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強面のプーチン大統領。でも、内情はかなり苦しい。そして、それが怖い。

日ロ関係、Win-Winの関係を築くのは難しそう。

更新日: 2017年04月27日

moruzibu21さん

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日本にとって手強い交渉相手のロシア・プーチン大統領。

安倍晋三首相は27日にモスクワを訪れ、ロシアのプーチン大統領と会談する。

しかし、プーチン大統領は軍事力の行使、治安対策以外の評価は低い。

プーチン政権下で「ロシア大国主義」が復活しているというのが通説なのは承知している。だが、「大国ロシア」は、実は虚構に過ぎないのである。

ロシア人を過小評価するのは禁物ですが、プーチンについては、ロシアを衰退させている指導者であるように見えます。ロシアのGDPは韓国以下です。

実績である経済再建も、石油などの資源価格が高かったことが大きい。

国家の歳入の約5割がエネルギー収入によって賄われており、輸出の面においても約70%を原油や天然ガスといったエネルギー関連品に依存しています。

現在の長期的な原油価格の下落は、ロシア経済に深刻なダメージを与えている。輸出による利益が減少、通貨ルーブルが暴落し、石油・天然ガス関係企業の開発投資がストップ

アルミ、銅、石炭、鉄鋼、石油化学、自動車などの産業で生産縮小や工場閉鎖が起きているのだ。

その動きを加速させそうなアメリカのトランプ大統領。

シェールオイルとともにシェールガスも増産され、米国の天然ガスの価格は大幅に下落している。

第二次シェール革命が進行中である。

 一層重要なことに、さらに多くの埋蔵量が確認された。世界市場は深刻な影響を受けるだろう。

シュール革命とは、不可能だった石油・天然ガスの採掘を可能にした技術革新のことです。

トランプはシェールガスやオイルへの規制を弱めるとしており、これはロシア財政の命綱を弱くすることにつながります。

米ロの国益は一致よりも衝突する面が多いことがだんだんに明らかになると思われます。背景は判然としませんが、トランプは対ロ強硬派のコーツを国家情報長官に任命したりもしています。

そうなると、日本の立ち位置も難しくなりそうです。

ロシア経済は順調ではなく、格差も進む。

ウクライナ危機をめぐる制裁や、原油価格の低迷による経済の疲弊により、昨年のロシアの貧困人口は過去10年で最高の2000万人近くに達した。

勤労者の4分の3が貧困層にとどまるというのは、日本でも話題になった「ワーキング・プア」そのものだ。そしてロシアの場合、貧困者の数の問題以上にロシア固有の問題がある。

 それは教師や医師、それに科学者、エンジニアといった、西側社会ではエキスパートと呼ばれる職種の勤労者の多くが貧困層に属するという問題である。

エネルギー資源のみに依存する経済の改革は、その必要が指摘されて久しいですが、利権構造上それができずにいます。優秀な若者が、自由もなく教育も医療も貧弱なロシアに愛想をつかし、移住しています。

軍事・宇宙の、世界トップレベルの分野も苦しんでいる。

兵器産業以外には競争力のある産業が育っていません。ロシアの、世界に対する政治的かつ経済的な影響力は、長い目で見ると確実に低下していくことになるでしょう。

ロシア空軍で6月以降、戦略爆撃機や戦闘機などの事故が6件発生する異常な事態が起きている。

2015.7.22付記事。

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moruzibu21さん

食・ビジネス・映像作品を中心にまとめています。