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こころの健康、気にしてますか?~統合失調症について~

統合失調症というとどんな病を想像しますか?あまりご存じない方も多いと思いますが、知っている方も「普通の話も通じなくなる」「幻聴や幻覚」などのイメージが強いかもしれません。しかし、この病気は100人に1人弱という高い頻度で現れます。怖くない統合失調症についてまとめてみました。

更新日: 2017年04月22日

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1.統合失調症とは?

統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。それに伴って、人々と交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け(生活の障害)、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすい(病識の障害)、という特徴を併せもっています。

以前は「精神分裂病」が正式の病名でしたが、「統合失調症」へと名称変更されました。

2.統合失調症の原因とは?

統合失調症の原因は、今のところ明らかではありません。進学・就職・独立・結婚などの人生の進路における変化が、発症の契機となることが多いようです。 ただ、それらは発症のきっかけではあっても、原因ではないと考えられています。

というのは、こうした人生の転機はほかの人には起こらないような特別な出来事ではなく、同じような経験をする大部分の人は発症に至らないからです。

統合失調症の症状は大きく、幻覚や妄想などの「陽性症状」、意欲の低下などの「陰性症状」、臨機応変に対応しにくい「認知機能障害」に分けられます。

3.あるはずのないものが現れる「陽性症状」

(具体的な症状)幻覚・妄想など

陽性症状は統合失調症の特徴的な症状群の1つで「本来はないものがあるように感じる」症状の総称です。「本来聞こえるはずのない声が聞こえる」といった幻聴や、「本来あるはずのない事をあると思う」妄想などが該当します。

<幻覚>現実にないものをあるように感じる

幻覚は、実際にはないものをあるように感じることです。視覚や聴覚、嗅覚、触覚などさまざまな感覚で現れます。

なかでももっとも多くみられるのが、実在しない人の声が聞こえる幻聴です。その声は、自分に対する悪口や噂であったり、何かの命令であったりします。ときには、テレパシーや電波などの形で感じることもあります。

そのほか、ほかの人に見えないものが見える幻視、普通なら感じないような身体の症状を感じる体感幻覚、幻嗅、幻味などが起こることもあります。

<妄想>現実にはあり得ないことを信じ込む

妄想は、非現実的なことやあり得ないことなどを信じ込むことです。
自分の悪口を言っている、見張られている、だまされているといった被害妄想が代表的です。周囲の人の言動がすべて自分に向けられたものだと確信する関係妄想、有名スターの子どもであるなどと思い込む誇大妄想などがみられることもあります。

4.感情表現が乏しくなったり、意欲が低下する陰性症状

陰性症状は、感情の平板化や意欲の減退、思考の低下などの症状です。多くは陽性症状に遅れて現れます。

<感情の鈍麻・平板化>喜怒哀楽の表現が乏しくなる

人間が本来持っている「興味」「感心」が乏しくなってしまう症状です。

周囲への関心や興味が乏しくなり、日常の多くのことに無関心になってしまう事を無為と呼びます。

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erikatojoy50531413さん

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