能を信頼してはいるものの、運用の複雑さと人材の問題で、効果的に使用できていないのです。こうした、重要なセキュリティ要件への組織の対応が追いつかないという実情に、攻撃者はつけこんでいるのです。(アラートが多すぎるために「オオカミ少年」状態になる(アラートを真剣に受け止めなくなる)、そして、重要なアラートが本当に多すぎてセキュリティ担当者が対応しきれないケースが少なくないのです。)

■ネットにジャニーズ社長殺害予告 脅迫容疑で18歳少年逮捕

インターネットの掲示板にジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(83)の殺害予告を書き込んだとして、警視庁少年事件課は13日までに、脅迫容疑で専門学校生の少年(18)=大阪府大阪狭山市=を逮捕した。

 警視庁によると、少年は容疑を認め「たくさんの人が書き込みを見てくれるだろうと思った」などと供述している。喜多川社長と面識はなかったという。

 逮捕容疑は1月22日、スマートフォンからゲームサイト内の掲示板に、喜多川社長に対し「殺害予告します」「俺は本気だ」などと書き込んだ疑い。

 少年は昨年11月から、ほかの女性アイドル歌手らに対しても殺害予告を書き込んでいたという。

■「ネットに書くぞ!」は脅迫で、許してはいけない 「爆笑問題」の田中がファンの発言にキレる

「爆笑問題」の田中裕二さん(49)がラジオ番組で激怒した。テレビの生放送に司会として登場する直前にファンからサインをしつこくねだられた、というのだ。筆記用具も持っていなかったため「ごめんなさい。あとでするから」と断ると、ファンは残念そうなそぶりをした後、「ネットに書くからね」と言ったのだそうだ。

ネットに流れた噂話のせいで仕事が無くなったり、スポンサーが離れてしまったりする芸能人もいる。田中さんは「ネットに書く!」といって何かを要求するのは脅迫であり、絶対に許してはいけないことだと思う、などと強調した。

田中さんが出演したのはTBSラジオ「JUNK 爆笑問題カーボーイ」の2014年2月5日放送分。怒りが込み上げしてしまう出来事は14年1月3日の生放送、NHK「初笑い東西寄席」でのこと。総合司会だった「爆笑問題」の2人が出番待ちをしているときに一人のオバサンがサインを求めてきた。田中さんは、

“「もうすぐ生放送の本番だから、ごめんなさい、今はちょっと出来ません」

と断ったが、「サインちょうだい」と退かなかった。しつこさに根負けした田中さんが「マジック(ペン)とか持ってる?」と聞くと、持っていない、ということだった。

“「それじゃあもう、本当に(サインが)できないから、ゴメンゴメン、後でするから」

と言ったところ、

“「エッーーーー!わかった。じゃあ、もう、ネットに書くからね」

と言われたのだという。田中さんは「そういうこと、しないでよ~」とおどけて見せたが、頭の中は激しい怒りが渦巻いていた。ファンの言葉は捨てゼリフだったのか、それともギャグのつもりで言ったのかはわからないが、「ネットに書く」という言葉がどれだけ悪いのか、暴力的なのかを理解しているのか、と批判した。ネットに書かれた噂話で仕事を無くしたり、スポンサーが離れたりすることもありうるわけで、

“「そんなのもう、今、脅迫だよ。オレはちょっと、絶対許しちゃいけないと思う」

とキレまくった。

ITジャーナリストの井上トシユキさんは、「ネットに書くぞ!」などと発言するのは明らかに「脅し」だが、それがいかに非常識なことなのかわからない人が増えている、と分析している。ツイッターやラインを使うことが生活行動の中に組み込まれてしまい、見たり聞いたりしたことをよくも考えずにネットに投稿する。そこには公には言ってはいけないことや、自分が非常識であることに気が付かないまま、常識ある相手を悪者にしている、という場合も少なくない。

“「不適切な写真をツイッターにアップしたバカッターがいい例ですが、『ネットに書くぞ』と脅したとしても、今はそんな非常識な告発者がネットで叩かれます。ネットでの発言には思慮深くなることが必要だと思います」

■眞鍋かをりも怯える、ネット脅迫の実態とは

タレントの眞鍋かをり(34)の殺害予告をインターネット上に投稿したとして、青森県の無職、松橋一樹容疑者(39)が警視庁に逮捕された。

 数年間に及び、松橋容疑者からブログのコメント欄やツイッターで「殺す」などと脅迫を受け続けた眞鍋。その恐怖たるや想像を絶するが、容疑者逮捕の1カ月半前、テレビ番組で「死ぬのがイヤすぎる」などと、不安を語っていた。

9月28日に放送された「ボクらの時代」(フジテレビ系)。歌手の一青窈、エッセイスト・たかのてること共演した眞鍋は、旅行に関するトークの中で自身の人生観を披露。

「ここしか居場所がないと思うと、圧倒的にしんどいですよね」

「不幸は想像できる範囲より、想像できないところからやってくる」

 など、眞鍋はネットストーカーによる脅迫被害を連想させる発言を連発したのだった。

「死ぬのがイヤすぎて。ご飯とか食べていてもすごい美味しいじゃないですか。これをあと、何百回、何千回食べたら死んじゃうかと思うと悲しくて仕方がない」

 と、死の恐怖を赤裸々に語っていたのである。

 ネット上で多発する芸能人へのストーカー。ブログやツイッターでファンとの距離が近くなったのも良し悪しである。

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